貧々自適

仕事のかたわらデジカメを構えたり
季節のうつろいや人の優しさに触れ感激する
そんな貧乏オヤジのつれづれ帳です

薫風

2005-05-08 22:39:38 | 季節の話題
きのう(5月7日)、当地は実にさわやかな一日でした。
雨上がり(たいして降りませんでしたが)ということもあり、
お昼ごろの気温21.7℃、湿度53%、西よりの風5m/s(気象台の観測データ)という、実にすごしやすい気象条件で、山は新緑に覆われて、いかにも「五月だなぁ」という一日でした。
「きょうは薫風が吹いて…」と言うと「?」という反応が多くなり、季語が死語になりかかっているのかも知れない、というのがちょっと寂しい気がしますが、かくいう私もえらそうなことはいえません。

改めて「薫風」を二つの辞書で調べてみると、
gooの大辞林:
初夏、若葉の香をただよわせて吹いてくるさわやかな南風。[季]夏。
広辞苑(パソコンの付録):
①、南風。温和な風。かんばしい風。南薫。
②、青葉の香りを吹きおくる初夏の風。青嵐アオアラシ。薫る風。[季]夏 。
とあり、厳密にいうと薫風ではなかった(?)ようです。風向きが…

メール便配達先の花々も様変わりして、今はツツジが盛りでチューリップもきれいですね。
中には牡丹or芍薬(園芸が趣味ではないので見分けがつかない…恥)や「すずらん」も。
すずらんは高原の花だそう(北海道では水芭蕉同様、平地で咲く?)ですが、国産種の自生地の南限は奈良県だそうですから、私が見たのはドイツ種の園芸用らしいです。
植物図鑑はこちら

昔から美人の例え*に用いられる牡丹は、図鑑によると「低木」だそうですから明日配達時に確認してきます(笑)
 *立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花 ←これも死語か?

5月9日追記
今日、証拠写真(笑)を撮りにいきましたが、やはり「牡丹」だったようです。
ところが花が一輪もない(!?) 多分摘み取ってしまわれたのでしょう。
となりの畑の片隅に、「芍薬」と思われる花があったので撮影(写真・左)
牡丹は赤紫のとてもいい色だったんですが…
すずらんは写真・右です。



5月11日追記
別の畑に五分咲き(?)の芍薬があったので、パチリ(笑)
それにしても「デジカメ」が欲しい…