常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

JA茨城みどりのこと

2011-03-28 22:12:01 | 震災
3月11日の晩は、市役所に開設された避難所で過ごしました。
その夜はとても寒くて、借りた非常用の毛布にくるまっていたのだけれど、
寒さと余震でとても寝られませんでした。
翌日、お昼ごろ暖かい炊き出しのご飯をいただきました。
小さなビニール袋に一合ぐらいのご飯が詰まっていました。
とても美味しかった。
そのお米は、JA茨城みどりさんからの無償提供だったそうです。
高級ブランド米の奥久慈米のほか、みどり米など、
そのときJAさんの在庫を全部持ってきてくれたんだそうです。
どうりで、美味しかったはず。
私たちは、あんな状況でとてもぜいたくをさせてもらったようです。
ご飯を食べたら、元気が出てきて、
ああ、やっぱり私たちはお米で生きている、そう思いました。

あれから2週間以上たつのに、
震源から離れた茨城県で、まだ余震が続いています。



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岩瀬

2011-03-24 19:09:14 | 震災
いろんな人の話から、常陸大宮市では、
久慈川と玉川にはさまれた岩瀬地区が
もっとも被害の大きい地区の一つのようです。
私も通りがかりましたが、住めなくなったお宅がいくつかあって、
とても胸が痛みました。
写真は撮れませんでした。
岩瀬地区から国道118号線に向かう農道が、玉川を渡る
「道本橋」から岩瀬地区の遠景です。

二つの河川に挟まれた豊かな水田が広がる地域です。
そのぶん、地盤は弱いのだそうです。
でも、常陸大宮市では、こんな地震は
ありえないと考えられていたんでしょうね。

道本橋も20センチくらいの段差ができてました。
こんな風景を常陸大宮市で見ることになるなんて・・・・。
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元気です

2011-03-20 14:02:03 | 震災
ほんとうにいろいろあって
なかなか更新できませんでした。
今日も写真が載せられません。
常陸大宮市は震度6でした。
全壊、半壊の家もありました。
瓦屋根が崩れた家も千軒以上。
市役所に避難した人は800人いたそうです。
(私もそのひとり)
私の大好きな常陸大宮の景色にも、
瓦屋根にブルーシートがかかっている民家が
いくつもあります。
水道はまだ完全復旧していません。
今日もガソリンスタンドには何キロも行列ができ、
ほうれん草農家は出荷自粛要請に苦しんでいます。
それでも、みなさん「東北の人たちに比べたらね・・・文句言ってらんね」と、
もくもくと壊れた家や塀の片づけをしています。
幸い、市民に死者やけが人はでませんでした。
みんな元気です。

コメント (3)
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