London N12

From London*フツーの日常&ちいさな幸せ

ついにこちらもお引越しです。

2007-01-01 | about London

お待たせしました!

新ページ『Wien 1030』をオープンしました♪

本当は・・・引越しの事とか色々書いてから始めようと思っていたのですが
きりがないのでとりあえず始めてから後から書き足していけばいいかなぁ~と思って
新年ですし、キリもいいし、とりあえず始めることにしました。

でも、引越しやこちらに来ての手続きの事など自分でも“おぼえがき”として残しておきたいので
後日ヒマを見て書き足していければいいなぁと思っています。

というわけで、こちらのページはしばらくお休みです。というかわたしと一緒に『Wien 1030』へお引越しします
これからは新しいページの方で、わたしがちゃんと生きてるかどうかcheckしてくださいね~。

・・・でも、今回みたいに“忙しいのでまた後日・・・”とか言ってほったらかしにしてあることとか、ぜんぜん書いていない旅行の話とか、まだ書いてないものが実はたくさんあるので
そういうのを追々upするかもしれません。

新しい土地でお友達もまだほとんどいなくて今のところヒマですしね♪
まぁでもそのときはまたお知らせしますので。すっごいヒマですることない~というような時にでも暇つぶしに読んでもらえれば幸いです。

というわけで、これからもよろしくお願いします。
ぜひブックマークに『Wien 1030』も追加してくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします~

hiro

THE SOUND OF MUSIC ミュージカル 見てきました♪

2006-11-08 | about London

以前TVでマリア役の公開オーディションをしていた話を少し書きましたが
そのThe Sound Of Musicを見に行って来ました♪

サウンドオブミュージックのミュージカルはロンドンではだいぶ遡って1961年に初演されたのですが、1981年にもリバイバル公演されていたそうです。

でもわたし達には、ジュリーアンドリュース主演のミュージカル映画の方がなじみがありますよね。
わたしはこの映画が大好きで、順番に歌が歌えるほど何度も見ていたので今回のミュージカルはとても楽しみにしていたのです♪

今回新しく始まったサウンドオブミュージックのミュージカルはそんな映画の方に慣れ親しんだわたし達にも違和感の無いように、とても丁寧に作られていると思いました。

そして、舞台ならではの工夫を凝らしたセットもとても素晴らしくてひさびさに
『いやぁ~いいもの見た』と思えるとてもいいミュージカルでした♪

(※ここ以降ネタバレなどありますので、詳しく知りたくない方はご注意ください。)

まず、舞台には金色の大きな楕円形のフレームが出ていてそこに青空が映し出されているのですが、シスター達の歌とともに黄金のマリア像が現れ、
その後そこから草原に寝そべっているマリアが俯瞰で現れるのです。
まるでわたし達が青空からマリアを見下ろしているような感じで!
はじめから度肝を抜かれるような演出でグッとハートをつかまれた感じです。

実は円形の自在に動く舞台が設置されていて、それが垂直近い角度に設置されていたのですがそれがだんだん平面になって、その草原の上で“The Sound of Music”が歌われます。
マリア役のコニーの歌もとてもイメージ通りな感じでGoodです。

映画と違う所と言えば、その後修道院の人たちが“Maria”を歌ったあとThe Mother Abbessがマリアにトラップ大佐の家に行くように伝えた後とマリアと一緒に“My Favorite Things”を歌う所と、
マリアがトラップ家についてすぐに“Do-Re-Mi”の歌があるところ(トラップ家の中で)そして、映画では人形劇のシーンで歌われていた“Lonely Goatherd”がお庭で庭仕事をしながら遊んでいるシーンで歌われていた所くらいでしょうか?

でもドレミの歌も、ひとりぼっちの羊飼いも子役の子達が本当にかわいらしくてすごく良かったです。とくにカール役の男の子がすごく歌がうまくておどろきました。

それに、もともとのミュージカルには無かった(映画の時に追加された)と言う、マリアがトラップ大佐の家に向かう時に歌う“I Have Confidence”やマリアとトラップ大佐が結婚を決めた時に歌う“Something Good”もちゃんとあって、雷のシーンでもちゃんと“My Favorite Things”があって
ほとんど映画のダイジェスト版って感じでとても楽しめました。

あとは、映画にはないマックスとシュレーダー夫人の歌が1幕2幕とも1曲づつありました。
ちなみにシュレーダー夫人もマリアにいじわるしたりしないし、最後の教会にトラップ一家が隠れているシーンでロルフに見つかるところでも
ロルフは一家を見逃すなど全体的に悪者は居ない作りになっていました。

