ピットブルのハヤコ

ハヤコとかあさん

大それたことを。

2015-01-29 | かあさん

世界が動いているということは、嫌でも感じることがある。

私が大それたことを述べるような身分でも立場でも、責務もなく、それでも、世界の揺らぎには、心が揺れる。

 

ハヤコにとっての世界、「かあさん」が揺らいだら、ハヤコの心も揺らぐ。

 

世界は、それぞれの世界があるのだけれど、その世界、が、できるだけ、ちょっとでも繋がって、憤りが和らぐと、   いいな。

それは、言葉を知らぬ私の、どういったらよいか分らない、感情、とてもでないが、すぐには繋がることなんて、無理無理無理、そんなこと、よくある、それでも、どうやったら、どう考えを変えたら、どれだけ考えを変えたら、それで、繋がって、何とかどれだけか得ることがあるのか?

 

人間は、犬や猫を、ネズミや馬を、豚を牛を、鶏を殺し、蔑み、食べ、よろこんでいる、そうでないと人間は生きられない。

のではないだろうか。私は、結局、そうして生きている気がするよ。

 

それでも、ハヤコは、私を好きだと、近くにいてくれる、だから、私は、やさしい気持ちになるんだ。

支離滅裂。

 

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セレブ

2015-01-26 | かあさん

ばあちゃんが、シゴトから帰った私に笑いながら問いかける。

「はあちゃん、今日どこおったかぁ~?」

 

私は、分ってるよと、聞かれるまでもないと言わんばかりに、「私の布団じゃろ?」と返す。

 

ばあちゃんは、吹き出して笑う。

結論、そのとおりで、ばあちゃんが言うには、「はあちゃん、どこ行ったんか二階上がってみてもおらんし、アンタの布団見に行ったらおったわ。はあちゃん、枕使って布団入って寝とったわ、人間と同じよ、肩まで布団被ってね、わはは、わたしゃ一人で笑ったわぁ」

 

私は、ハヤコが、私とハヤコが寝ている布団で、寝ているだろうことは、何となく、分っていた。

なぜならば、今日は、一日、冬の雨だったから。

 

ハヤコは、私の万年床で、ハヤコの冬の雨の日を過ごしたというだけなんだろうと、何となく思う。

 

私は、ばあちゃんに更に返す言葉に、今日は何でか、初めて口から出てきたわ。

「ハヤコは、セレブだから。」

 

初めて口に出てきた割には、得心することがある。

我が家に、ハヤコ以前にいてくれていた犬達からすると、ハヤコは、セレブ犬嬢だと、そう、ハヤコのかあさんである私は、ハッキリ言葉に出てきたよ。

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ヒロ君、の、続いた道

2015-01-24 | ワレラ、「飼主」モトメ中

少し前、動物愛護センターに収容されており、もうすぐ「期限」のくるヒロ君、どなたか縁がないかと、このブログでも紹介した、生粋の雑種のヒロ君。

 

私は、これまた少し前に、ここで、つい、書いたこと、「命には、縁も、運も、ある。」ということ、そう感じることが、更に深く感じることが、起こった。

ヒロ君の道は、繋がった、「期限」から遥か遥かに、遠ざかった、いや、もう「期限」には縁がない道のはずだ。

仮母になってくださったshireiさん、http://blog.goo.ne.jp/shirei0904 ←こちらのブログ。

ヒロ君をセンターから受け入れてくださり、ヒロ君専用のブログをも開設された、http://blog.goo.ne.jp/mataituka122 ←こちらで、ヒロ君の成長との記録と共に、家族にと迎えてくださる方を募っておられる。皆さま、ヒロ君の、明るい顔を、見てやってください。

 

 

shireiさんと私は、ブログで繋がった縁だ。

それも、ピットブルのチビちゃん繋がり。置き去りにされたチビちゃんの近くに住んでおられることで、チビちゃんにビビらされたことがある経験の方。

それが、縁あって縁あって、保護されたチビちゃんとも対面した様子で、ヒロ君をセンターから引き受けていただいた。

 

私は、私自身に関わる縁というのもすごく不思議に、そして、ありがたく思っているが、それと等しく、いや、それ以上に、ヒロ君の運が、目を丸くするほど、運があったコだと、そう思っている。

そして、そういう運を開いてくださったshireiさんに、私は、心から感謝いたします。

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ブログ

2015-01-22 | かあさん

正直な所、「ブログ」を続けるには、エネルギーがいる。

私は、元来、横着者だ、そして自分勝手だ。

だから、どこで横着者が我が身を獲ったりと、前面に顔を出し、この極小ブログを放置しかねない。

そして、自分勝手な私は、ただ、ハヤコと私の話を垂れ流す。

 

