伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

庭の春深まりツバメが飛来

2024年03月30日 | 
 リビングの窓を横切る黒い影。軽やかに空を切るその姿は紛れもなくツバメ。
 今年もさっそくやってきたようだ。


 さっそくと書いたが、特別に早いわけではない。
 記録の分かる限りまとめてみると、
昨年も今年とほぼ同じ3月末から4月始めの頃、
一昨年(2022年)は3月20日、
2020年が3月21日、
2018年が4月6日、
2017年が4月7日、
2015年が3月28日、
2014年が4月6日、
2013年が4月4日、
2012年が4月11日
だった。

 これはあくまでそのシーズンに初めて見た日をX(旧ツイッター)書きとめていた個人的な初見の日だ。実際には多少早い時期に飛来していた可能性はあるが、比較してみると今年が特に早いわけではなく、むしろ標準的な飛来ということになる。

 ツバメが飛来した庭は、次々と春の花が咲き継いでいる。

 クロッカス、
ハナニラ、
3月20日に開花したマメザクラはほぼ満開、
満開の花から蜜を吸うのか、花粉を採取するのか、オオマルハナバチが花を渡る、
ツクシ、
咲き誇るオオイヌノフグリ、

ユズを剪定(たぶん切りすぎ)したら、
葉っぱに去年の夏に置き去りとなったアブラゼミの抜け殻があった。

 その庭にはまだ冬鳥もやってくる。
 シーズン最中の寒い時にはあまり見なかったジョウビタキがひんぱんに庭にやってくる。


 野鳥の世界では、この時期は冬と夏が交錯する世界のようだ。

 ユズの剪定作業していると空を飛び去る航空機がひんぱんに目につく。比較的低空を飛ぶのは成田行きの便。

 ジンエアー、
KLMオランダ航空。

 遠野上空は、西方の国々やアンカレッジ、あるいは北海道から成田に向う便が通過する。上空を通過する偏西風に乗って飛んできた航空機が方向転換するポイントになっていることが原因だと思う。

 通過する多くは定期便のようだが、珍しいところでは海上自衛隊P3-Cや米軍輸送機が飛ぶが、たった1度だけペトロハバロスク発たぶん成田行きのロシア製輸送機イリュージョンIL76TDが飛んだことがある。

 見たことがないものを見られるかもしれない。その期待から航空機の音が聞こえると空を見上げる。


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