London N12

From London*フツーの日常&ちいさな幸せ

ウィーン ふらふら日記 *その2* 自転車とホイリゲ

2006-10-09 | traveling abroad

今日は午前中は野暮用があったのですが思いのほか早く済んでしまい
お昼過ぎごろにはフリーになってしまいました。

とりあえず、若干お腹もすいてきたのでノルトゼーで軽めに食べることに。
このNORDSEE(←注:リンク先、海の音がします!)ドイツに行くと必ずどこでも見かけるファーストフード的ショップ。ウィーンにもたくさんお店があるみたいです。
(ちなみにわたしはずっとノルドズィーだと思ってましたが、実はノルトゼーと読むみたいです。でもわたしにはHPの発音はノルトズィに聞こえます・・・ムズカシイ・・・)

イギリスにはこういう感じの清潔感のあるファストフードのお店(で安いところ)はあまり無いので、わたしはドイツに行くと最低1回はこの店で“エビフライBOX”とかついつい買い食いしてしまいます。
でも、ファーストフード的とはいえ結構おいしいですよ。お腹のすき具合にあわせて、フィッシュバーガー的なものからエビがたくさん乗ったサラダみたいな物まであるし♪まぁ、お値段が安いのが何より魅力的ですが。
(ちなみにこちらは何か白身のお魚が2枚とサラダ、飲み物も入れて1人€10しないです。)
でもやっぱり日本人にも食べやすいサイズのポーションと(イギリスのフィッシュ&チップスはでかい!)付け合せに野菜とかサラダを自由に選べるのが何ともステキです。
イギリスは選べてもチップスかニューポテトでどっちもイモだし・・・。(あとは、マッシュピーね。わたしはNo thanksです。
どちらにしても約£7.00(€10として)ではフィッシュアンドチップスをお店で食べられるかどうか微妙な感じですが。(大抵£10前後なので・・・)

まぁ、そんなわけでお手軽おいしいNORDSEEでランチを食べた後時間もあるので自転車に乗ってみることにしました

ウィーンの街中にはところどころに青や黄色(スポンサーのVISAやウィーンの銀行色)の自転車がずらりと停まっているのを見かけますが、これはクレジットカードを持っていれば誰でもかりることが出来るんです。

詳しくはこちら→Citybike Wien

始めに画面のある登録ポイントでカードを差し込んで、名前や住所を入力して支払いの(といっても最初の登録に€1で、初めの1時間は無料です)承認をすればスグに借りることが出来ます。(2回目からはカードを読み込ませるだけで、名前の登録などはもうしなくて大丈夫です)
料金は返した時の時間で自動的にカードから清算されるようです。
ちなみに15分以上の間を空けてまた借りなおすと、再び最初の1時間は無料になるので結構ただでずっと乗れます。(1時間以上自転車に乗り続ける方が難しいしね。)
わたしも後で確認したら始めの登録料の1ユーロ分(152円)だけ引かれていました。

ただ、この自転車ね~結構コワイです!
ブレーキが右にしかないのと、ペダルを逆回転すると車輪が止まるようになってるんですよね。
だから思いがけず(スピード落とす時とか)後ろに空こぎしようと思うと“ガクッ”っと自転車が止まるので慣れるまでちょっとコワかったです。

でも、ウィーンは自転車道が結構整備されてて、いつもヘルメットをかぶって車道を走っている身にとっては、自転車道は大変走りやすかったです。
ただ、街の中は人がたくさんいるので自転車道の無い所は結構走りにくいと思いますが。(わたしはリング沿いの自転車道しか走っていないのでわからないですけど。)

夕刻、Grinzingグリンツィングへ向かいました。
約30分弱ほど38番の市電に乗ってゴトゴトと揺られていくと、だんだん緑が増えてきます。
グリンツィングはホイリゲの村として有名な所で、ホイリゲと呼ばれるワインの造り酒屋さんが営業している居酒屋のようなお店が軒を連ねていてます。