それでも、私は、自分に抗うようにブログを、放置しない。

 

なんて、さも自分が頑張ってる感を、出してみたが、本当の底にあるのは、分ってる。

「ハヤコがいるから。」それだけだ。

 

そして、そのハヤコが、私にこのブログを始めさせ、このブログに留めさせている。

そして、そして、ハヤコを見てくださる方がおり、ハヤコに声をかけてくださる方がおり、絶対にハヤコがいなければ「ない」世界を、私は、もらっている。

ただひとつ、ブログを続けながら、実は心にひっかっかることがある。

私は、ブログで遊んでいる間、ハヤコを置き去りにしている。

 

そもそもブログを始めたのは、「ハヤコの犬種であるピットブルの地位向上のため」、砂粒ごときのひとつにならないかと。

ハヤコが1歳くらいの時、操作も試行錯誤。それから3年くらい、私にしてみればよく続いてる。

最初の1年はとりあえずアップすることだけを目標に、そうでもないと横着者の私があっさり支配する。

2年目からはちょこりちょこりとペースを落とし、ネット世界から離れることもしばしば。

 

それでも、私は、結局ハヤコを置き去りにして、ブログをアップしている。

 

それは、少し、心に引っかかっている。

私の矛盾した部分は、ハヤコに、カバーしてもらっている。

ハヤコとの時間は限られている、でも、ハヤコを通じて、ハヤコを揚げる。

 

そして、ハヤコは、その間、私の近くで、寝ている。

 

ごめんと、感謝が、あるのだが、心に引っかかりながらも、でも、ハヤコがくれているこの場を、大切にしたいと、たまに、そういうことを意識することが、あるんだ。

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レッドブル

2015-01-21 | かあさん

うはは、昨日の散歩での話。

 

ハヤコの運動場で、久しぶりに会ったシュナウザーのロン君。

ロン君に先に気が付いたのは、ハヤコだ、ロン君は久しぶりで、そんなにしょっちゅう会うお相手でない、これまでの1年かそれ以上の間に会ったの5.6回かなぁ。

とにかく、ハヤコが気が付いて近づきながら、私は、「えっと、ロン君?ドン君?え?モン君?」と、心の中でシュナウザーの名前を思い出そうとし、まさに目前にした時には、「ロン君」と、麻雀のパイ揃えた訳でないのに、自信ありげに口にして、大正解だった。

 

私がロン君の名前を口にするまで、とても短い間でロン君の名前を思い出そうと必死に回想していたのと、きっと同じように、ロン君のおとうさんもがんばったらしい。

ロン君のおとうさん、ハヤコの名前がどこかひかっかって思い出せなくて、「えっと、なんて言ったかな」と、ロン君のおとうさんなりに名前を思い出そうとしてくれている、私が「ああ、ハヤコです。」というと、途端にひっかかりがなくなった顔で、ハヤコに、ハヤちゃんとよんでくれる。

そして、「レッドブルだっけ?」と回想しながら私に問うので、私は「いや、ピットブルです。」、と笑いながら答える。

 

ロンくんのおとうさんの問いに一瞬、私は二つの事が頭に湧いた。

一つは、「わはは、ピット覚えてない、調べてもない、ハヤコでピットブル、覚えてくれ。」

もう一つは、「レッドブル、たしか缶コーヒーでないか?」

 

迷いのない、「レッドブルだっけ?」という、問いかけに、私も迷いなくそれは缶コーヒー名だとは返せず、今も、レッドブルが缶コーヒーだったかどうか確認もせず、書いている。

 

なんでもいいや、ふふふ、ハヤコと遊んでくれて、ハヤコに笑ってくれる人がいるなら。

 

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散歩のない日

2015-01-19 | かあさん

また、決して威張れない話をする。

 

犬は、毎日散歩、散歩と、それが毎日の決まりごとで、それができないと飼主失格!!という、飼い主には、ある意味課せられた責任がある。

そのとおり!!!

