古いカメラ好きな方なら・・きっとご存知であろうのカメラ。
それが今日の写真のポラロイドSX-70です。
普段は長細く平べったい箱状、
そしてカメラ使用時には上部のサイドを持ち上げるポップアップ式という
デザイン的にもとっても優れた一品。
私が過去に手にしたのは計5台。
すべて「茶銀」と呼ばれるシルバーに茶色の革張りのもの。
今回も2台まとめて・・・先日スタジオガンボに滞在された
プロのカメラマンさんにお嫁入りとなりました。
このカメラの登場は1970年初頭。
何故、写真はすぐに見れないの?という、お嬢さんの発言から
ポラロイド社の創始者ランド氏が開発したというエピソードは有名。
「アラジンの魔法の箱」の如くということから、
愛称「アラジン」として世に送り出されました。
発売当初からの人気は、このカメラを愛用した有名人をみれば一目瞭然。
ジョン・レノンやアンディ・ウォーホールなどがその代表格。
(日本でも有名人の愛好家が今でもいるというお話を
小耳に挟んだこともあります。)
このカメラをフリマで見つけられる可能性は・・・黒×銀のものは比較的高く、
茶×銀になると、ぐっと確率が低くなります。
ましてや・・茶×白は・・・なかなかないかも。
でも、この茶銀が一番お洒落な感じがしますよね!!
写真のカメラはどちらとも初期のもので、首にかけられるストラップは無し。
左の純正ケースはポラロイドのロゴ入りで、
折りたたんだカメラとフィルムボックスが4個入るタイプ。(ビニール皮製)
右のケースにもカメラとフィルム2箱が入ります。(本皮製)
私が過去に手放したものはカメラのみ入るケースタイプ(本革製)でした。
日本ではなかなか高価なもの。
しかもフィルムも高価な上、取り扱い先も少ないなど
なかなかファン泣かせなところもあるようですが、
独特な青灰色の仕上がりを見ると、愛らしさが倍増するとか。(笑)
まさにコレクティブルズを代表するカメラ。
このカメラで、自分のアンティーク・コレクションの写真を撮影してみたら・・・
きっと素敵な写真集ができそうですね♪
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