広島の県北ちかく、安芸太田町にある「三段峡」。
随分と前、20年までは言わないが17,18年前になるのかな、とうさんと行ったことがある。
随分ぶりにとうさんと、そしてハヤコと、足を運んだ。
本日開かれた「三段峡もみじまつり」、それに参加しようと思って。
私もとうさんも、いい歳してるのだが、まつりイベントであるスタンプラリーをしたくて。スタンプラリーに参加すると、最後にお楽しみ抽選会があるって広報誌に書いてある、山だし、ハヤコと歩けるし、楽しめるよ!と。
まつりの本部案内所で、スタンプラリーの用紙を2枚もらった。
でも、なんかなんか。少し引き返して、もう1枚もらった、ハヤコの分。用紙3枚持って、ラリースタート。
ラリー、ただ歩くだけ。要所でスタンプ押しちゃって。
まつりの効果なのか、ずっと狭い遊歩道、やたらと人と行き交う。
ハヤコ、人が過ぎるのを待ってくれる。
スタンプコンプリートするには、片道3キロちょっとあった。
今日歩いた三段峡の遊歩道は、多くに川の流れに沿ってゆるい登りがほとんどだったのだが、最後のスタンプ場所であった「黒淵」と呼ばれている静かな水の流れな場所、そこに着く直前には、えらい急な坂道を上り下りした。
その急な道、全部コンクリートで舗装されているのはよいが、山間特有のぬめりが生じて、めちゃくちゃ危険。実際、滑った人がいたよ。危険を感じながら進む。
そして、スタンプの置いてあった茶屋付近で一休みして折り返す、また、危険なコンクリート坂をハヤコともう一回・・・。
その折り返しから、少しして。
なんと!行きにはハヤコ連れでは無理だと思っていた渡船に、犬が乗っているではないか!!あの渡船に乗れば、危険なコンクリート坂をもう一回通らなくてよいではないか!!!
私たちは、さっさと茶屋に引き返した。「乗せてもらおうっ」。
船頭のおじいさんは、「犬も家族だから」と、快くハヤコを乗せてくれた。
とても、とても、うれしかった。
さてま、初めて渡船に乗せてもらい、楽しませてもらって、まつりメインステージに戻る。
ラリー参加の抽選会は、残念ながら3人分外れてしまったけど、そのあとで餅まきまであって、かあさん、参加しちゃったよ。
まかれた餅をとれたのは、2つだけだったけど、楽しめた。
派手さはないけど、大盤振る舞いの、いい、まつりだと、思った。
一日中、楽しませてもらって、ありがとう。