 

だが、ハヤコは、散歩がない日が、ある。

今日もそうだ。

 

ハヤコは、我が犬娘になってから2、3年ほどの間、私、かあさんが異常にシゴト忙しく夜遅くに帰って来ては、散歩ナシという日が数日続いたことは、ザラにあった。

そのせいもあるのではないかと思っている、ハヤコは、私が遅くに返ってくると、散歩に行くことを全く期待していない。

ただ、帰ってきたことを喜んでくれる。

 

ハヤコは、私が定時で我が家に帰ることができる時間、5時40分から6時10分くらいの間を過ぎると、散歩への期待は、消えるのかな??諦めてるのかな??消してくれているのかな??

あまりいい言い方でないが、私の状況に合わせてくれている。ハヤコが黙って飲み込んでいるということだろう。それに対して、私は、大船に乗った気持ちで毎日、過ごしている。ハヤコがあんまりにも私を困らせないから、私がハヤコに甘えている。

 

だから、私は、中途半端に6時10分に帰るようなことになった時は、ついで用事をして、6時30分以降に帰り、散歩に行かない。

不思議と、ハヤコは、何も疑っていない様子。

 

散歩のない日、あるよ。

 

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万古渓、再び

2015-01-18 | かあさん

たしか、2か月ほど前にハヤコと初めて行った「万古渓」、今日はとうさんも一緒、そして今日の「万古渓」は寄り道。

ハヤコは、寄り道の「万古渓」で、とてもいい顔をした。

 

本日、朝起きて、気分が乗り、「雪遊びに行こう。」

ハヤコの好きな雪遊び。

私ととうさんもすっかり好きになってしまった、ハヤコとの雪遊び。

スノーシューもって、出かけた。

広場では、ハヤコ、はしゃぎ始めた。

とうさんと私は、スノーシューで、1m程積もっている雪にズボリと沈まないことに感動。

調子こいて、とうさんと私は、広場から山道へ足を向けた。

山道とは、公園内のキャンプ場に向かえる道で、数度遊びに上がっている、くるっと回って50分か1時間くらいの道だ。

私ととうさんは、スノーシューがあるから、1m程積もっている雪でも、感動するほど、歩ける。

だが、ハヤコは、広場では雪がある程度固まっていたこともあって喜んでいたようだが、山道では広場ほどに雪が固まってない、ズゴズゴ度々に足が埋もれる、登れば登るほど体勢が整わない。

ハヤコなりに、必死に、指足を広げ、かきを作って、私たちが履いているスノーシューという道具に見合わないが、必死に、自分の体で雪に埋もれることに抵抗していた。

私ととうさんは、予定1時間の距離のうち、20分くらいで、ハヤコが埋もれる姿と表情と訴えから、ハヤコに聞いた、「はちゃん、帰るんか?」

ハヤコは、「かえります」と、登ってきた足跡に体を向け、先頭に立って下り始めた。

困ったような顔をして。

そして、帰りも、埋もれながら。

 

私もとうさんも、スノーシューを履いていなかったら、絶対にハヤコが喜んだ広場でさえも足を踏み入られていない。

一歩雪の表面に足をかけただけで、ズボっと、腰がおかしくなる勢いで足が雪に吸い込まれる。

そんな雪の上を歩けたのはスノーシューがあるから。

ただ、ハヤコは、私たちの体重の半分、でも、足面積は半分以下、ということは、雪に埋もれる条件は、一緒???、一緒でなく、私たち以上に埋もれる計算????? 

ハヤコ、がんばった。

 

ハヤコへの詫びもあって、「万古渓」へ寄り道した、足元が積雪1mよりはしっかりしている。

 

万古渓、再び。

万古渓は、足元、雪道に近しく危ないのだが、ハヤコは、とてもはしゃいでいた。

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力の保持者

2015-01-13 | かあさん

私は、ハヤコを見ていて確信したくなることがある。

「力」を生まれ持っているものは、人間でいう「努力」をせずとも持っている。ハヤコもそういう力の一部を持っている。

ハヤコはね、ちっとも筋トレなんてしてないけど、ちょいデブだけど、驚くのは腕だ、皮の下は筋肉と筋だけで、その下が骨。

当たり前のようで、当たり前でない、弾力のある筋肉。生まれ持っているんだよ。

 

何度か書くが、私は、ハヤコ自身が自分にかあさんをはるか膨大に上回る力があると理解していないと思っている。

ただ力を持っているから。その持前の力を暴力に変えることを、それさえも意味が解っていないのではないかと、そう思ってしまう。

 

人間と比べるなと、いつか罵声が飛んできそうだと思いながらも、私が思ってしまっていることを、少し。

ハヤコは、自分の筋肉と力を見せびらかすことはない、そんなわざわざ見せびらかすような場面なぞ、ない。

人間も、そういう人、いると思う、私の知る狭い世界でも、数人は思い浮かべられる、元々にガタイがいいんだ。

 

努力して、努力して、つらい思いをして、付けた筋肉とは違う、誇示する気概も持っていない。

 

生まれながらにして、持っているんだよ、力を。

でもね、ゾウとかライオンとかには、負けるよ。

生まれ持って力のある者は、もしかしたら、自分の力の強さを、そんなに知らないんじゃないかな?