そう!もちろんシュトゥルムを飲みに来たのです♪

たくさんのホイリゲがあるのでどこへいこうか迷ってしまいますが、今回行ったお店はReinprechtラインプレヒトというお店。
わたしはホイリゲに来るのは初なので、なんだかワクワクしてきました
入り口につるしてある松の飾りはAusgstecktアウスゲシュテクトといって、ホイリゲの目印なんだそうです。
窓の周りにお花がたくさん咲いていて思わずロンドンのパブを連想してしまいますが、建物の感じもイギリスとはまた違ってとてもかわいらしい感じです。

中へ入ると上に葡萄棚があって、小さなぶどうがたくさんなっていました♪
壁にある小さな窓からのぞくと、ワインの大きな樽のような物も見えたりして気分が盛り上がります~。

お店の入り口を入ってすぐに、おつまみのソーセージやシュニッツェル、サラダなどを売るコーナー(お肉屋さんのお惣菜カウンターのような感じ)があって、すぐにいろいろ買いたくなってしまいますが
まずは席を確保♪席について飲み物を頼んだらおつまみを買いに行きます。

わたし達は大きいソーセージとじゃがいもの炒め物のような物などをチョイスしました。もちろんわたしの好きなドイツ的甘酸っぱいポテトサラダも外せません。
丸い形のちょっと不気味な見た目のものは、なにやら腸詰のような感じのもの(食感はハムっぽい)で味はサラミに近い感じのパンチの効いた味でなかなかおいしかったです。
(指差し注文なので、なんと言う物かはわからないです

飲み物はもちろんシュトゥルム!と言いたい所ですがここにはMOSTというまだワインにする前のブドウの絞り汁があると書いてあったので、わたしはそのモストを試してみましたが・・・
すっごく甘い~!きっとおいしいワインになるのでしょう。
パイナップルジュースのようなちょっと喉にくる甘さでした。これがどんどんアルコールになっていくんでしょうね。
でも後で普通の白ワインと割って飲んだら大変おいしかったです。
それにシュトゥルムもお店によって味がぜんぜん違って楽しいですね。

ところでウィーンのワインは大抵このプチジョッキのような物で出てきて可愛らしいですね。
おつまみを自分で買いに行ったりするのも、とってもカジュアルな感じですごく気に入ってしまいました。何度も来たくなってしまいます♪

今日は油断していてケーキを食べはぐってしまいましたが、ホイリゲが大変楽しかったので大満足でした

*まだ続きます~*

ウィーン ふらふら日記 *その1* 巨大シュニッツェルとドボストルテ

2006-10-08 | traveling abroad

ウィーンへ行って来ました。
(実は、夫の出張にひっそり(?)ついていったのであまり観光はしていません

でも、ウィーンには以前1度ヴァッハウ渓谷へ行く時に来たことがあるので、その時にシェーンブルンなどの観光名所は押さえてあるので全然問題ありません♪
今回は、ゆっくり街中散策などしたいなぁという感じです。

ちなみに、ヒースローからだったのですがヒースロー空港発の便はいまだに機内持ち込みの荷物が制限されていますね。
最近ご両親が遊びに来ていた友達からも『ハミガキ粉とかもダメだよ~』と聞いていたので化粧品もみんな預ける荷物に入れてしまったのでちょっと不便でした。
というのも、わたしは朝早い便の時化粧しないで空港行くんですよね。あまりにも朝早いと夜中みたいな時間に家を出るときもあるから、なんか肌に悪そうじゃないですか~。
それで飛行機の中か、着いてからトイレで化粧をして『よしっ遊ぶぞー』という感じなんですけど、今回は着いてもメイク用品は1つも手元にないので
出国審査で“パスポートと顔が違う!”と止められないかしら・・・とかちょっと不安になってしまいました。(冗談です
まぁ、ブジ入国できたんでホテルまでスッピンできちゃいましたけどね

あっ・・・そんなことを言いたかったんじゃなくて・・・
わたしも使ってるんだけどジェル状のリップグロスとかも機内には持ち込めないので、ヒースロー発の便を使う人は気をつけてくださいね。
(ちなみに帰り、つまりヒースロー着の時は別に普通の検査でした♪)

さて、ウィーンの話。

ウィーンは路面電車が走っていて、古きよき街というイメージ。
ロンドンと比べると落ち着いていて大人な街という感じがします。

ロンドンも犬が多いですが、ウィーンはさらにワンコ連れの人が多いような気がします。しかも小さい犬を連れている人が多いように思いました。
だからでしょうか街中のふとしたところで、こんなワンコつなぎフックを見かけました。
←写真はパン屋さんの外についていたもの。
土台が犬の形でとってもかわいかったので思わずパチリ。ロンドンでは見かけないものの1つです。

