東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

学年による夏期講習の学習の違い

2015-06-17 11:48:16 | 学習全般

生徒さん達は学校の定期考査で頭がいっぱいの時期です

しかし、私はその先

夏期講習の計画で頭がいっぱいです

講師陣も目の前のテストに向けた指導と確認で忙しそうです

みんながそれぞれの目標をもって取組んでいます

 

当教室はまだ今年度の夏期講習の内容を発表していませんが

大枠、学年別に取組む内容をご紹介します

 

小学生のクラス指導に参加されている生徒さんは追加授業はありません

ご要望があれば個別指導で夏期のみ追加授業をいたします

作文や文章題にフォーカスし弱点克服と復習がメインです

 

中学生さんは・・・

1.2年生は復習と応用です

1年生は特に計算力を鍛え、高校入試で扱われる大問1に強くなるように学習しましょう

また、復習と言っても範囲がまだ狭いので応用問題を解き難易度の高い問題に慣れる学習です

2年生は

1年の計算問題を発展問題で復習しましょう

そして2年生で出て来る単元の復習です夏休み明けにある学校でのテストに備える意味でも

復習が最優先ですね、理解が追いついていると確認できた生徒さんから先取りを考えています

1年も2年もeトレを使って自主学習をしましょう

学校の宿題も塾でするという習慣があると8月の終わりにやっつけ仕事にならず、しっかり学習できると思いますよ

 

3年生は飛躍の夏です

学習は5教科、入試に着目した学習をします

とは言ってもまだ総単元学習が終わっている訳ではないので、それぞれの未習単元は個別授業で進めます

復習は入試で出題率の高い単元を優先的に行います

また、国語は読解から作文まで一通り学習する計画です

7月に行われるvもぎの結果を参考にし、弱点克服も行いますので

相当忙しい夏になりますね

 

次は高校生です

高校1年生さん

既に数学で遅れをとっている・・なんてことはありませんか?

一般的に高校入試で鍛えた学力の底が尽きるのは秋だと言われています

高校数学・高校英語は出来れば2年生の終わりには完成させておきたいところです!

のんびりしている暇はないのが高校生ですから、油断せずに学習していきましょうね

数学・英語の特訓を2回ずつ予定しています

 

2年生さん

2年生の夏は既に受験生と言う意識を持って過ごして欲しいです

2年生はこの夏から物理の学習が始まります

また、数学の復習は必須ですね

英語も少しずつ長文へ移行しますから熟語・イディオムなど自分で出来る学習は時間の許す限り取組み

授業に挑んでください

また、センター対策特訓も行います

単元復習特訓とセンター対策が2年生の夏期講習となります

 

3年生さん

高校生最後の夏休みです

受験生としての自覚も充分ですね、あとは目標に向かって適格な学習をするだけです

3年生の夏は志望校対策がメインとなります

それぞれが志望している大学入試問題での特徴や単元をしっかり抑えておきましょう

国公立ではセンターは必須ですが、この夏はセンター対策としては教科によって2回から3回の過去問解説を行うのみです

8月に入ってからも英語が足を引っ張るというのでは非常に弱いです

英語が弱いと言う人は8月に入るまでに英語力をステップアップしてくださいね

各志望校対策の特訓がこの夏のメインとなります

授業を受ける前にあらかじめ問題を解き、問題と格闘した末に授業に挑む事が前提となりますから

教室で過ごす時間が一番長くなるでしょうね

 

 

高校受験も大学受験も目標に向かった正確な学習が必要です

当教室の場合、講師陣の経験と知識が頼りです

彼らが使っていた教材は種類豊富で、その教材の特徴や実際受験期に使った感想、その結果等が非常に役立ちます

指導に使っていない教材で、「これは自分で出来る」といった教材を生徒さんの習熟度によってアドバイスする事もしています

 

先日、模試の結果を見ながら講師と生徒さんが面談をしているのを横で聞いていました

その中で、印象に残った話を皆さんにもお伝えしますね

講師「例えば無人島に人がいたとして、その人が生きる為に何かをしてあげるとする。

   君は魚を釣ってあげる?それとも魚の釣り方を教えてあげる?」

生徒「釣り方を教えてあげます。」

講師「そうだよね。釣ってあげても、自分がいなくなってしまったら、その人は魚を食べれなくなってしまうかもしれないし

   だからと言って、ずっとその人に魚をあげ続ける事も出来ないからね。

   僕たち講師が君たちにしている事もまさにそれなんだよ。答えを教えてあげる事は簡単だけど、君たちはその答えの出し方を

   知らなくては1人で解けるようにならない。だから釣り方を教える、その後は自分で釣ってみる事が必要。つまり

   自分でその問題を解けるように練習する事が必要なんだよ。そうしなくては魚は釣れない。問題は解けない。」

生徒「そうですよね。だから自習時間が必要なんですね。」

講師「ただ自習してもダメだよ。解けないと直に諦めるのでは勉強した事にならない。解けない問題と格闘して試行錯誤して

   初めて自分の物になるんだからね。いつまでもチャートをしていれば良いと言う物ではないんだよ。僕が出している課題の問題を

   チャート感覚で解いていてはステップアップはできないからね」

生徒「はい、問題と戦わなくてはいけないんですね。私すぐに諦めちゃうタイプで、わからないと飛ばす癖がありました。」

講師「それは分かっていたよ。ノートを見れば直にわかる。これからは1問1問とそうやって向き合ってごらん。

   君がもうワンステップ伸びるには今それが必要だから。」

生徒「はい、やってみます。ありがとうございました。」

 

いかがでしたか?

生徒さんの置かれている状況を把握していなくては出来ないアドバイスですよね

そして、これは今の時期だからのアドバイスですので、どの生徒さんにも当てはまる訳ではありませんから

ひとくくりに捉えないでください。

 

1人1人の生徒さんとこうして向き合いながら

夏期講習の準備は進んでいます

みなさんのお子さんにも「今必要な学習法」があります!

それを正確に見極めて、貴重な夏を過ごしましょう!!

 

 


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