山口日記

その日を記し、その日を残し、来るべき日を見据え、来るべき日を迎えるために。

う~

2005年07月31日 | 日記
今朝お世話になった先輩を鹿児島に送り届けに港へ。
大きなフォークリフトがそれは見事に荷物を船に積み込む様を眺めながら、なんだか変な孤独感に襲われる。
外に出ると波の音しか聞こえないような生活の中で暮らしてきた人間がなんでこんなところでそんな感覚に襲われるのかなんてわかるはずもなく、船から顔も出さない(見送っていることに気づかなかったらしい)先輩を船ごとまとめて送り出す。
実験所に帰ると人気が無く、やっぱりにぎやかなのはいいな~なんて思いながら夕方まで寝てしまった。
人がにぎやかな田舎ほど居心地のいい場所は無く、人が死んだような都会ほど気持ち悪い場所は無い(別に都会の人が死んでいるなんていわないし、田舎の人がいい人だなんて思ってない)。
以前にも書いたけど出勤時間の山手線の雰囲気はすさまじく、あれだけの人間が集まっているにもかかわらず話し声一つしない車内は異様で、帰りの電車は打って変わって酒に顔を赤らめた人たちの話し声であふれかえっていた。

目が覚めてまず考えたのは二度寝。
でもこの時間にそれをやってしまうと夜中えらいことになると思って起きる。
飯を作っていると留学生の女の子登場。
この子は明るくていろんなことを話してくれる。
こっちがへたくそな英語で返そうと頑張っているのにも答えてくれる。
おかげで初めの頃と比べるとだいぶ話せるようになってきたと思う。
あと一ヶ月、今日の出来事や面白い話を伝えられるくらいに頑張ってみよう・・・かな。
これから部屋と机を片付けて明日からの実験に備えます。
明日からは心を入れ替えて研究者に戻るつもりです。

みんな元気にしてますか?

のんびりと

2005年07月30日 | 日記

いや~何回も書いたけど疲れた。
なんと言っても北海道から来た友達がわずか2投で70センチはあるガーラを上げるとは思わなかった。
ショックでショックで仕方がなかったわ。
それに40手前の先生も同じ生活をしていたと言うことが信じられない。
15年後に自分もそんな人でありたいと思いながら、無理だろううな~なんて思ってました。
ビーチパーティをしたんだけども、かなりの勢いで酔っ払ってしまいまして、数々の失敗を犯して異しまいました。
後日けが人続出です。
酔って海に飛び込んで、先輩に切れられた瞬間逆切れしそうになって、自分を止めようと思うけれど酔っ払っている時にイラっときたらもう止まらないもので口を開きかけた瞬間友達にとっ捕まえられて連れて行ってもらいました。
本当に感謝です。
その後の記憶は本当にあやふやで、誰が居たかなんて覚えているはずも無く、どうしてちゃんとベットに寝巻きで寝ているのかなんて分かるはずも無く、全部夢だったんだって思うことにしました。

そんなこんなでここに来て出会った人たちのほとんどが帰っていきました。
明日には宿舎で生活する人間は自分だけになる(留学生は居るけど)ようです。
残りの一ヶ月をどう過ごすかです。
やっぱり実験だな・・・。

なんて思いましたが、やっぱり月曜日までお休みにします。
明日はビール祭。
オリオンビールをたらふく飲んで眠ります。
沖縄で飲むオリオンはおいしいですよ。

な~

2005年07月27日 | 日記
近ごろの自分の元気さに驚いていたら今日になってガクっときた。土曜日からよその学生に実験を教えながら朝を迎え、ハーリー(沖縄の伝統的な手漕ぎボートレース)に出場して闘牛を見に行き、魚を漁師さんに貰いに行ってそのまま朝まで呑んでガーラ釣りに行ったら本当に釣れて(おれじゃないけど)、少し寝たら海に行ってドライブしたらまた呑んで、少し寝たら朝にまた起こされて釣りに行き、さすがに疲れて寝てたらまた海に連れて行かれて、帰ってきたらバーベキューでバカみたいに暴れて呑んでしまい二日酔いのまま舟釣りに出かけてぶっ通しで夕方まで釣りした夜が今夜です。いったいどこからどこが一日なのかわからないうえに酒を呑んでるからもうてんで日にちなんてわからんようになってしまいました。でも遊びならこのくらいのことができるんだと少しうれしくなった。

