今日は世田谷美術館に行ってきました。芸術に全く縁のない私がなぜ世田谷美術館に行ったかというと、企画展「竹中工務店400年の夢―時をきざむ建築の文化史―」を観るのと、企画展に関連して、小川三夫棟梁の講演会があり、ぜひお話を聞きたかったからです。この企画展は6月19日までです。
12時に美術館に着いて、まず講演会の整理券をもらいました。70番台でした。講演会は14時からだったので、それまで企画展を観ました。入ってすぐのところに鵤工舎で製作した模型がありました。桔木などの軒の構造模型がわかりやすく、写真を撮れないのが残念でした。仕口の現物が置いてあって、木材の大きさや、仕口の精巧さに興奮しました。
そのあとの展示は、竹中工務店が手掛けた建物の写真と模型が主でした。
14時からいよいよ小川棟梁の講演「技を伝え、人を育てる」です。定員140名でしたが、座れるところが無いくらい満席でした。これまで小川棟梁の書かれた本を何冊か読んでいて、ぜひ生でお話を聞きたいと思っていたので、ご本人が登場された時には興奮しました。実際にお話を聞いて、本で読んだことをより詳しく理解できました。
お話を聞いて、宮大工でも学校教育でも共通することがあると感じました。小川棟梁は、「教えると甘えが出る」「教えない」「学ぶ意欲が出るまで待つ」「そのためには学ぼうとする雰囲気が無くてはならない」と話されました。「たくさん無駄をさせることで無駄を省けるようになる」ともお話されました。学校にもそういった環境づくりが大切なのだと思いました。
「まじめにひたむきに仕事をしないと人の心はうてない」
自分はまだまだ甘いと思い知らされました。これからも精進していきたいと思います。
12時に美術館に着いて、まず講演会の整理券をもらいました。70番台でした。講演会は14時からだったので、それまで企画展を観ました。入ってすぐのところに鵤工舎で製作した模型がありました。桔木などの軒の構造模型がわかりやすく、写真を撮れないのが残念でした。仕口の現物が置いてあって、木材の大きさや、仕口の精巧さに興奮しました。
そのあとの展示は、竹中工務店が手掛けた建物の写真と模型が主でした。
14時からいよいよ小川棟梁の講演「技を伝え、人を育てる」です。定員140名でしたが、座れるところが無いくらい満席でした。これまで小川棟梁の書かれた本を何冊か読んでいて、ぜひ生でお話を聞きたいと思っていたので、ご本人が登場された時には興奮しました。実際にお話を聞いて、本で読んだことをより詳しく理解できました。
お話を聞いて、宮大工でも学校教育でも共通することがあると感じました。小川棟梁は、「教えると甘えが出る」「教えない」「学ぶ意欲が出るまで待つ」「そのためには学ぼうとする雰囲気が無くてはならない」と話されました。「たくさん無駄をさせることで無駄を省けるようになる」ともお話されました。学校にもそういった環境づくりが大切なのだと思いました。
「まじめにひたむきに仕事をしないと人の心はうてない」
自分はまだまだ甘いと思い知らされました。これからも精進していきたいと思います。