道ばたに出ているお花屋さんには、秋らしいほおずきやリースも売っていました。
(クリックすると大きい写真が見れます♪→)
こういうリース、ドイツのどこかでも見たことがあるような・・・クリスマス用なのかなぁ~と思っていましたがもう売っているんですね。
それかドイツ語圏はこういうリースが通年で売ってるんでしょうか?ちょっとナゾのひとつです。
どちらにしてもすごくかわいいんですけど

さてさて、お腹もすいてきたのでお昼を食べに出掛けます。
オーストリアといえばウィンナーシュニッツェル!というわけで
夫が、すごく大きなシュニッツェル屋さんがあるよ~というのでそこへいくことに。
途中の道を歩いていたら、前に来たときも歩いた記憶がよみがえってきました。
市立公園(Stadtpark)からシュテファン寺院の方へ向かうこのあたりにはなぜか本屋さんが多いんですよね、古本屋さんのようなところにかわいい古い本が売っていて、読めもしないのに欲しくなったりして。
たしかこのあたりでグラーシュ(グヤーシュ?)食べたねぇなんていいながら歩いていくと・・・
ありました巨大シュニッツェル屋Figlmüllerさん。
まだ12時になったばかりなのに結構賑わっていました。(もう少し遅かったら席が無かったです)

飲み物はとりあえずシュトゥルム!
これはワインの産地で、しかも収穫の秋にしか飲むことのできない特別な飲み物なんです。
ぶどうがワインになる一歩手前の発酵途中のもので、わたしは以前アルザスでこれを飲んでから、この成長中ワインの大ファンなのです
と言うのも、まだ発酵中なので糖分が残っていてしかも発酵のガスで微炭酸でとっても飲みやすくて甘くて美味しいのです。
でも、アルコール度数は結構あるので要注意、わたしは以前アルザスでおいしくてごくごく飲んでいたらクラクラになってしまって大変でした。
(お酒は好きだけど、アルコールをうまく分解できない体質なのです

さて、ウィーンのシュトゥルムは?
アルザスで飲んだものよりさっぱり上品な感じでした。
アルザスで飲んだのはワインと言うより“にごりグレープサイダー酒”って感じでしたがウィーンのもののほうがワインに近く、ほんのり甘いワインの一歩手前という感じの味でした。発泡な感じもあまり感じなかったし、色も思ったより透き通ってました。でもとっても美味しい♪
(発酵度合いなどで色々違うのかもしれませんね~♪)

さて、本題に戻って、シュニッツェルです。
お店に入る前に、外からのぞいた感じでは普通のシュニッツェルにサラダが添えてある物のようなものを食べているのが見えたので
『なんだ、思ったりも大きくないね。アレなら食べれそうだね』なんて感じでもちろんシュニッツェルを1つづつ注文♪
あと、わたしの好きな甘酸っぱいポテトサラダも。
お腹ペコペコでワクワクしながら待っていると、出てきたのはコレ!!→
あっ、思っていたのと違う。
あきらかにデカイ。顔よりも、お皿よりデカイ・・・。

野菜なんて添えるスペースないから、シュニッツェルのうえにレモンがポツンとのっているのみ・・・
コレは・・・・想像以上にビッグだわ。
外からのぞいた時に、他の人が食べていたものはどうやら別物だったらしい

切っても切ってもお皿が見えないので、切り分けたシュニッツェルをシュニッツェルの上で切り分けて食べる始末
でも、サクサクに揚げられた薄い衣で、美味しかったですよ。
ただ食べてるうちに冷めてくるので、揚げ立ての感じがなくなってくると『すいません、とんかつソースください』って気分になってきてしまいましたが。
思いのほか大きくて、やはり全部は食べ切れなかったのが、なにやらウィーンに負けた気がしてちょっと悔しかったです・・・。

ちなみに後から運んでくる様子を見てみたら、シュニッツェルの上にサラダの小皿を載せて運んできてました。ちょっとありえない光景。(爆笑)