セットで特にすごかったのは、ナチス全盛の世の中でトラップファミリーが逃亡する前に出るザルツブルグ音楽祭のシーンで
一瞬にして赤いナチスの垂れ幕があちこちに下りてきて、客席の天井からも双頭の鷲の模様の入った真っ赤な天蓋が下りてきて、銃を持った人たちなども配置されて
わたし達がナチスのコンサートホールに居るような緊迫した雰囲気が出来上がったところなんは本当にすごかったです。

それにラストもあの自在に動く草原が大活躍で国境を目指して山を登って行くシーンは『そうくるかー!』って感じにうまく使われていて
(傾斜の付いている草原を登っていって、今度は反対に傾斜が動いて客席に向かって上ってくるんです)
最後は背景の山々が現れ本当に山の上に居るような感じで、また舞台上(動く舞台の下)ではまるで別の空間のようでシスター達が“Climb Ev'ry Mountain”を歌い幕になりました。

いやー本当に良かった。
オペラ座の怪人に続き、マイフェアレディー以来のひさびさにわたし大絶賛のミュージカルです。

ちなみに一応14日まではプレビュー期間なのですがプレビューなのに値段は安くないんですよね。(やっぱりTV効果で人気だから強気なんでしょうか?)
それでかどうかわかりませんが、1幕でトラップ家のパーティーのシーンになるところで舞台セットの調子が悪く一回舞台が中断されました。
まぁ、そのあと無事動いたようでしばらくしてから再開されたのでよかったけれど♪

あと、The Mother Abbessの役をレスリー・ガレットという有名なオペラ歌手が演じるのも売りの1つのようだったのですが、今日はもう一人の(日によってSister Sophiaも演じる)マーガレット・プリースと言う人で
その人があんまり良くなかったのがちょっと残念でした。
なんだか高い声は出るけど・・・でも力みすぎと言うか、がなってるだけと言うか・・・あんまりマザーの雰囲気を感じられませんでした。
ちなみにトラップ大佐もパンフレットに出ているサイモン・シェファードという人ではなくてクリストファー・ディキンズと言う人だったのですが、そちらはたいへん歌もうまくてしっくりきていました♪
トラップ家に歌が戻ってきて子供たちと一緒にサウンドオブミュージックを歌うシーンではなんか思わずもらい泣きしてしまったし、音楽祭でエーデルワイスを歌う所で思わず声が詰まってしまうところでは、わたしまで祖国がなくなるような気持ちになってしまいました。(なんだそりゃ?)

やー。ほんと楽しかったです。
かなりお勧めです。

ちなみに後ろに座っていた、昔上演していたミュージカルもリアルタイムで見たようなおばあちゃんはけっこう所々いっしょに歌ってしまっていてちょっとウケました。
懐かしかったんだね、おばあちゃん。

サマータイム終了

2006-10-30 | about London

先週でサマータイムが終わり、今週から通常の時間に戻りました。

先週は、朝起きた時は外がまだ真っ暗だったのが、1時間戻ったので
7時前には明るいようになり、ちょっと朝はましになりましたが
それも束の間・・・すぐにまた、起きたら外真っ暗になるんでしょうね。

先週までずーっと天気の悪い日が続いていたので
朝天気が悪いと、朝の10時ごろまで外が真っ暗な感じでホントに気が滅入る感じだったのですが、週末くらいから午前中はまぁまぁ日が出ている事が多いので
その点はだいぶ気持ち的には良い感じです♪

もちろんそのおかげで日暮れはすっかり早くなりました。
今日は日の出が6:53、日没は16:38です。夕方4時台に暗くなります・・・

夕方ごろ5時過ぎくらいでも、ちょっと買い忘れたものを買いに行こうと外に出ると、日本の夜8時ぐらいの暗さなので
なんだか近所を歩くのでもちょっとコワイ感じです。

日が短くなり始めると、本当に『秋の夜長』という言葉を身にしみて感じてしまいます。
家にいる時間が必然的に長くなるので、何か色々したくなってしまいますよね。

でも、まずは・・・家の片付けでもしなくては・・・

ひさびさ、Portobello

2006-10-28 | about London

ひさびさに、ノッティングヒル方面へ行って来ました。

ここ数週間のロンドンはずーっと雨が降ったり止んだりのお天気が多く
気温も例年ほどあまり寒くはならず、いつ寒くなるんだろうね~なんて思っています。
くらーく雨が降っているくらいなら、いっそすごく寒くてもいいから天気がいいほうがいいなぁなんて。

