東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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ネイティヴと英語授業を楽しもう

2018-04-27 00:33:36 | 英語編

パイレーツオブカリビアン・ハックルベリー

ネイティヴ講師の後に続いて音読していきます

発音が難しいところは舌の使い方も指導しながら、よりネイティブな発音を

繰り返しながら理解を深めていきます

 

今日はこれまでの授業と違い、生徒さんたちの音読がスムーズになって来たように感じました

声も大きくなり、発言もこれまでよりは積極的になりました

そして、今日はグループに分かれての発表も行いました

1週間かけてグループで連絡を取り合い、発表する文章を書き、それを英訳し

分担して発表します

今までは声も小さく、自信がないのが明らかな発表でしたが

それも、今日はなんだか胸を張ってできていたように感じました

 

英語に対して自信がないというのは誰しもありますが

無駄に力の入った緊張感がほぐれたようです

というのは、前回授業の終盤であるゲームをしました

ネイティヴ講師が持参してくれたカードゲームですが、使えるのは英語だけ

みんな恐る恐るといった感じでしたが、それでも

やはりゲームは楽しいのでしょうね

その効果が今日の授業に現れたといってもいいと思います

 

講師は日本のことをほとんど知りません、まだ来日して1年なのです

なので、日本の文化紹介を中心に行っています

今日は春らしく「桜紹介」と「着物紹介」のチーム発表でした

私たち日本人でも、調べなくては知らない日本のことは沢山あります

生徒さんたちが英語で日本を知ることになるというのも面白いですね

そうして調べた文章を英語にしていくという過程で、学校では習わなかったり

使わない単語や表現も調べていくことになります

何より、英語で自分の考えや意見を発表するのですから

その時点でメリットしかありません

初めは困惑していた英語での発表にも少し進歩が見られるようになって来たわけです

 

上の写真はカードゲームをしている場面です

私はルールをあまり知らないのですが、英語しか使えないということは知っています!

ネイティヴ講師とこうして接していくことも英語を楽しむ学習に変えていきますね

緊張もほぐれ、だいぶフレンドリーな空気になって来たので

次回のゲームはディクシットをしようということになりました

講師の積極的な姿勢もあって、生徒さんたちはこの授業を楽しみにしてくれるようになりました

私も、生徒さんたちの成長が楽しみです!


進学するという自覚を・・

2018-04-25 10:15:35 | 日記

現在の高校1年生から変更される大学入試システムは

これまでにない規模なのではないでしょうか

世界との比較の中で必要に迫られていると同時に

国内にある問題点の解決策としての意味もあるでしょう

 

発言する、発表するということを苦手とする人が多い日本

どこでそうなってしまったのか?と考えてみると

小学2年生ではすでにその傾向にあります

中学生になる頃にはほぼ完成されてしまい

「人前で自分の意見を述べるなどとんでもない!」と

子供の口から出て来ます

現在週1回行っている論理作文は6名程度の少人数で行っていますが

それでも恥ずかしくて、作文を読み上げるのに一苦労という生徒さんもいます

そもそも作文が書けない、という場合もありますよね

支離滅裂で、何を書いているのか自分でもわからなくなる という状態なのに

お題に沿った作文を書くなど、ハードルが高すぎる・・とも思えますが

教育改革はそれを求めていますし、生きていく上でやはり思考を高めることは必要ですから

難しくてもそれらと向き合わなくてはなりません

私はこうした考える力が本当に必要だと感じています

生徒さんたちの進学のその後をみて最近ますます感じるようになりました

進学した生徒さんち・・今は大学生です

当教室で講師として働いてもらっている生徒さんもいますし

大学生らしく、勉強やサークルに励んでいる生徒さんもいます

しかしその一方で、大学生という立場を悪い意味で利用して、遊びに熱中し留年する生徒さんも

いるということがとても残念です

進学した後、どこでそのように分かれてしまったのでしょう?

年間100万を越す学費のかかる私立大学で、留年するということがどれだけ自分にとって不利益かを

考へる力があれば、とても遊んでなどいられないし

自分の将来を考えれば、1年間を棒に振るということがどれだけ無駄かに気づくはずです

就活で一般的に聞かれる質問として、大学で何に取り組んで来たか?

何に努力し、どんな成果を上げたか?

という分野もありますが、生徒さんたちはどのように回答するのでしょう

 

進学するということは、一つの節目であってゴールではありませんよね

それは、中学も、高校も大学も同じこと

就職でさえゴールなどではありません

どこにゴールがあるのか?それを考えたことのない人、考える力のない人が

ただただ勉強して進学しても、豊かにはならないのではないかと思います

先ほど紹介した論理作文クラスでは小学生の時からそうした自覚を持たせることを

目的の一つとしています

自分のこと、他人のこと、世の中のこと、世界のことに目を向け

深く考える力を身につけることで、行動を規制してバランスをもたせたり

今すべきことに全力を注ぎ、賢明な判断を自分で行えるようにする

小学生の頃、こうした思考力を磨いている子とそうでない子の10年後、20年後が

どう変わっていくか?

進学するということに自覚を持てる子とそうでない子の生活にどんな違いが生まれてくるのか

そして、その時親である大人はどう対処するのか

進学する本人も、親である私たちも考えるべきだと思います

 

そして進学に関していうなら、少子化とは逆行して難易度の上がっている入試事情に目を向け

底辺校やFランクではなく、やはりそれなりの進学をしなくては進学する意味が薄れて来ているように思います

大学全入時代は幕を降ろすのかもしれませんね

進学が当たり前の日本だからこそ、その質が問われ始めたのだと思います