お腹も必要以上にふくれた所で、腹ごなしに少々散策です。

こちらはグラーベン通りにあるペスト記念塔。
なんだか前に見たときよりもキレイになっているような気がしたのですが気のせいでしょうか?
今日はお天気がいいから、光っていてきれいに見えるのかもしれませんね。

光っていると言えば・・・写真の矢印の所に塔の飾りと同じ金色に全身を塗ったパフォーマーがバイオリンを持って立っていました。
やっていることはコベントガーデンにいるストリートパフォーマンスの人たちと同じなのですが、後ろの塔の飾りの一部みたいに妙にハマっていてちょっとおもしろかったです。

そして、ウィーンと言えばカフェ♪
カフェと言えばケーキ
実はこれが一番楽しみだったのです~。
以前来たときも『一日最低1個はケーキを食べる!』と宣言してカフェをめぐっていたものです。

今日お茶をしたのはケルントナー通りにあるGerstnerゲルストナーと言うカフェ。
あ、でも別にここを目指して来たのではなくて歩きつかれて、ちょっと休憩しようよというときにちょうど目の前にあったので入ったのですが・・・
ここ大当たりでした!
ケーキもざっとみた感じでも30種類以上くらいあって、ホールケーキを切り分けたものから、小さく丸い形につくられた(ムースとかの)繊細なデコレーションのケーキもあって、どれにしようか大変悩みます。

結局わたしが選んだのはこのDobos torteドボストルテというケーキ。
ドボスが何のことかわからないのだけれど、スポンジはバームクーヘンのようなちょっとしっかりとした生地が何層にもなっていて間と表面はチョコクリーム(普通のチョコクリームよりまろやかな感じ、プラリネペーストがが混ざっているのかな?)でとっても美味しかったです♪
一番上にはキャラメル(土台は薄いスポンジ)が斜めに立てかけてあってなんだかスマートな感じでかわいいです。
ちなみに夫の選んだTopfen torteトプフェントルテはすごくさっぱりとしたチーズケーキでした♪

夫もわたしも先日からの風邪を引きずっていて、ちょっと体調が悪めだったのですが、美味しいケーキとコーヒーでなんだか元気が出てきたようです

ウィーンふらふら日記はまだ続きます♪

Steiff Sommer 2006 Teddy Bear Workshop テディベア作り体験!

2006-07-16 | traveling abroad
クマの聖地シュタイフの今年初のイベント、テディベアワークショップに行ってきました!

これはシュタイフが毎年に夏に行っている“シュタイフフェスティバル”のイベントの一環で、今年から名前も“シュタイフゾマー”(シュタイフサマー:要するに夏祭りです♪)に代わり新たな試みとして企画されたもので
なんとシュタイフのテディーベアが自分で作ることができるという、まさに夢の企画なのです!

そして『応募者多数の場合は抽選です』と書いてあったにもかかわらず、相変わらずのくじ運のよさで当たってしまったらしく、喜び勇んで出かけてきたわけです。

ちなみに今回の旅は2泊3日でウルム泊(ギーンゲンの周りのホテルはどこも満室だったため・・・電車で2日間Giengenまで通ってました。)
シュタイフフェスティバルの他にもウルムの市内や帰りはボーデン湖のほうまで足を延ばしてとても充実した旅だったのですが、とりあえずここではワークショップのお話だけしたいと思います♪
(ウルムや、フェスティバルについてはまた書いたらお知らせしますね~)

さてさて、早速ワークショップですが今回わたくしが参加したのは英語の回のワークショップで、朝8時30集合でした。
参加者の年齢層は高めな感じなので、とても落ち着いている感じです。
はしのほうに飲み物や、プレッツェルなどが置いてあってご自由にどうぞという雰囲気でとてもアットホームな感じでした。

何より入ってすぐにテーブルにクマちゃんが並んでいるので、否が応でも気分が盛り上がってきます。
そしてワークショップは途中まで出来上がっているクマちゃんに、木毛を詰め背中を閉じる、鼻と爪の刺繍、目をつけて完成という手順なのであらかじめ途中まで出来上がっているクマちゃんがわたしを待っているのです。

どこかしら・・・あっいた~
ちゃんとわたしの名前と今日の日付が刺繍してあります!
顔ナシちゃん・・・でもこのままでもかわいさがただよってくるあたり、さすがSteiff・・・。