でも今日はまぁまぁ良いお天気で、雨にも降られずお出かけできました。

Portobello marketへ来るのはひさびさです。

ランチはBooks for Cooksという料理の本だけを売っている本屋さんの奥のカフェでスープとケーキで軽くすませて、マーケットをぶらぶらと散策。

(ちなみにこのペア&ジンジャーケーキ、4つ割りくらいの大きな洋ナシの切り身がゴロゴロ入っていてとってもおいしかったです♪)

マーケットの野菜など食品の売っているところには、ハロウィンが近いので色とりどりのカボチャが盛りだくさん。
ロンドンではハロウィンはあんまりメジャーではないようで、スーパーやお店の売り場はすでにクリスマスコーナーの方が幅を利かせていて、ハロウィン関連の物は申し訳程度にしか見当たらないのですが
カボチャを見ていたら欲しくなってしまい、思わずひとつ購入。

オレンジに白っぽい筋の入った小ぶりのカボチャがかわいかったのでそれを1つ買ったんだけれど(£1)さて、何にしましょうか・・・?
一応『これ食べれるの?』と聞いたら『Yes!』って言ってたんだけど・・・
見た目がアレなので、ちょっと不安。

ポートベローロードの真ん中あたりにある、かわいいカップケーキ屋さんのHummingbird Bakeryハミングバードベーカーリーもハロウィン仕様のカップケーキやクッキーが並んでいてとってもかわいかったです。
でもさすがに、あのオレンジ色を食べるのは勇気がいるのでわたしが買い食いしたのは、普通の白いバタークリームにアラザンがキラキラかかっているヤツですけどね。
ケーキ部分がしっとりとしていて、バタークリームも見た目はすごく甘そうだけれど、思ったよりは甘くなくて実は意外に美味しいですよ。
でも何より、どれもかわいくて見ているだけでも目の保養♪
自分でもこんなかわいいカップケーキを作りたいなぁ~なんて思ってしまいます

NYで見つけた小さなカップケーキ屋さんもすごくかわいかったし、カップケーキにはなんだか心惹かれてしまうんですよね~。なんでかしら

ちなみに今朝はメロンパンも焼いて朝ごはんに食べてきたので、実は糖分とり過ぎのような・・・

ところで、今日は夫が欲しがっている古い電話機をみに来たのですが結局買わずに帰ってきました。
かわりに前から買おうと思っていた古いプリンタートレイを買ったみたりして、得したのはわたしだけ?
わたしは、ひさびさに甘い物も食べ歩き出来たので大満足の1日でした

The Royal Ballet *Coppelia* 見てきました。

2006-10-25 | about London

Coppéliaコッペリアを見にロイヤルオペラハウスへ行って来ました♪

コッペリアは単純明快なストーリーに、カラフルな衣装と様々な踊りが見られ
作品の紹介にも『バレエの入門にも最適』と書かれている通り
バレエ初心者でも気軽に楽しめるような素敵な作品でした。

このバレエはコミックバレエというバレエのようで、ところどころにコミカルな描写がたくさん含まれていて、見ていてクスリと笑ってしまうようなそんな面白いバレエです。
(だからでしょうか、今日はインターバルの時などにもいつもに増して小さな子供たちをたくさん見かけました。)

簡単にストーリーを説明すると・・・
ポーランドのとある村に住むスワニルダとフランツの恋物語です。
フランツ君という彼氏が村に住む変わり者のコッペリウス博士の作った機械仕掛けの人形コッペリアによそ見(浮気)をしてしまい、二人は仲たがいと思いきや
コッペリアが人形だということがわかって、二人はめでたく結ばれめでたしめでたしというとてもわかりやすいストーリーです。
なんだか原作はかなり暗いお話だそうですが、バレエのコッペリアはスコンと抜けたような全編明るいハッピーエンドのお話です。

(ここからは主にわたしの勝手な感想とストーリーの覚書です。長いので興味のある人だけ良ければ読んで下さい

1幕始まってすぐのワルツは、CMなどで使われているのか聞き覚えのある曲でした。(この作曲家のLéo Delibesドリーブさんはまったく聞き覚えありませんでしたが

スワニルダが窓辺で本を読んでいるコッペリアに挨拶をするのにコッペリアは人形(もちろん人が人形の役をやってます)なのでまったく反応しないのですが、フランツが挨拶をするとコッペリウス博士がいたずらをしてコッペリアに投げキッスをさせたので、フランツはふらふらとコッペリアに気を引かれてしまいます。

村の少女と青年(農民)たちの踊りは民族舞踊のような感じで足や手を鳴らしたりするところもあり陽気な感じの踊りで、
衣装もみなちょうちん袖に膨らんだスカートそれに刺繍のエプロンといった感じでハンガリーのあたりの民族衣装のような(調べたらポーランドのお話のようですが)カラフルでかわいらしい衣装でした。

