ピットブルのハヤコ

ハヤコとかあさん

2012-06-30 | かあさん

私はおこる相手を間違っていた。

 

いつもの売れない造成地、ハヤコの運動場へ散歩に行った。

ハヤコの運動場は、なにせ売れない造成地だ、やたらめったら広い。

今日はハヤコの気分転換にと思い、いつも回るエリアと対称のエリアに足を進めた。

車で行き来する時、結構犬客を見かけるエリア。

犬の匂いもあるだろうし、新しい匂いにハヤコは満足かもと。

 

約30分の散歩の間、ハヤコに「こりゃ!、こりゃ!!」とか「わーーーーーーっ!!!ハヤコダメ!!」とか「はちゃんっ!!ダメ!こっち来なさい!!!」なんて、いつものエリアより5倍はあったような・・・・・・・。

 

ハヤコは、犬の糞を匂う。

私は、その度、やめろという。

ハヤコは、私が騒ぐのを知っているから匂い嗅ぎの途中名残惜しそうに糞から離れる。

Dsc_0134

ちょっと進んでは、「わーーーー」と騒ぐのに、アホらしくなってきた。

「なんだ、こりゃ。」

 

大小一個二個じゃない、所によってはご丁寧なことなのか、小さな糞の近くに小型犬一食分を入れて市販されているアルミ容器が銘柄ともに転がっている。

勝手な想像が脳内で浮かび上がる。

「糞したあとこれ食べたんかい!それともこれ食べたあと糞したんかい!」

たまたま、糞と風で転がってきた空き容器とが相まっただけなのかもしれない、が、一瞬脳内では、その二つが連動されているものと位置付けてしまう。

ついでに言うと、タイヤやたぶんオイル交換して古いオイルが詰まっているペットボトルとかも落ちているのか、置いているのか???????

意味が分からない。

Dsc_0218


・・・・・、ちょっと待てよ。

ハヤコがおこられることではないではないか?

糞が落ちていれば、犬の習性上、臭いたいわな。

私が怒る相手は、糞を持って帰らない犬飼かっ!!!

 

ハヤコは、私の浅慮により、理不尽に叱られていたことになる。

私は、ハヤコに悪いことをしていた。

 

偽「野良犬」が多すぎる。

偽「野良犬」を飼う犬飼が多すぎる。

 

糞を尻目にこっちがフンッだ!!!!!!!

 

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あ。

2012-06-29 | ハヤコ

アタシとかあさんがさんぽにいっているあいだにね、とうさんがかえってきてたの。

ずっととうさんいなかったよ。あんまりアタシ、とうさんとあそんでないもの。

どうしたんだろうね?アタシよりさきにかえってたよ。

とうさんのおしごと、おわったのかな??

かあさんがね、さんぽからかえったらね、ちゅうしゃじょうでね、「あ、とうさんかえってるよ」っていうからね、アタシ、うれしくなっちゃってね、かあさんよりさきにおうちにかえったの!

でもね、おうちにかえるまえに、とうさんにおかえりっていうまえにね、おしっこしたかったからはたけでおしっこしたの。

そしたらさ、かあさんにおいこされちゃった。

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とうさんたら、ひどいんだよ。

アタシとかあさんがおさんぽいってるあいだにね、びーるのんでごはんたべてたのっ!!

「ハヤ、おかえり~~」っていってくれたの♪

おかえり!とうさん♪♪

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違い

2012-06-28 | かあさん

お世話になっている整体の先生には、また苦言をいただくことを承知で、綴ろう。

 

「先人」というまで年老いてはいないが、私よりはるかに「人生の大先輩」。

その方々と、一緒に食事をいただいた。

整体の先生に怒られるのは「アルコール」が付いていること。ごめんなさい。

 

私は、年上の方と一緒に食事をいただくことはそれなりにあるが、年上だからといっても、つまらない時間を過ごすことは、結構ある。だが、今日の大先輩はそれではない。

 

だいたい私は、根が横着者だ、人に合わせるのは得意ではない。 

それでも、話を聞いてくれ、忌憚のない心根と推察をきちんと教えてくれる。

それは、どれほど正しかろうと、仮に間違っていようと、なんら問題にすることではない。

私にとって、「まとも」に話をしてくれるかが、私を形成する重要な部分な気がする。

 

ただ、「まとも」とは、何を持って「まとも」とするかは定かでない。

「千差万別」 

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私は、犬と人間と、どれほど何が違うのかと、思うときがある。

確かに、犬と人間は容姿から発する言語まで、お互いできることの違いはたくさんある。

 

「千差万別」ある感情の渦で、一緒に時を重ねて、互いで暮らす。

人間もそうだが、人間と犬もそれができれば、「幸せ」という、陳腐な言葉で言い表せないものを、手放せなくなるものを、知ることになる。

それは失うことへの「恐れ」の始まりでもあるが、それは、生きている間、できるだけ。目をつむっていよう。

失うのが、怖いから。

 