テーブルの上には、色々なツールや材料が並べてあります。
プロの人と同じ道具を使えるというだけでも、ちょっと感動もの。

テーブルの中央には見本のベアーちゃん達が並んでいました。
目の色や、鼻の刺繍の色も4種類くらいから好きに選べるようになっているので楽しみです。
見本の子達もそれぞれ色々な色の組み合わせになっているので、可愛いだけでなくとっても参考になります。

全員がそろうと、はじめに通してどういう作業をするのか説明があり、作業はそのつどプロジェクターで職人さんの手元を拡大して映して説明がありました。
会場には全部で3つのテーブルがあり各6人ずつ座っていて、クマ職人の女性の方が各テーブルに一人づつ付いてくれているのですが、わたしは中央のテーブルだったので職人さんが代表でデモンストレーションしてくれるのがわたしの居るテーブルだったので、間近に見られてとっても得した気分♪
まずはじめに、背中に木毛を詰めて背中を閉じます。
これはかなりコツの居る作業。
鉄の棒に一束にまとめた木毛(木を薄く細くシュレッダーにかけたようなもの)を引っ掛けて、足においた鉄板で鉄の棒を固定して“えいっ!”っと押し込みます。
一箇所に固まって入ると、ごわっとしてしまうしバランスよく入れるのが難しい・・・
家ではほとんど普通の化繊綿におもりを入れる方法でしかクマ作りをしていないので(木毛を使ってもごく一部なので・・・)、すべてに木が詰まっているというのがすごく難しい作業なのがよくわかります。

背中の閉じ方も丁寧に教えてくれ、開いた所がすべてふさがったら
いよいよ、刺繍に入ります。
まずは手足の刺繍から。
刺繍糸は茶、黒、赤、青から選べ悩んだのですが足パットの所の刺繍の色とあわせて赤にすることにしました。

いつもならあっという間にできてしまう、手足の刺繍も木毛がぎっちり詰まっているとなかなか思う位置に針が出てこないので思いのほか時間がかかりました。

でもまぁ、何とか終わってそしてついにお顔の作成に入ります!
まずは鼻を縫うのですが・・・これがあちこちで大騒ぎ
曲がっちゃったので、やり直したい!とかどうしても長さがそろわない!とか助けを呼ぶ声があちこちから起こるので職人さんたちも大忙し。
わたしもクマは作りなれているはずなのに、鼻はいつまでたってもなかなか売り物みたいに綺麗には作れないです。
でも今回は材料がいいのか指導がいいのかまぁまぁ綺麗にできました。(左右の幅が若干違うのはご愛嬌ということで本当に硬く詰まっているのでやはり針を出す位置がうまく取れずむずかしいです。)

鼻ができたら専用の大きな針で目をつけて作業終了です。
目も、ブルー、ブラック、ブラウン大小から選べたのですが
黒と茶色とえんえん悩んだ結果、茶色の小さい方にしました。

やはり黒と茶色は悩む人が多いらしく、同じ赤の刺繍で黒の目にした人がいたので見せ合っていたら『わたしも茶色と悩んだのよ~』という人が結構いて話しが盛り上がりましたが結局『でも、どっちもかわいいよね!!』ですべて解決♪

で、何とか完成しました~
見本の二人に挟まれてすまし顔ですが、いかがでしょうか?
この後、職人の方に記念のリボンをきれいに結んでもらって、耳にはちゃんとシュタイフの白タグをつけてもらえます。
タグは箱の中から各自抽選のような感じで取るので、何番が出るかわかりません。でも普通は市場には出回ることのない一桁の番号もあるということでちょっとドキドキ。
ちなみにわたしは二桁でしたがゾロ目でなかなかよかったです♪

でも番号なんて何番でもいいっ!!
わたしが作った世界でひとつだけのシュタイフですもの。それだけで喜びもひとしおですっ。

集合から解散まで4時間弱、終了後に全員で自分の作ったベアちゃんを持って集合写真を撮ったりもしたので正味3時間くらいでしょうか、でも終わったのはお昼を過ぎていたので結構おなかがすきました。
ちなみにお値段は250ユーロだったのですが、終わってみれば別に高いとは思いませんでした。
だって、作業中につけていたシュタイフエプロンももらえるし、それに何より色々な小技を伝授してもらい本当にためになりました。
そして何より楽しかった!

