ユア・ハイハート、自らの神聖さと共に。

心や魂のこと。生きる勇気と希望。
世界はいつも儚く光に溢れてる。誰もが強くて優しい。No worries, 大丈夫。

背中合わせ

2011-01-12 15:54:32 | 心理ワーク
どうしても引っ掛かる思いや、定期的に訪れる感情など、主にネガティブで出来れば通り過ぎてしまいたい感情と対峙するときに、一度試して頂きたいワ-クです。

『背中合わせ』

その気持ちと背中合わせになり、背中越しにその存在を体感し、会話を始めるものです。


真正面から向かい合うにはインパクトが大きい感情の場合も勿論有効ですが、背中越しって意外と消極的ではないんですね。愛情や思いやりなど温かい気持ちは、正面より背中側からの方が入り易い、という説もあります(私もそう思います)。

また「表裏一体」という身近な言葉もある通り、自分の感情を背中合わせで感じることにより、一体感・・・頭での判断以前の、ありのままの感情を体感する助けにもなるかと思います。ただし、無理を感じない範囲で、またスピードで進めてみて下さいね(^-^)

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まず、椅子や座布団にリラックスして座って下さい。
「背中合わせ」をより感じるために、ソファ-でない方がベターです。

次に、背中合わせになってみたいお気持ちや感情にも、あなたに対し背中合わせに座ってもらいます。背中同士がかすかに触れ合う、もしくは近い感触があればOKです。

軽く深呼吸を始めます。ゆっくり息を吸い(この時に限らず、吸うときは鼻からが良いです)、細く長く吐きながら、背中越しに感じる存在(気持ち)と息を合わせていきます。身体を前後に揺らしたり、イメージが出来るなら同じタイミングで呼吸してみたり、皆さんご自身の感覚を大切になさってみて下さい。

この過程で、すでに背中越しの存在から何か言葉があるかもしれませんし、自然と会話が始まっているかもしれません。一方、この姿勢でいること、その存在を感じることに心身ともに抵抗を感じる方もおられるかもしれません。


そしてここから先は、更にその存在と親密になりたいと思われたら進んでみて下さい。

この時点で既に一体感に包まれている方もいらっしゃるかもしれませんが、
今度は、背中合わせの状態で手を繋いでみて下さい。

そして、繋いだ手をぶらぶらして遊んでみたり、一緒に歌ってみたり・・・。


思いもよらなかった感情、気付き、メッセージ、もしくは理屈なく湧き出る思い、そういった様々なもの。
子供時代の出来事だったかもしれないし、今までずっと疑問に感じていたことだったかもしれないですね。
ただこのワークは、「何が分かる」「このために」という、特定の目的のためでなく、ネガティブな感情もポジティブにすり替えることなく、その「今ここの」「ありのまま」を捉えるきっかけを教えてくれるように思います。

私はポジティブをボジティブと見れるとき、ネガティブをネガティブと理解するときにはじめて統合が起こると思っています。それぞれの存在に力を与えれば、そこから先の統合は自然な営みであり、統合し現れた新たなものは、再び表裏の2極を持つ存在となります。

よって、私たちにとって大切なことは統合のプロセスではなくその前段階まで、ではないでしょうか。
統合まで気にかける必要はなく、それぞれの存在にありのままの力を持たせるが如くの姿勢(これを謙虚な姿勢と呼んでも、大きく間違っていないように思います)が、私たちの人生をより大きく広げていくのかもしれません。その広がりは目に見えることはなくても。


今日も最後まで読んで下さって、本当にありがとうございます☆

今日も皆さん一人ひとりの楽しく健やかな一日でありますように。

Will not happen. Are you sure?

2010-08-28 13:14:30 | 心理ワーク
皆さんそれぞれに、願いや祈りがあると思います。また、お身体の健康状態や気持ちの落ち込みなど、切実な問題を抱えている方もたくさんいらっしゃると思います。

強く願うこと。心から祈ること。これは意志だと思うのです。
願うこと、祈ることを、ひとたび「意志」という言葉に置き換えたら、皆さんの中で受け取り方は変わってきますか?
もちろん何事も、捉え方はその人によって千差万別です。それにそもそも「意志」という言葉に繋げたのも、私のサジェスチョンに過ぎません。しかし「意志」と捉えることで、願いが叶うということが、外部からもたらされるものという意識から、いきなり主体性へと転じるようにエネルギーは変化を起こします。

そして主体性に転じたとき、転じようとしたときに、別の感情が頭をもたげる場合もあるかもしれません。その時は、そのお気持ちにゆっくり寄り添っていくことによって、新しい一面を知る大切なきっかけにもなります。


今日は、もしご興味があったら、次を試してみて下さい。軽いイメージトレーニングです。面白がってやってみて下さいね。

是が非でも叶えたい願いをイメージする・・・のではなく(爆)、

叶ったら嬉しいけれど、でもこれは・・・いくら何でも無理なんじゃない!?ということって、ありませんか?

これを思い浮かべてみて下さい。



如何でしたか?



更にお聞きいたします。




あなたが思い浮かべたそう情景、実現させること、本当に無理そうですか?



このイメージングには何だかくすぐったい、もしくはざわざわした感触もあったかもしれません。でも、こちらの方がより鮮明にイメージできた、ということはなかったでしょうか?

そうであった場合、まず「叶えよう、叶えたい」という力みがなかったからと思われます。そして更に私が思うのは、自分自身の「欠乏感」を意識していなかったから、ではないでしょうか。

願い事が、自分の足りない部分(自分で足りないと思っている部分)や自分の欠乏を埋めてくれるもの、と無意識上で繋がっている場合、願えば願うほどにその欠乏感が増幅する可能性があります。ただ、上述のイメージワークは肩に力が入っておらず、自分の中に欠乏感があったとしてもそれを反映させません。

ただ、そのイメージしたものがそっくり具現化するか?というと、また別の話で・・・と言うよりも、そこに焦点を当てると「力み」となり「欠乏感」を増幅させては同じなので。確かに、先ほどの質問「本当に無理そうですか?」との矛盾は否めませんが、ただイメージしたもの断片断片の中に、決して無理ではないもの、今すぐ実践できそうなもの、何故だかとても腑に落ちたことなど、新しく気付かせてくれたものは沢山あったかのではないかなと思います^^


残暑が続いています。どうぞ皆さんお身体には気を付けて。。。
私が寒がりだからかもしれませんが(暑さよりも寒さに弱い^^;)この暑さにも感謝したいと思うんです。秋が過ぎ冬将軍が訪れる頃には、この暑さもきっと恋しくなるような気がします。


今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございます☆

今日も皆さんのすべてが輝き、一人ひとりが互いの幸せを喜べる一日でありますように。