ニューヨークとアンティーク

アメリカンアンティークを勉強するブログ
ビンテージアイテムから知るNYスタイル・歴史・フリマ点景

去りゆく店、愛され続ける店

2006-01-31 08:25:40 | from ニューヨーク
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シュガーローフの街にいくための交通手段は車のみ。
その昔、リンゴ園と馬の牧場で栄えた名残りそのものに、
その街へと導く道は、牧歌的な風景が広がっています。

村の入り口を告げるボードを越すと、
真っ先に視界にはいってくるのは、
アメリカンカントリーそのものの貨車に描かれた星条旗

この夏まで、The Station Pubとして村人達に親しまれてきた
昔の駅舎を利用した小さな小さなパブは、この秋にクローズ。

脇を通る線路の脇のオープンエリアで飲んだ、あのビールの味は
そこに集う村人たちの世間話のBGMとともに、
この街の懐かしい思い出へ・・・・。



50以上あるといわれているアーティストのショップやスタジオは、
様々な時代の波をうけ、その数の変動は激しさを増しているとか。

それでも、本当にいいものを造るピーター氏のキャンドルショップのように、
しっかりとしたコンセプトが伺える店は、
私がいつ訪れても笑顔で迎え入れてくれます。

***

そんなショップの中で、
すでに1年以上・・我家とお付き合いのあるショップが
Rosner Soapという手作りソープの店。

100%天然のエッセンシャルオイルと、その製造過程の道具にまでも
天然のものを使うというこだわりで造られる石鹸は、
一度使用したら、たちまち虜になってしまうほど。
(製造過程はHPで見ることが出来ます。)




店内では、造りたてのソープが棚一杯に並び、
アロマオイルやバスグッズ、そしてアンティークの家具も販売。
元々デザイナーだったというオーナーのヤロンとカレン御夫妻
センスの良さを伺える空間でもあります。

私のお勧めは、なんといってもラベンダーソープ
上部にラベンダーポプリが一杯に敷き詰められ、
香りも見た目も素晴らしくリッチ。
そして、肌に直接つけることが出来るバスオイル、
ペパーミントエッセンスがたっぷりと入ったフットソルトも
一度使えばリピーターになってしまう程。
夏になれば、赤ちゃんにも仕える虫除けハーバルオイルはありそうでない優れもの。

ご夫婦で交わされるフランス語の会話を聞きながら、
あれこれアイテムを選んでいると、
少しばかり・・・フランスの片田舎の街にきたような錯覚を覚えるかもしれません。



明日はシュガーローフの街、最終回。
昨年、開催された街でのイベントの風景をお届けいたします。

ROSNER SOAP
1373 Kings Highway
Sugerloaf, NY 10981
Tel;1-845-469-5931
(主な商品はスタジオガンボでも販売中です。)

*写真は昨年9月に撮影したものです。

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