 

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ダメ主人

2012-06-27 | かあさん

私はダメ主人となった。

 

終日曇り空。

定時で帰り支度をするなか、「雨が降らないかな」心内の言葉。

雨が降れば、一日くらいなら散歩にいかなくてもいい。

あくまでも、私とハヤコの場合だが・・・。

 

今日は、散歩に行きたくなかった。

ただの横着。

私は根が横着者だ。

 

建物を出て、びっくり。

雨が降り出した。「えええええーーーーー、・・・・・えっ(小喜)」

私の願望、空のかなたにいらっしゃる神様、まさか、聞こえたのでしょうか!?

 

家に帰っても少し降っていた。私の帰宅に喜び勇むハヤコに、今日は散歩はないと告げる。

ハヤコも、雨が降っていたので、どうやらそれでいいらしい。

 

家着に着替え、ああ、だらりんちょ。

ががが・・・、こまるなぁ、雨があがっては・・・・・・・・・。

雨は、「一時雨」だった。 

 

今日は、心を鬼にして、

「はちゃん・・・・・・・、あめこんこんだったから、散歩はなしだ・・・・・。」

ああ、過去形でハヤコに詫びを入れる。

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今日のハヤコは、段ボールこわし。

ハヤコの遊びのひとつ、おうちあそび。

 

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とうさんとごはん

2012-06-26 | ハヤコ

とうさんたらさ、とうさんたらさ、アタシがごはんをたべてるときにかえってくるんだから!!もうっ!!

こまるんだよね。アタシ、ごはんもたべたいし、とうさんにおかえりっていいたいしーー。

アタシ、とうさんがかえってきたのわかったよ、ごはんたべててもわかったよ、ごはんたべてたのちょっとやめてさ、とうさんをちゃんとみたよ、かえってきたのうれしかったんだよ。

だからさ、「とうさんとごはんどっちがいいんだーーーーー(なみだ)」っていわれてもさ、こまるんだよね。

とうさんがさ、アタシがごはんたべてるときにかえってくるのがいけないんだよ!!

ごはん、たべたかったんだ。

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アタシ、ごはんたべながらさ、とうさんになでられたらうれしくってしっぽがゆらゆらしちゃうんだ。

こまるんだよね!アタシ、ちゃんとたべたきがしないよ!!

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2012-06-25 | かあさん

ハヤコは、私がシゴトに行くことを理解したようだ。

随分が諦めで、少しだけ願望を私に伝える。

出かけの玄関に立つと、ハヤコが前足を私に出す、何か訴えてる合図だ。

たぶん、「いかないで」。

 

休息宣言から、二週間、予定どおり出勤。

周囲に感謝を述べる。

 

二週間、私は思考をすごく緩やかにした。体もさほど使っていない。

簡単に言えば、何もしていない。

 

休息に入ってから、初めての体験、体の躁鬱を実感した。

ものすごく調子のいい日とものすごく調子の悪い日が波を描いてやってくる。

その落差が休み始めはとても大きく、体がえらくしんどかった。時折体が勝手に動悸を激しく打つ、精神がそれに反比例して萎える。

離れかけていた体と意思が、戻ってくっついてくれるまで10日間かかった。 

どれほど忙しくとも、常に適当に休息をしないと、こんな事態になる。お気を付けあれ。

 

それにしても、今日出勤して改めて思ったのだが、超極小部隊のもう一人の隊員、大した人だと。

涼しい顔だ。出来る男は、素晴らしい。涼しい顔して、私のシゴトをしてくれていた。

感謝。 

 

家に定時で帰る、散歩も行く。

ハヤコ、喜びはするが、なんだか、・・・・・拗ねてる???のだろうか。

休息の2週間、飽きもせず私の傍で過ごしたハヤコ、まるで小さな子供のようだったのが、一日でお姉ちゃんに戻った。

ハヤコの適応力に、驚きと幾ばくかの寂しさを感じるが、やはり、感謝でしかない。

Dsc_0039_2

ハヤコは、私の体がしんどい時は、静かに横にいた。

大分、体力が戻ってきた頃に、「遊べ」と要求しだした。

ずっと、呆れるほど、私の傍にいた。

 

ありがとう、はちゃん。

 

 

 

 