スワニルダとスワニルダのお友達達は白いスカートに赤と黒のベストとエプロンで、少女らしくかわいらしい踊りでした。

ちなみに今日のスワニルダ役は吉田都さんだったのですが、本当の少女に見えるくらいかわいらしい動きや仕草でいつもびっくりさせられます。

一幕ではそんな仲たがいした若い二人に町の偉い人(burgomaster)が
町に新しい鐘をお披露目するお祝いに、婚約しているカップルには公爵から持参金がもらえるよ、ということを発表して麦の穂(ear of corn)占いをさせるのですがフランツ君は浮気心を持っているのでスワニルダがいくら振っても麦の穂からは何の音もしなくて、ついにプイっとなって穂を投げ捨てていってしまいます。

そんな中、夜になって出掛けたコッペリウス博士が村の若者達に絡まれて、家の鍵を落としてしまったのをスワニルダとお友達が見つけて、コッペリアの事を探ろうとみんなでコッペリウス博士の家に忍び込んで行きます。
ちなみに、この忍び込むシーンなどは少女達が一列に手をつないでソロソロと入っていくのがたいへん面白くかわいいシーンでした。
またその後に、フランツもはしごを持ってひっそりと窓から忍び込もうとするところで1幕は終わります。

2幕はコッペリウス博士の仕事場でのシーンです。
そこには中国やスペイン、スコットランド、十字軍の兵士やサラセン人(?)などの人形があり、少女達はコッペリアも人形だということに感づきます。
おそるおそるコッペリアを見つけ出したところで、コッペリウス博士が戻ってきて少女達は散り散りに逃げますがスワニルダは取り残されてしまいます。

そこへ運悪くフランツ君参上。
博士はフランツを酔わせてフランツの魂をコッペリアに与えようと画策するのですが、出てきたコッペリアはなんとスワニルダがコッペリアの衣装を着て化けているのでした。

スワニルダは命を得た人形のふりをして博士をだまし、暴れに暴れて目を覚まし全てがわかったフランツとともに逃げていきます。

(ここのシーンがロイヤルオペラハウスのページで少し動画が見られます。
スワニルダがスペイン人形の扇子を剥ぎ取って踊っているシーンです。
興味のある方はこちらからどうぞ♪→コッペリア下のほうのWatch the Videoというところです。
微動だにしない人形役の人たちにも注目です!)

3幕は本当にカラフルで華やかでした。
花の山車のようなものが登場し、朝の踊りから時間の流れを表す踊りが続きます。
朝の踊りの後は、オーロラとプレーヤー(祈り)というソロの踊りがあって
昼の踊りは麦を刈る鎌と、糸紬を持った女性達の踊りで昼間働いている様子を表しているんだなぁというのが良くわかりました。カマをもった女の人は麦の穂の冠のような物をつけていたりして衣装もまたかわいらしいです。
その後正装してきたスワニルダの友達の少女達と青年達との軽快で楽しい婚約の踊りがありスワニルダとフランツのパドドゥと、夜の踊りと続きます。
夜の踊りもロウソクを持ったダークブルーの衣装の人たちが出てきて、なんだかファンタジーの世界のようで素敵でした。

3幕のスワニルダの衣装は純白に金の麦の穂の模様で、キラキラとしてとても素敵でした。ソロの踊りも見ごたえがありますが、二人のパドドゥはやっぱり一番の見どころなのではないかと思います。
(素人目線で言わせてもらうと、フランツの支えがあるとしても同じ足の爪先立ちのまま何周もゆっくりと回るところがあり、何でこんなにずっとつま先で立ってられるのぉ~と思わず息を飲んでしまうようなところもありました。)

そんなわけで、最後は全員でお祝いといわんばかりに陽気に踊って幕となりました。
ストーリーに深みは無いので、感動したとかそういう感じではないですが
カラフルで衣装もかわいく、でも踊りも見ごたえがあってとても満足でした。

ちなみに、吉田都さんが夏ごろにkバレエカンパニーへの移籍を発表されたので、ゲストプリンシパルとして今後もロイヤルにも出られるとのことですがイギリスでみる機会も少なくなるのでは・・・と思い今回は都さんの日を選んで見に来たのですが、今日は1幕の村の少女達の中に小林ひかるさん、3幕の婚約の踊りに蔵健太さんも出演されていてイギリスで活躍している日本人ダンサー盛りだくさんで、なんだかちょっと得した(?)気分です。
ちなみにファーストソリストの佐々木 陽平さんがフランツを演ずる日もあるんですよ。
日本の皆さんもがんばってますね。