クマ好きの方には本当にお勧めなので、機会があればぜひ参加してみてください。
来年もやるといっていましたので♪
ただ、いまのところシュタイフクラブの会員でないと参加できないようなのでまずはシュタイフクラブに入って下さい。(紹介しますのでぜひわたしに言ってください♪)
って、宣伝してどうする・・・。

でも、ほんっとうにお勧めです。
はぁ~楽しかった

******************
後日・・・
みんなで撮った集合写真とTeddyBearサーティフィケートが送られてきました。
結構立派なもので、とってもうれしいです。

しかもその後のシュタイフクラブマガジン(クラブ会報)のフェスティバルの模様の記事でわたしが参加した回のワークショップの写真が使われていて、私もちょこっと写っていました。
きゃっ恥ずかしい~でもうれしぃ~。
なんだかすごい記念になりました♪

ワールドカップ2006 *日本×オーストラリア戦・観戦記*

2006-06-12 | traveling abroad

ついにやってきましたワールドカップ

わたし達はライン川沿いのザンクトゴアールSt. Goar という小さな町を拠点にしていたので、こんな所からサッカーを見に行く人はいないだろなぁなんて思っていたら、駅でオーストラリアの応援に行く女の子二人と遭遇。

どうやら、お友達の結婚式があるのでドイツへ来たのだが試合があるのでせっかくだから行ってみるということらしい。
お互い良い試合になるといいねぇなんて言いながら、乗換駅のビンゲンへ向かう。

ビンゲンからは日本やオーストラリアのウェアに身を包んだ応援の人が多くなってきた。
そこからスタジアムのあるカイザースラウテルンまでは、電車はだんだん混み合ってきてすし詰め状態。
たまたま隣り合わせたオーストラリアで昔教師をしていたというおじさんは、運悪く今日からホリデーに出掛けるらしく『今日出掛けるんじゃなかったヨ~』とつぶやいていました

カイザースラウテルンkaiserslauternは駅を降りたらもうお祭りムードで、ちょっと困った顔をしようものならスグにボランティアと思われるガイドの人たちが『どこへ行くの?』と助けにやってくる素晴らしい体制。

わたし達はとりあえずお昼を食べてからスタジアムへ向かおうと思っていたので、街の中心の方へ向かいました。

街中も目の付く所はほぼオーストラリア軍団に占拠されていて、少々心細く思いながらもレストランへ。
たぶん日本の人たちはツアーとか団体で来ている人が多いのか街中で群れている人は少ないのでしょうね、ちらちらとブルーのユニフォームを着た人は見かけましたが街の中では圧倒的に黄色軍に押されていました。

しかも彼らはサッカールーのトレードマークのカンガルーを肩車して闊歩しているのですよ。(かわいい・・・・でも、何匹いるのかカンガルー・・・)
ちょっと町をうろうろしただけでも大小さまざまな、かなりの数のカンガルーを見かけました。

お昼は、あらかじめ目星をつけておいたレストランで縁起物のカツに引っ掛けてシュニッツエルなどを食べ早速スタジアムへ向かいました。

駅からはバスなどが出ていたようなのですが、わたし達は街の裏側の方から歩いていったので結構歩きました。
入り口は比較的スムーズで、中に入るとお土産屋さんやファンたちが盛り上がる会場などがあってとても賑やかです。

わたし達も何か記念にTシャツでも買おうと思って売店に並んでいたのですがこれがすごーく時間がかかりました。
並んでいる人の数はそんなに多そうに見えないのですが、中の対応する店員さんが少ないので炎天下の中(前には5、6人くらいしかいないのに)延々と1時間以上並び、やっとお土産をゲットしました。
(ちなみにこの場内のお土産屋さんは、現金かマスターカードのみしか使えないので要注意です!!マスターカードが公式スポンサーなのでVISAは使えないんですよ~)

ちなみに、今日も非常に天気が良くものすごく暑いので
お土産を買おうと思って並んでいたのに、暑さで挫折する人続出でした。(とくに子供連れのご家族の方とか)
あと、長時間並んでやっと自分の番になったのに欲しい物が品切れだったり、サイズが残っていなかったりとかでちょっとキレ気味の方も結構いました。
ちなみに街中の提携ショップでも同じ物が買えたということを後から気づいたのですが・・・たぶん、お土産も買えないまま泣く泣く帰った方もいらっしゃるんではないでしょうか?
もうちょっと何とかならなかったのかなぁ~と思います。

これから行かれる方で、会場でお土産買おうと思っている方はぜひはやめにスタジアムへ行かれることをお勧めいたします!