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さてと

2012-06-24 | ハヤコとかあさん

か:はちゃん、かあさんね、明日からお仕事だ。

は:・・・・・・・

か:はちゃん、明日からはさ、ここ最近みたいに毎日ずっとかあさんと一緒にいられない、かあさんがお仕事の間、ばあちゃんとじいちゃんといなさい。

は:・・・・・・・

か:はちゃん、明日からね、かあさんお仕事だ。

は:・・・・・・・

か:かあさんもちょっとかんばるからさ、はちゃんもがんばるのだ。

は:・・・・・・・

か:はちゃん、かあさんお仕事だ。明日ね、明日だよ。お留守番頼むね。

は:・・・・・・・いやだ。

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「もののけ姫」

2012-06-23 | ハヤコとの旅

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比婆道後帝釈国定公園、比婆山連峰の西のひとつ吾妻山。

山の上のコテージで一夜過ごした。

とても、静かで冴えた空気の世界。

 

コテージ周辺を少し離れ、登山歩道を少し進んでみた。

ハヤコと私、他に誰もいない。

山は、怖い。

登山歩道をたった数十メートル、登山の入り口、足元。なのに、静寂と目に見えない大きな生に覆われるよう。

コテージやキャンプサイト周辺の人工的な部分が顔を覗かせる世界とは、全く異なる世界。

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ハヤコも、来ない。

振り向くと、後ろで待っている。行きたくないと、いう。

私が進むから、仕方なく遅れてついてくる。ハヤコも異世界を感じているのだろう。

そうはいえ、私も怖いし、前方から登山客が降りてくる姿が遠くに見えた。

なんだか、ホッとする端から、リードを持ってきてないことを思い出し、登山客と接触しないようにと、「ハヤコ、帰ろう、はやく。」。

 

行きも帰りもなぜか、大みみずに全く気付かないハヤコ。へんだ。Dsc_0085

ところで、比婆山連峰、周辺の奥出雲、「もののけ姫」の舞台という話がある。

連峰の主峰、比婆山は、イザナミノミコトの墳墓との伝えがある。

 

もののけ、ハヤコ。  Dsc_0010_2
  はちゃん、ごめん、ごめん(苦)。ハヤコはもののけじゃないよ。

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ピットブルという犬種について 何回かの9

2012-06-21 | ピットブルという犬種について

「私の敵は、ハヤコの敵」知ってはいた。

ハヤコに言わせると、「かあさんのてきは、アタシのてきなんだ」というとこだ。

 

夜中、暗闇。眠りの中、ぷううううんと、蚊がうっとおしくも耳元で羽を鳴らす。

蚊、しつこい。ハヤコが刺されてフィラリアにかかるのも嫌だ、退治しようと電気をつけて蚊を探す。

 

眠っていたハヤコがうぬっと目を覚まし、私の様子を見て臨戦態勢、「敵はどこだ」。

「はちゃん、蚊だよ。」と言いながら、一緒に宙を凝視する。私が蚊を一叩きすると、ハヤコ「狂喜乱舞」。

残念ながら蚊は手中にいなかった。

もう一度宙を凝視するが、ハヤコは興奮覚め遣らぬ状態で私に立ちすがる。

「かあさん!敵はどこ!?敵はなに!?かあさん!!」

おかげで蚊を探せない。

ハヤコに強く「待て」を指示し、蚊を探す。ハヤコは私の足元で伏せ待つ。

結局、蚊は叩けなかった。が、ハヤコに仰々しく「待て」の解除を伝達する。

再び「狂喜乱舞」。

「かあさん!やったね!!やったね!!!」

私も一緒に喜んでやった。「えらかった、えらかった!」

 

蚊だよ、蚊。

蚊にまで、敵意を見せるとは・・・・・・・。

私は、驚きに似た「空恐ろしさ」を感じた。

 

蚊対決を引き分けに終えて、もう一度寝ようと横になる。

ハヤコ、早くも寝息を立てている。さっきまでの興奮はどこへやら。

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ハヤコの寝息を聞きながら、考えた。

忠犬ハチ公どころの騒ぎではない。戦国武将を連想した。

「忠義」だ。

忠義を誓ったピットブルの大将たる主人は、大変だ。誤った判断をしたら、とんでもないことになる。

まだ、忠義を誓う主人がいるならいい。

ピットブルにとって忠義を、主人を認められない、ただの犬飼いだったら、ま、火を見るより易しってところだろうか。

 

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疲れた

2012-06-20 | かあさん

ハヤコを撮りだしてから一年10ヶ月分の写真データ、何に触れたか、「整理しよう。」。

これまでずっと、パソコンに取り込みっぱなし。取り込んだ日数分のフォルダ。

「そうだ、1ヶ月ごとにフォルダをまとめればいいんだ~~。」

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すごく、疲れた。

おまけに、ファイル名、同一がたくさん。パソコンから重なり警告処理選択を迫られるが、数回、書き換えをしてしまった・・・・・・・。

気付いた時、遅し。何枚か、パソコンから彼方へ消えてます。

なんだか、涙がでそう・・・・・・・。

 


 

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