飴と鞭

2005年07月23日 | 日記
腹が減っては戦はできぬと言いますが、飯食ってばっかりだったら戦もできません。
食べたくても食べられない時、会いたくても会えないとき、したくてもできない時、吸いたくても吸えない時、人はイライラしますがそのときの気持ちが大切なんでしょう。
私は無性にたばこを吸いたかった。
先輩の車で遠出して、ポケットの中のたばこはもうすでに空でした。
そんでまた飯食って近くにたばこが売ってない。
これがまた食後の一服が出来ない状況は非喫煙者には想像しがたいイライラが襲ってくるもんなんです。
そんで帰ってきて吸った一本がこれまたうまかった。
最高のご馳走は空腹と言うように、我慢した後のご褒美に勝るもの無し。
ってことで今は我慢の時・・・。
とにかく金がなくなった。
したくない貧乏を強いられるストレスはもうこりごりなんですけど。

あ~

2005年07月22日 | 日記
あ~今週は疲れた。
やらないといけないこともほっぽらかしてPCを触ってます。
そしたら嫌味のように海の日の過ごし方をみんな書いてるし・・・。
北海道の夏なんて夏じゃない。
悔しいから言ってみる。
こっちは台風が去って、ムシムシとした天気から今日は一転、入道雲が立ち並ぶ沖縄らしい真夏日。
海はベタ凪ぎで、昨日の満月は海に道を作って上ってきてました。
今日もベタ凪ぎ大潮。
魚を捕りに行きます。
明日からは地元のお祭。
そして研究室の人が来る。
今週とは打って変わって楽しい日々が待ってるはず。
昨日は昨日でなんでか泡盛ばっかり大量に、しかも4人居ましたが酔ってるのは自分ひとり呑んでちょっと二日酔い。
もっと二日酔いになってもおかしくないのに。
体調は良いようです。
そしてお酒の力で英語が話せるようになるようです。
その力を借りて留学生にバカな事ばっかり教えてました。

海の日の過ごし方

2005年07月18日 | 日記
今日は海の日だってのに朝から実験してる。
今日が海の日だって気づいたのは夕方だけど。
留学生たちは日本の祝日なんて何の関係も無く動き回っているし、実験所に住んでいる時点で意識して休まないと一切曜日なんて関係ないし、休日だからって遊びほうけてたら自分の首を絞めることになるから関係ないんだけど。
なんて偉そうに言ってますが、今日実験しないと帰るまでに結果を出せないので急いでやっただけ。
今日やってしまえば後はそれなりに落ち着きます。
来週は研究室の先生や同期なんかがこっちに来るので少しばかり沖縄めぐりをしてきます。
しかも公認で。

今日は一日留学生相手に実験を説明していたので、普段の倍は疲れる上に、そいつときたらとんだ変態野郎で人の言うことなんてお構い無しだし、これはこいつだけじゃなくて留学生(特に白人)は突然テンションが上がる。
これにはびっくりする。
しまいには日本人に話しかけられて、「そうそう」と答えるところを「YES」と答えてしまい恥ずかしかった。

その上そいつは明日一人で実験するらしい。
俺は実験所に居ないから立ち合えない。
一回人がやってるの見て出来るような実験ちゃうやん!!?
しかも汚されたらしゃれにならんねん!
今回この実験立ち上げるのに1週間と、ちゃんとまわすまでにさらに一週間かかっとんねん。
絶対汚すなよ・・・。
って英語では言えないのでgood luckと言っておきました。