そんなこんなでお土産購入でかなり時間をとられてしまったので、飲み物を買って座席に着くと、程なく選手達のアップが始まりいよいよ試合開始です。

わたし達の席は日本サッカー協会から日本人応援用として販売されていたシートなので、もちろん周りはブルー一色です!
選手入場とともに下の階では、サムライブルーの巨大ウェアがあげられました。

国歌斉唱の後、いよいよ待望のキックオフ!

試合の内容はもう皆さんご存知だと思うのであまり詳しく書くつもりはないのですが・・・
前半、俊輔が先制点を入れたときの盛り上がりはそれはそれはすごかったです!
帰ってきてみると、このゴールはなにやらいろいろと物議をかもし出していたようですが、上から見ていたら『あれ??っ入った!!』というだけで
キーパーを押したとかそんなことはあまり分からないので
とにかく良くやった!!と思いました。
これで、後半も後半も攻め続けて・・・2-0くらいで終われれば最高だねなんて思っていました。

そう、後半80分までは・・・・

最後の最後に、勢い付いてきたサッカールーたちにやられてしまいました。

あそこで川口が飛び出さなければ・・・
暑さで走れなくなった選手の交代をもっと早めにしていたなら・・・
それより、後半始まってすぐに坪井がさがるはめにならなかったなら・・・

いろいろと思うところはありますが全て結果論。
運がなかったということですね。

それにしても2点目を入れられたときの会場のあっけに取られたような落胆振りといったらなかったです。
一瞬水を打ったように静かになりました・・・
わたしも何が起きたのか一瞬分からなかったです
3点目を入れられた後もまた場内が凍りついたような感じに・・・・

それでもまだ、選手達は位置についてまだ行こうとしていたし
後ろのほうからは終わらない“ニッポン”コールが響いていました。

←まだ、余裕だったハーフタイムの頃。(カリーヴルストを食べるわたし)

右の写真は試合終了後サポーター達に挨拶に来てくれた選手達。→
左上から三都主、駒野。手前左から福西、小野、中澤、宮本、川口。
右上から走ってきているのが茂庭、中村です。(たぶん)

帰り道はなにやら、どんよりとした気分で家路に着きました。
駅で歌っているカンガルーと仲間達が楽しそうで、またもやもやと『無念・・・』と思ったり。

でも、負けちゃったものは仕方がないです!
次のクロアチア戦でジーコの言うサムライ魂をぜひ見せてもらいたいものですね

本当に期待しています。

パリ→ボンへ *G-JAMPSと日本代表の練習を見に*

2006-06-10 | traveling abroad

パリへワールドカップのチケットを取りに行ったので、今日はパリから日本代表の合宿地であるドイツのボンへ向かいます。

ボンには日本代表サポーターのためのG-JAMPSという応援本部のような物があってそこには伝説の負けないワンコ、ロンメル君がいるということでロンメル君を一目見ようとわざわざやって来ました♪

G-JUMPSにはいろいろな応援グッズが展示してあり、小泉首相の応援メッセージ入りウエアとか、野球選手からのメッセージとか、それにこんな応援だるまなどが展示してありました。
自分で応援メッセージを書いて、壁に貼ったり、大きなユニフォームに応援メッセージを書き込んだりするコーナーもあってなかなか楽しかったです。

お目当てのロンメル君は時差ぼけのためまだ出勤してきていなかったのですが、インターネットが使えるコーナーでいろいろしているとトコトコと出勤してきました。

カワイイ。
おいで、といったら手の上に頭を乗せて、ころりとひっくり返ってとてもかわいいワンコでした。

念願のロンメル君にも会えたので、併設のカフェで軽くお昼でも食べることに。
いちおうカツサンドがあるということなので縁起物ですし・・・という訳で二人で勝つサンドを食べ、街中もいちおう見に行くことに。

