海の命(3)

2011-03-02 | 授業記録
・追読み(一場面)
課題把握
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太一の、海に対する思いを読み取ろう
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学習用語、「登場人物」「主役」「対役」を確認。

第一文目を音読し、「海の命」の主題についての伏線を張る。
(今は、まだ分からなくてもいいが、とにかく伝える)


【発問1】
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「海のどんな表情でも~」
海にはどんな表情があるか、
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季節や時間ごとに変わる海について話し合わせ、
「そのどんな表情も好きな太一」の海に対する思いをおさえる。




【発問2】
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太一が「漁師になりたい」という強い気持ちは
どの部分から分かるか
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”はばかる”の意味を調べなさい。 →遠慮する。
 太一の「漁師になりたい」という強い思いをおさえる。

「ぼくは漁師になる。おとうといっしょに海に出るんだ」を音読しなさい。
→「はばからなかった」ということを意識して読ませる。


【発問3】
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父が一流の漁師だったことがわかる箇所はどこか。
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1)潮の流れが速くて、誰にももぐれない瀬に、たった一人でもぐっては、
2)父は自慢することもなく~
3)「海のめぐみだからなぁ」
4)不漁の日が十日間続いても~
5)仲間の漁師が引き潮を待ってもぐってみると
 (父しかもぐれないことを強調している)

※ 不漁の日が十日間続いたら、これは死活問題だということを認識させる。
 (児童の抵抗と限界をおさえて指導する)

【発問4】
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先ほど挙げた1)~5)の中で、
最も「すごいなぁ」と思う物はどれか
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いつでも海の恵みに感謝し、泰然とした父親のすごさに気付かせる。


【発問5】
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父はどんな状況で事切れたのか。
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教材文から分析する。
・父はロープを体に巻いたまま、
・ロープを斬るしか方法はなかった。
・何人がかりで引こうと全く動かない。

→クエを引っ張りあげる途中で力尽きて息絶えたと考えられる。



【発問6】
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太一の、海に対する思いを読み取ろう
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父を超えたいという思い。
父を倒したクエに会ってみたい。勝負してみたいという思い
村一番の漁師になりたいという思い



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