常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

ひとり農業(金スマ)

2010-11-30 20:54:43 | 里の話
金曜日の夜、自宅にいるときは、だいたい金スマ見てます。
なぜなら、「ひとり農業」が楽しみだから。
金スマの「ひとり農業」のコーナーは、番組ディレクターの渡辺さんが、
ひとりで農業に取り組む姿を紹介している。
その舞台が、なんと常陸大宮市の里山。
金スマだよ、TBSだよ、全国ネットだよ。
彼が住む民家、耕す田畑は、常陸大宮市では、ごく普通の風景。
農家の息子である同僚が、
「なんであの番組(コーナー)が人気あるのか、不思議。」と言っておりました。
そりゃあ、里山で農業してのんびり暮らすのが、多くの都会人の憧れだからだよ。
「すっっごくたいへんなんだよ。」
わかってるって、だから憧れなんだよ。

金曜日の夜9時はTBS金スマ「ひとり農業」で常陸大宮市の里山にふれてみてください。
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石碑

2010-11-29 23:39:12 | 里の話
花立トンネル近くの緒川地域の田んぼのすみに、
モミジをお供に、五つの石碑が固まって鎮座。
おそらく、後ろの川の改修工事のときにでも、離れていたのを、まとめて設置したのだろう。
かすかに「二十四夜・・」とか、富士山らしきマークと「富士講」などの碑文がみられる。
が、あとはかすれてよくわからない。
富士講の石碑は、江戸時代の富士山信仰のグループが、
信仰の記念に設置したものが多いと聞いたことがある。
もしかして、この石碑は江戸時代からあるのかも。

田んぼで農作業する人たちは、モミジの彩りの変化を楽しみにしているだろう。
この石碑にモミジを添えた人のデザインのセンスに感服。
里山の風景は、地域の人たちの数十年、数百年先を考えたデザインでできている。
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杉の話

2010-11-28 17:47:23 | 山の話
あんまり空と杉林がきれいだったので、市役所の美和総合支所の駐車場からパチリ。

最近は人気のない杉や桧ですが、私は大好き。
一年中変化がなくてつまらないとも言われるけど、
春は枝先に瑞々しい新葉が見られるし、
秋から冬には、木全体がかすかに黄味や赤味を帯びて四季を感じさせる。
まっすぐ立ってる樹形もかっこいいし、縄文のころから日本人の生活を支えてきた親しみがある。
でも、今年は正直、ちょっといや~なかんじ。杉の枝先に、たくさんついてるんだよね、花芽が。
こんなについてるのって、あんまり見たことがない・・・はじめてかも・・・・。


美和地域の林道にこんな看板のある植栽地がありました。
小さな杉の苗が丁寧に等間隔で植えられている。
もう杉は植えなくていいよーって気持ちもあるけど、山には適地適木といって、
杉が向いているところには杉を植えるべきなんだそう。
森の成長には時間がかかる。効果が見えてくるのは気の遠くなる未来。
でも、その未来を見据えて、山の人たちが踏み出した一歩。
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セイタカアワダチソウの田んぼ

2010-11-27 17:47:04 | 里の話
緒川地域の小舟川に沿う小さな河岸段丘のたんぼ。
ちょっと入ったところにあって、周囲は樹木や段丘の崖に囲まれてる。
道や畦は、きれいに草刈されていて、田んぼは稲が刈られた跡。
ていねいな農作業の苦労が感じられるのに、田んぼ2枚にセイダカアワダチソウがびっしり。


よく、耕作放棄地とか遊休農地と呼ばれるけど、農家の人は、耕作をあきらめさせられたんじゃないかな。
そんな気がする光景でした。


もったいないね。かわりに作付できる農作物はないかなあ。
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滝の神様

2010-11-25 20:49:25 | 神社仏閣
緒川地域の国道293号線から見える小さなお社。
田んぼと杉山の境の川をわたった向こうにある。
ちょっと気になって近づいてみました。
お社の前に丸太の椅子がいくつもあって、地元の方々の集まる場になっているのかも。


お社の左奥から水音が聞こえるので、スギ林のなかを覗くと、
ちょっと入ったところに高さ5m前後の岩の崖があり、
小さな滝がありました。

滝の名前を記した案内板もありません。
この滝がなんと呼ばれているのか、この地の人々しか知らない。

お社の中を覗くと石尊神社と書かれた札が見えました。
ネットで調べたら、巨石と水を神様とする信仰らしい。
この岩と滝がご神体かもしれない。
ほんの少しスギ林に入ったところなのに、空気が違う。不思議な空間でした。
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