そして今日はバレエ鑑賞の前にRulesルールズにローストビーフを食べに行って来ました♪
老舗で1度はローストビーフを食べたいっとずっと思っていたのですが、ルールズには今回初めて来ました。
今は季節柄ゲームと呼ばれる狩猟肉(キジや鹿、グラウスなど)も食べられるのですが、まずはローストビーフを食べてみないと、と言うことで
隣の人の食べている雷鳥(grouse)を横目に見ながらわたし達はローストビーフを注文しました

ちなみにメニューにはローストビーフとは書いていなくて、
Field Farm Oxfordshire Grass Fed Beef Matured for 28 Days.
Rib of Beef, on the Bone, Yorkshire Pudding, Creamed
Horseradish & Macaroni Cheese (for two) (per person) £19.95
↑これがローストビーフの事です。

じゃーん。
別皿に盛り付けられたビーフとすっごい大きなヨークシャープディング登場!
ローストビーフはと言うと、よく出てくる薄ーい切り身の物ではなくて
品良く切り分けられたステーキという感じ。
これに、上品な味のグレービーソースとホースラディッシュ、オマケにマカロニチーズまでついてきます。

量が多すぎるからマカロニチーズなんていらないよっ!と思ったりもしたのですが、実はこれもなかなかおいしかったりしました。

お肉はと言うと焼き加減をミディアムレアで頼んだのですが、下のほうに隠れてたちょっとよく焼けちゃったお肉も柔らかくて味わい深かったりもしたので
実はミディアムくらいの方がこの薄切りじゃないタイプだと美味しかったりするのかも知れないなぁ~なんて思いました。
(薄切りだったら断然レアレアが好みなんですが。

でも一緒についてきたグレイビーと、特にホームメイドっぽいホースラディッシュが絶品で(瓶詰めのホースラディッシュとは比べ物にならないです!)、量が多いなぁ~と思いつつもお肉はすっかり食べきってしまいました♪
巨大ヨークシャープディングもお肉と一緒に食べるとおいしかったのですが、さすがに全部は食べ切れませんでした・・・マカロニも意外にもとてもおいしかったのだけれど2人で1/4くらいしか食べれなかった・・・
もう少し量が少ないと良いのにねぇ。もったいないから。

でも実はメインのローストビーフよりも前菜の方が味の感動は大きかったです。
わたしは今日のお勧めの所にあったスモークハムとケーパーのテリーヌ・セップ茸とコルニッションのサラダ添えというのを頼んだのですが、ホントおいしかったです。なんかバルサミコ風味の粒マスタードのようなのが添えてあってそれがまたおいしかった
夫の頼んだワイルドマッシュルームとアーティチョークのロースト・サワードゥートーストのせというのも、横からつまみましたがとてもおいしかったし♪
前菜もけっこう種類が豊富なので、好みのものが選べると思います。

お店の雰囲気も良いし、何よりイギリスらしい雰囲気が味わえるのでイギリスに来たらぜひ1度は行っておきたいレストランだと思います。

おいしかったし、バレエも楽しかったし良い1日でした

*memo*
Conductor: Benjamin Pope

Choreography and Production: Ninette de Valois after Lev Ivanov and Enrico Cecchetti
Scenario: Charles Nuitter and Arthur Saint-Léon after E.T.A. Hoffman's Der Sandmann
Designs: Osbert Lancaster
Lighting: John B. Read

Casting: Miyako Yoshida, Federico Bonelli

Knitting and Stitching Show へ行って来ました

2006-10-14 | about London

アリパリ(Alexandra Palace←アンティークフェアでいつも行っている所)で開かれているニッティング&ステッチングショーへ行って来ました。

ロンドンでは年に一度のこのショーは、手芸の祭典と言った感じで近郊の街からも観光バスでたくさんの人が訪れるほどの人気のイベントなのです。
毎年いろいろな方面から『すごく楽しいよ~』と聞いていたのですが入場料が意外と高いので(£12・前売りだと£10)実は今回はじめて足を踏み入れたのでした。

中に入るといきなり毛糸でできたフェラーリがどぉーんと展示されていました。
こんな細かい所までニットです。(エンブレムは刺繍)すごい。
(クリックすと大きい写真が見れます)
 

アンティークフェアの時は一番大きいGreat Hallだけなのですが、このショーは手前のWest HallとPanorama Roomまでお店やブースがぎっしりで、全部見るまで結構時間がかかりました。
(以前テディーベアフェアーにも来たことがあるのですが、そのときもWest Hallを使っていたけどそれよりもさらに大規模な感じでした)