ボンの町の見所といったらやっぱりベートーベンですか?
ところで、わたし達が街をふらふら散策している間取材できていたらしい久米宏がカメラとともにうろうろしていました。

わたし達が行こうとするところになぜか出没して、ちょっと買い物とかしたら居なくなるよね~と思い近くのお店で買い物をして出てくるとまた前に居たりして・・・
ベートーベン像の写真をちょっと撮りたいだけなのにずーっとカメラに占拠されていて少々迷惑でした・・・

でも、わたし達も青いユニフォーム着てうろうろしていたので、久米宏の後を付いてきてると思われていたらいやだねぇ~なんて言いながらまた別の店へ入っていったらやっと居なくなりました。

そんなわけで、ざっと市内を見た後
今度はバスに乗って日本代表の練習が行われているスポーツ場へ向かいました。

練習を見るのはとても楽しくて、みんな結構わきあいあいといった感じでミニゲームやコーナーキックからの練習などをしていました。
選手を間近でじっくり見られるのもすごくいいです。

もし近所に住んでいたら毎日通いたくなってしまいます。

加地はまだ完全復活ではないらしく一人で軽くランニングをしていました。
 (枠のある写真はクリックすると大きいのが見られます)
ちなみに右の写真は芝生でPCを広げて今撮った写真を早速送ろうとしているカメラマンの方。
便利な世の中になった物ですね。

選手達の楽しそうな練習風景も見られたので、これから電車でホテルへ向かいます。
ホテルは、ザンクトゴアールというライン川沿いのホテルです。
駅を降りるととても静かでかわいらしい街並みがありました。

大きい街ではないのでホテルまで行くのにわざわざお店に入って飲み物でも頼んでタクシーを呼んでもらわなければならないのも、なんとものどかでよい感じです。

今日はもう遅いので夕食はホテルでとることにしました。
 
念願のホワイトアスパラ(付け合せは仔牛)と、デザート。
アスパラはバターソースとホランデーズソースと1つずつ頼んで味比べしましたがどちらも美味しかったです。
(私的にはバターソースのほうがアスパラの甘味がよく出て美味しいなぁと思いますが、夫はホランデーズソースのほうが好みだったようです)
デザートも、アイスの下にチェリーが山盛りで何より生クリームがものすごく美味しかったです。(夫は好物のアプフェルクーヘンにしましたが、大満足だったようです)

ホテルの部屋からはブルクマウス(ネズミ城)が見え、ゆっくりと休みました・・・

と!言いたい所なのですが、本当のところ
あまりに天気が良すぎて、暑くて寝苦しかったです・・・

明日はサッカーはお休みして、のんびりライン川下りに行く予定です。

ニュルンベルクのクリスマスマーケット*最終日*

2005-11-28 | traveling abroad

今日はニュルンベルク最終日。

悩んでいた麦わらの飾りや、キャンドルを灯すとくるくる回るピラミッドを買うためマーケットを歩き回ります。


これは、プラム人形。胴体はイチジクなどで作られていて表情がそれぞれ手書きで微妙ーなかわいさ。ドイツ観光局のサイトによるとツッヴェッチゲメンラインと言うらしい。
でも、どういう意味があるんだろうか?食べれるのかな?
これドレスデンでも見かけました。
ともかく伝統的な人形なのは確かです。

今日もお昼はソーセージ。

屋根の上に金色の豚がのっているかわいいお店でした。
ここもおいしくて、ニュルンベルクで食べた中ではベストワンです
城壁に近いお店だったので、城壁沿いを散歩しながら街の中心まで戻りました。
中央駅の近くの職人広場には木製のおもちゃ屋ちょっとしたおみやげ物などが沢山売っていて、そこでもちょこちょこお買い物。

遅い時間の飛行機なので夜ご飯も最後にニュルンベルガーソーセージ食べおさめ!
しつこくソーセージを食べます。
はぁ~、沢山食べました。
グリューワインも沢山飲みました

思いがけず雪が見られてとても楽しい旅になりました。
でも本当に寒かった~。

来年もまた、クリスマスマーケットに行けるといいなぁ