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ワレラ、「飼主」モトメ中

2015-01-11 | ワレラ、「飼主」モトメ中

ボクはね、ヒロ。

いまの「お家」は、「動物愛護センター」。

きょうのボクはね、「ボランティア」のおねえさんがね、あそびにつれだしてくれたの。

そとはね、こわいよ、でもね、「動物愛護センター」も、こわい。

ぼくはね、こわくないところに、いきたい。

 

アタシはね、チビ。

アタシはね、いまはだけど、「ボランティア」のおとうさんのおうちにいるの。

アタシはね、「捨てられた」んだって、だって。アタシだって、「捨てたい」ものあるんだけどね。

アタシはね、「捨てたい」ものがないところへ、いきたい。

 

「ワレラ、「飼主」モトメ中」と、私が代弁する。

 

先のヒロ君は、約1年なるかどうかの歳だ。

生まれや素性は、野良ちゃんから生まれたコの保護、俗にいう、生粋の雑種だ。

ヒロ君は、少し長めに命が処分されることから保護されているようだが、それもいつまでもそういう訳にいかないようで、もうすぐ「期限」がくるそうだ。

 

私は思うのだが、犬の保護や救済というのはとても矛盾したことがあって、今だってヒロ君のこと、「じゃあ、自分が飼えばいいじゃん」なんて、理想や願いや信念を持っていても、自分では簡単に飼ってやることができない。

 

だから、この場を開いて、助けを求めます。

どなたか、ヒロ君の家族に、相棒にと、心動いてくださった方がいらしたら、コメントください、連絡係くらいできる私ですから、繋げさせていただきたいと思っています。

 

そして、後のチビちゃんは、アメリカンピットブルテリア。

推定という年齢が悲しいが、4~6歳くらい、推定でも幅がある。

チビちゃんは、置き去りにされたコ、とりあえず保護したチビちゃんパパの家で暮らしている。

チビちゃんは、ハヤコ同様とても力持ち、ピットブルを扱うことに困らない人を求めている。

 

家族を、飼主を、求めています。

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再会

2015-01-11 | かあさん

本日、ハヤコは、ピットのチビちゃんと、雑種のヒロ君と、再会した。

ハヤコが繋いでくれた縁で、2か月前のLolaPeetさんたち主催の譲渡会に寄らせてもらい、そして、ピットブルのチビちゃんと出会った。

縁は、縁をつないでくれて、今日、再会に至った。「また会いましょう」が、本日に。

小高い山で待ち合わせ、散策する。

ハヤコは、会うのが2度目のチビちゃんに猛攻撃、「あそぼう」。

 

ちびちゃんは、ハヤコに付き纏われるので、真っ直ぐ歩けない、そして、ハヤコは折々に、かあさんに叱られる、チビちゃんの邪魔をするなと。

ハヤコは、しつこい、遊んでもらえると踏んでいる、チビちゃんに、自分の思いをぶつけるのだ。

 

チビちゃんは、そんな不躾なハヤコを威嚇するわけでなく、ある意味面倒くさいものを避けるように、足取りは真っ直ぐに定まらない、ハヤコが寄ってくるのを適当にかわしながら。とても、やさしいチビちゃんなんだ。

だから、私は、安心して、ハヤコの不躾を叱ることができる、ハヤコのしつこさを叱ることができる。

そういう場面が、今日あったことに、とても感謝である。

だって、ハヤコにとって、とても大事な勉強だから、それも、相手に激怒されずに状況の良し悪しを「耳にする」場面をいただいたのだから。

そして、帰り際、チビちゃんとヒロ君と交代に遊んでもらったワンズ。

 

ホワイトシェパードのみぞれ君と、マラミュートの修斗君、どちらも圧巻の大きさとそれを抑えたやさしさ。

 

たくさんの言葉は、不要。

犬は、飼い主の鏡だ。

 

チビちゃんパパさん、ヒロ君のおねえさん、今日は本当に楽しいだけの時間をいただきました。

ハヤコととうさんと共に、ありがとうございます。

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