中にはクロスステッチから編み物、ビーズ、ボタン、カード作りのパーツなどありとあらゆる物が売っていて、ミシン屋さんのブースなどもありました。
事前に申し込みをすると、会場でひらかれている色々なワークショップにも参加できるようです。ところどころでワークショップがひらかれていて、みな色々なものを作っているので、見ると何でもやりたくなってしまい困ってしまいます

クロスステッチの古いサンプラーのようなデザインの物がとてもかわいくて欲しかったのだけれど、かわいいのは£25~£35くらいと結構なお値段なので、ちょっと試しにやってみるには高いなぁ~と思って買えませんでした。

あまり買い物するつもりはなかったのにクロスステッチのキットのお買い得になってるやつとか(←ふだんはクロスステッチなんてやったことないのに・・・)、前からやってみたかった原毛フェルト(ニードルフェルティング)の材料やかわいいボタンなど色々買ってしまいました・・・
あっもちろんレースの糸も買いましたよ

中でも、今日買った中で一番のお気に入りはこの木製のリリアン♪
小さいころ駄菓子屋さんでプラスチックのピンク色の容器にカラフルな糸がついているセットを買ってリリアン編みましたよねぇ~??
すっごく懐かしくて思わず買ってしまいました。

でも昔やったのとは少し違って、これは上に出ている糸をかける棒が4本でした。(日本のは5本でしたよね?確か星型に糸をかけてはじめた記憶が・・・)
でもはじめの糸のかけ方が違うだけで、やり方はまったく同じ!
クルクル糸をかけて延々編み続けられます。
たのしい
でも・・・この出来あがった紐の使い道ってあまりないのよね・・・あはははは

でも、こけしっぽい感じのこの可愛らしい見た目にノックアウトです。
かなりお気に入りな物を見つけられてとっても大満足なKnitting and Stitching Showでした

ピックユアオウン再び♪

2006-10-01 | about London


先週のコーンのおいしさに味を占めて、今週もPYOへ行って来ました♪
(といってもまた連れて行ってもらったのですがほんとありがたいです!!)

今週はずっと降ったりやんだりの天気だったので
どうかなぁ~と思っていたのですが、ギリギリセーフといった感じで
朝は降っていたものの出発時は降っていなかったので行ってしまいました!

でも、最初にとうもろこしを採っている所で
通り雨に2度あいましたが後は晴れてきて楽しく色々摘んできました。

スウィートコーンは雨の降る中がんばって収穫しましたが、先週の方が出来が良かったようでこの間に比べて少々小ぶりの物が多かったです。
でもなんとかおいしそうなのを吟味してたくさん採ってきました。

さやいんげんはあいかわらずわたしは探すのが下手だったのですが、夫が密集している所を上手に見つけてたくさん採ってくれました♪(野生の感?!)
やっぱり採り立てはふにゃふにゃしていなくてキリリとしていておいしそう~。

イチゴも今日は大粒の物が多くて、スグにパックいっぱいになってしまいました
この入り口でもらうブルーの取っ手のついているカゴ代わりのパックは、意外と小さそうに見えますが山盛りいっぱいにすると1kgくらいあるんです。
今日採った分でも900g弱ありました。
先日は真っ赤でおいしそうなものばかり摘んだので次の日には結構、熟れすぎてふにゃっとなってしまったものもあったので
今日は緻密に(?)計算して、完熟までもう一息という感じの苺ちゃんも摘んだので3日くらいに渡っていちごデザートを楽しめそうです。ムフフ。

そして今日はRaspberry木苺も摘みました~♪
イチゴをたくさん摘んで、もう結構満足してしまっていたので少しだけつんだのですが、ラズベリー摘みもかなり楽しいですね~。

木苺といえば、わたしがまだ小さかったころは日本の実家の方にはまだ結構生えているところとかもあってオレンジ色の木苺を取って食べたりもしたものですが、それとはまったく別物ですヨ~!
ファームにはスーパーにパックされて売っているようなちゃんとした赤くて美味しいラズベリーがわんさかと木になっているのでなんだか興奮してしまいます。
棘があるので実のところ意外をさわると痛いんですけどね

夫に『そんなに食べきれないからそのくらいにしておけば~』と止められなかったらいつまでも採っていそうでした。
なんか“スポッ”っと実が取れるのが楽しいんですよ~、ホントに
ちなみにラズベリーは本当に食べきり位の量しかとらなかったので35pくらいでした。安!
(詳しい値段はいちばん上の写真を参照してください♪クリックすると大きい画像が見れます。)

今日も色々と収穫があって、とっても楽しかったです

お昼は、お友達ファミリーも一緒にウチへ来て、採り立てのコーンも茹でたりして食べたので
そのまま、ずるずるとおやつなど食べてしまいあまりおなかもすかないので
夜も茹でたトウモロコシ1本づつと、パンとスープで簡単に済ませました。
(そういえばディープインパクトの生中継を見ていました!結構こちらでも注目されていたようでたくさん放送されていましたが結果は残念でしたね~)