PCに訳の分からん音楽をたくさん入れてはランダム再生で気に入るやつを探そうと何気なく聞いていると、時たま混ざる[blur]とか[Duft punk]とか最近買って、まだイントロでは誰か分からない曲が始まると、「おおこれいいんじゃない」なんて肩透かしを食らっています。
やっぱり、そんなに好きじゃなくても質として高いことを再認識。
実験室でBLURを聞いていると反応する人は居ますが、ローゼスには反応しません。
もちろんFUGAZIにも。
第一そんな曲を流しながら実験しているのがおかしいのかもしれませんね。
でもこの前向かいに座って実験していた女の子がはっぴぃえんどを聞いていた時は思わず話しかけましたけど。
だってハリエの夢の女性を一人見つけたわけですからね。
君の3つ上だけど、確実に君より若く見えるから大丈夫。
もしここを見ていて気になったら連絡しておいで。
こっそり電話してみたくなるようなイベントつきで番号渡しておくよ。
どんな形で電話が来るかはわからんけど・・・。

夏休み

2005年07月16日 | 日記
友達の先輩が南部から遊びに来ると言うことで、沖縄の北端に位置する海岸に行ってきた。
そこは、まだサンゴが生きていて、ウミガメの産卵場になるような場所で、4人ではりきって出発。
台風の影響で風向きがいつもと変わり、何気ない波の変化に違和感を感じました。
・・・そうや、台風が着てるんやった。
気づいたのは出発後。
それでもまだ大丈夫と言い聞かせ、途中飲み物と、安いモリと魚の餌になる魚肉ソーセージを買って到着。


こんなところで泳げるか!!


波は高い上に、入り組んだ地形をとっているため波も潮も一定方向に向かっているわけではなくて、突然沖に連れて行かれる事もあって、こんなところに入りでもしたら知らぬ間に一人二人と居なくなっていってもおかしくない。
ってことで、リーフの内側で少し顔をつけてみたけれど、波で砂が舞って視界が1メートルも無いから潜ったって仕方がない。
せっかくここまで来たのに。
仕方がないから浜でぐだぐだしていると、カメが産卵で砂浜を這っただろうという跡を見つける。
やっぱりカメの気持ちにならないとどこで生みたくなったのかは分からない!
と這いつくばってみましたがそんなことは分かるはずも無く魚に与えられるはずであった魚肉ソーセージを産卵させられました。
その後もこのふやけた魚肉ソーセージで散々遊んで



最終的にモリで捕まえて



帰りました。

2005年07月15日 | 日記
伊江島にきれいな雲がかかってました。
手前の防波堤の落書きがなんだかとっても沖縄らしくて、この相反する二つの感じが偶然の写真ながら気に入ってます。
ぶれてるのは運転しながら撮ったからで、ざんねん。
今日からまた相部屋です。
なんとまあ二つ下の奈良県出身者。
同郷としていろいろ話そうかな。
懐かしい訛になんでか高校時代を思い出して、食堂で料理してるときなんてなんでか修学旅行のような感覚を思い出した。
やっぱりふるさとの訛っていいわ。

返り討ち

2005年07月15日 | 日記
留学生に「俺たちはハードゲイだ!」と3人で教え込んでいたら、アムステルダムから来たようで、「ぜひアムステルダムに来てください」なんて日本語で返された。
面白くないどころか、なんだか怖くなりました。

オランダは同性愛者の結婚が認められているし、さらにアムステルダムではマリファナは合法だし、ゲイバーはたくさんあるし、天国のようなある意味無法地帯のような印象を受ける町。
だそうです。行った事はございません。

クーラー2

2005年07月13日 | 日記
昨日は結局ほとんど眠れず、ぶっ通しで8時間も培養実験をしていたせいで頭がボ~っとしてきた。
11時にはもう無理だと割り切って、焼き鳥とビールで、晩飯兼晩酌。
気持ち良く部屋に帰るとまた寒い!!
ホントに切れそうになったけれど、もう疲れていて嫌になったので、友達(職員)の部屋に布団を敷いて寝ることにしました。
こんなことが続いたら体が持たない。
とか言いながら結局1時過ぎまで海猿読んでたら早寝した意味無いし。