でも、でもデザートは各自イチゴ山盛り
ラズベリーはクリームと一緒に食べました~。
ちなみにヘタのついてるのは今日のわたしの摘んだBestいちご
大きいけど丸くてかわいいのでヘタ付きで♪

ビタミンをたくさん補給したので、これで風邪もふっとびそうです

PYOに行って来ました♪

2006-09-24 | about London

日曜日はお友達にPick Your Ownに連れて行ってもらいました♪
PYOは野菜や果物の日本で言う『○○狩り』のようなもの。

実はわたしはずーっと行きたい行きたいと思っていたのですが
そういうPYOの出来るファームは大抵郊外にあり、当然車のない我が家には行きにくいというわけで
今回が初PYOなのです~。
誘っていただいたお友達に感謝感謝です。
(みなさまに助けられて生きております。)

今回連れて行ってもらったファームはParkside Farmという所で、実は意外と我が家から近い場所にありました。
(先日レースの夜のクラスに出掛けたコクフォスターの方です)

入場料などは必要なく、一人最低£1以上は野菜か果物を買ってくださいね、という注意書きがありました。
入り口で野菜を入れる袋や、イチゴを入れるパックをもらってさっそく畑へくりだします!

まずは、トウモロコシ畑から♪
看板にはトウモロコシのヒゲが茶色くなっている物を採ってね、と書いてあるのでひげの茶色いものを探します。
日本でもぶどう狩り、みかん狩り、いちご狩りくらいしかした事がないので、とうもろこしをを採るのは初めてなのでなんだかワクワクします~。
トウモロコシは結構たくさん生っていて、ヒゲの茶色い物は意外とすぐに見つけられました。
思ったよりも周りに葉っぱが何十にも巻いているので外側の大きな葉っぱを数枚ペラペラとめくってから、皮付きのままぽきりと収穫しました。
コーンの実の所を少しめくってみてみると、黄色くておいしそう!

『できるだけ大きいのがいいよね!』とか言いながら楽しく収穫しました。

隣はコジェット(ズッキーニ)とマロー(かぼちゃの一種らしい)の畑があってコジェットを少し採りたいなぁ~と思ったのですが、6インチ以上の物(花はダメ)しか採ってはいけないと書いてあるのに
あるのはまだ花の咲いているこれから育つ物ばかり。(育っているのはもう採られてしまったんでしょうね)

この花ズッキーニ状態のものがたくさんあって→
お花のところに詰め物をして天ぷらにしたらおいしそうだなぁ~なんて思いますが
お花の咲いているヤツは採ってはいけないらしいので、コジェットはあきらめ次はフレンチビーンの畑へ。

French bean(サヤインゲン)はNew crop(新物!)と言うこともあってなかなか賑わっていました。
たくさんの人が懸命に摘んでいます。

インゲン摘みも初めて!
でも低く生えているし、サヤも茎にそってひょろりとなっているので、見つけるのがなかなか難しかったです。

野菜を採ったあとは、念願のイチゴ狩りです~。
今の季節は、通常の地面にはえている(まさに藁が敷いてある)種類のものはもうシーズンオフなのですが(写真手前の畑です)
TABLE-TOP STRAWBERRIESという胸の高さくらいに植えられた苺をまだ収穫することができました。(こちらは写真、奥の畑♪)

でも立っていても採りやすい位置にイチゴがあるので、普通のいちご狩りよりもかえって採りやすいかも知れません♪
真っ赤なイチゴがプラプラと垂れ下がっている様子はなんともかわいらしかったです。
ちなみに日本のいちご狩りと違って、PYOではその場で食べてはいけないことになっています。
入場料を払わないのだから、あたり前といえばあたり前ですね。
入り口でもらったカゴへ摘んで、帰りに重さを量ってお支払いをするのです。
まぁ、みんな味見程度にはつまんでいるみたいですけどね。
わたしもこっそり味見してしまいましたが、野性味あふれる甘酸っぱいイギリスらしいイチゴでした♪
でも、かじられた跡のあるイチゴがぶら下がっていたのにはビックリしてしまいましたが・・・

ぶら下がっているイチゴはまんまるのかわいい形のものが多く、中には細長いものやハート型のようになっているものもあって
『見て!わたしのはカワイイよ♪』とかムダに自慢しあったりしてとても楽しかったです。

帰りにお会計をしたときには、あまりの安さにビックリしてしまいました。
入るときにきちんと値段を見ていかなかったのが悪いのですがもっと沢山取ってくればよかったなぁ~なんて思ってしまいました。
なんと、スイートコーンは1本29p(約60円?)だったんです。
他のものもスーパーで買うのよりも安く、そして新鮮!

帰ってきてからさっそくトウモロコシを茹でて食べてみましたが、甘味があってとってもおいしくて
あまりの美味しさに一人2本づつも食べてしまいました。
(それで、お腹いっぱいになってしまいました

インゲンもさっと茹でて辛いお味噌をつけて食べてみましたが、やっぱり新鮮だからか歯ごたえもよくとってもおいしかったです♪

色々収穫して本当に楽しいPYOでした!
とくに採りたてのコーンの美味しさには本当に感動してしまいました。

あぁ~おいしかった♪また行きたいなぁ

サウンドオブミュージック マリア決定!

2006-09-18 | about London

先週も少し書きましたが、オーディション番組How Do You Solve A Problem Like Maria? の決勝が土曜日に行われマリア役が決定しました!

先週、アビーAbiとイーファAoifeが落選し、土曜日はヘレナHelenaシボーンSiobhanコニーConnieの3人で決勝を行いました。
はじめのパフォーマンスの時点でシボーンはエキスパート達からの評価も芳しくなく、2つ目のサウンドオブミュージックの中の歌を歌うというのでもやはりアンドリューにもまだ準備ができていないように思うというようなことを言われてしまい
投票の結果でも前半でシボーンが落選。

後半の結果発表ではヘレナかコニーどちらかということに。
でも、今日のパフォーマンスを見たらやっぱりコニーがマリアかなと夫も私も同意見。
前半の2曲目でコニーはサウンドオブミュージックの曲の中からThe Lonely Goatherd(ヨーデルみたいなやつ)を歌ったのですがすごく合っていたし雰囲気もいちばんマリアっぽくて結果が目に見えるようでした。
たぶん選曲が良かったのだと思います。
たぶんTVをみていたみんながそう思っていたんじゃないかな~。

ヘレナも歌はすごく良くてエキスパートたちもベタ褒めだったのですが、見た目の雰囲気とかがコニーにはかなわなかったのでしょう。

というわけで、勝ったのはコニー。

今日のBBCのニュースにも出演していました。

コニーが主演のミュージカルThe Sound of Musicは11月スタートです。
見に行きたいなぁ~
でもその頃にはロンドンに居ないかもしれないので見れないかも・・・!?

MRS BEETON'S ALL-ABOUT COOKERY

2006-09-17 | about London

日曜日はアンティークフェアーに行って来ました。

POOLE(プール)のブルー×グレーのカップを探していたのだけれど残念ながら見つからず・・・
替わりに『ミセスビートンの料理の全てMRS BEETON'S ALL-ABOUT COOKERY』という本を買ってきました。

かなり古い本で、イラストもとっても味があります。
アンティークの本屋さんのストールではなく、普通の時計とか売っているストールの片隅にポツンと置いてあったのを見つけて買ってきたので、背表紙がそろそろ取れそうな感じだったりと状態はそんなに良くないのですが
手書きのレシピやメモがたくさんはさまれたままになっていて、他にも古いハチミツのラベルや雑誌の切り抜き、さらには1943年と書いてあるイタリアの10リラ券(軍票?)なんかもはさまっていたりして
なんだかお得感がありました。

ビートン夫人って、なんだか聞いたことがあるなぁと思って帰ってきて確認するとやはり林望さんの本『イギリスはおいしい』でもちょっと触れられている
『ビートン夫人の家政書』のビートン夫人なのでした。

わたしの買った“料理の全て”はそれよりも後に出されたもので
(この手の本はなぜか出版年度が書かれていないので正確なところは分からないのですが、1900~1930頃までのものらしいです。)
ミセスビートンの料理書シリーズ総まとめのようなものらしく
2000のレシピと家事のヒントなどがまとめられています。

鳥のさばき方から、テーブルナプキンのたたみ方まで出ていて実は意外と役に立つかもしれない・・・なんて思ってみたり。
でも興味のあるところはやっぱりPuddingsやSweetsのところ♪

エクレアの作り方も出ていたので、今度挑戦してみようかなぁ・・・なんて思ったけどすごいいいかげんな作り方でちょっと笑ってしまった
やっぱり古い本だけの事はあるなぁ。たぶん何も知らない人がこれだけ見て作ったら確実に失敗すると思う・・・

でも、ビクトリア時代っぽい盛り付け例などのイラストも結構あって(カラーのイラストもあり♪)なかなか楽しめ、わたし的にはよい収穫でした