ピットブルのハヤコ

ハヤコとかあさん

移動

2015-07-28 | かあさん

夏の暑い間、私とハヤコは、寝床が移動する。

夏以外の、本来の寝床、二階の畳の部屋。

我が家の二階の畳の部屋は、非常に残念なことに、熱がこもる、私には平気で寝ることができない熱が、私を畳の部屋から追い出し、私は夏の間はハヤコを連れて、リビングに布団を敷き寝る。リビングは、畳の部屋に比べるとマシだ。

 

リビングには夏でなくとも、ハヤコのハウスであるダブルの布団が当たり前に敷いてあるので、いまさら驚く光景ではない、ハヤコ専用ダブル布団でなく、かあさんとハヤコのダブル布団に差し変わるだけだかね。

 

ハヤコも、畳の部屋が暑いのは夏になると感じているのだろう、きっと。

夏以外は、夜が過ぎると、自ら畳の部屋へと向かうのだが、暑い夏の間は、畳の部屋へ向わない、それは、ただ単に畳の部屋に布団がないからだろうか??

よく分らないけれど、夏の間、ハヤコはリビングで、私と付かず離れずの距離で寝る。

 

そんな夏、ハヤコと6回目。移動はたった1人と1頭なのに、私の頭の中では、「民族大移動だ」と、毎回思ってしまう。

たった数メートルの部屋移動だというのに、おかしなものだ。 


熱視線

2015-07-26 | かあさん

かあさんの敵はハヤコの敵なのは、当然なのだけれど、かあさんの敵でないけどハヤコの敵、がある。

単純に、ハヤコの敵なだけ。

 

なんでハヤコの敵が蜂なのかは分からないけれど、気になるんだろうね。

部屋の中をビビビと飛ばれると、攻撃したくなるらしい。

蜂は、運悪く、ハヤコにロックオンされると、伸される。

 

ハヤコが蜂を敵対視し、自ら退治してしまうのに気が付いたのは3年ほど前なので、たぶん、ハヤコ自体がどうしても気になる蜂なんだと思う。

ただ、ここ数日、蜂が我が家にまた巣を作ろうとし始めてたために、部屋の中に迷い込んで来る。

そうなると、ハヤコは、蜂を退治する。

 

その姿を、私は眺めてたのだけれど、ハヤコの蜂退治方法に感心してしまうほど、ハヤコは蜂が危険だと分っていることを感じる。

 

ロックオンされた蜂が網戸にかかって低い位置に下りてきたら、ハヤコの捕獲が始まり、歯周りの皮膚をそれぞれ上下に移動させて、前歯だけ出す、そして、唾液をやたらと振り散らしながら、蜂を斬る。

一撃された蜂は、更にハヤコの足元へと落ちてくる、そしたらハヤコは更に唾液をまき散らして蜂が息絶え絶えにピクつくまでに数度攻撃をかける。

 

私が感心するのは、捕獲方法と、捕獲するまでの姿勢。

ハヤコは、蜂に、突進攻撃ばかりでない、攻撃したら一旦退く、そして、また攻撃、それを高速に繰り返して、蜂は伸される。

 

私は、ハヤコが蜂を敵対視することを、否定も肯定もしていないつもりである、が、が、が、昨日、私はハヤコの蜂退治姿に感心し過ぎて、「はちゃんすごいなぁ」と、褒めてはないつもりでも、完全肯定してしまった。

そのせいだろうと、ちょっと思う、ハヤコは、今日、蜂を追うことに、どことなしに感じていたためらいがなく、かあさんのお墨付きの行動として自信を見せる。

ハヤコの熱視線の先は、蜂。


指示

2015-07-23 | かあさん

「指示」って言葉、シゴトとかしてたら、結構聞きなれている言葉でないかと思う。

 

ハヤコが小さい頃から徐々にだとは思うけれど、ハヤコが私の意思の伝達を、不思議なくらい的確に受け取ってくれることが多々あって、私は、たぶん、我が飼い犬との意思疎通に恵まれているのだと、思うこともある。

 

これまでにも書いたことではあるが、私は、ハヤコに多くを教えていない、多くを教えることを夢見ていたこともあるが、結局、最低限生活に困らないことだけ教えた。

噛まない、吠えない、勝手に机の上の物を持って行かない、ゴミ箱を漁らない。

その4つができるとできないでは、たぶん、私の生活では随分違っていて、もしハヤコがそれを無視して、噛むわ、吠えるわ、さばくは、漁るはだったら、私はハヤコとの生活が不幸なものになっているだろう、そう思う。

 

しかし、その我が家の4原則とでも言うべきこととは全く別物で、ハヤコは、私の「指示」に従う。

「指示」、漢字を単純に訳しただけの行動、「指し示す」、ハヤコは、いつかしら私の指の動きを自分の行動の先へと結びつけていた。

 

とても面白いと感じるのは、家の中での移動。

私が一階から二階に上がる際、ハヤコは同じように私についてくる、そして、狭い階段下にズイと身を持って並ぶ。

私は、ハヤコに指示する、右手の人差し指を突き出して、くるりと前方の行先へ回す、ついでに「GO」と声を出す。

それだけで、ハヤコは、自分の行動に自信と確信を持つ、そして、ひょいひょいと階段を上がる、だけれども、中段踊り場で一旦私を待つ、そして、また指示され、確信を持って残りの階段をひょいと上がる。

 

かなり、当たり前の、日常の行動になっているのだけれど、ハヤコは、私の指示が必要な時があるんだ。

ハヤコは、ハヤコの願いとか要求は当然あって、それに強情だけれど、かあさんが指し示すものが必要な時があるんだ。

 

たぶん、犬って、一生に、自尊心を傷つけられなかったら、存在を否定されなかったら、従順とは違う、指示を求める、要求者なのかもしれない。

ハヤコといて、そんなことを、ちょっと感じることがある。

 

私は、指示を間違えてはいけないな。

 


皮膚科

2015-07-22 | かあさん

昨日、マダニに噛まれた私。

自分が恐怖にかられたこととは別に、冷静に皮膚科へ受診することをコメントくださった皆様、深く感謝いたします。

きっと、私は、マダニに噛まれたことの記事に対して冷静なコメントをいただいていなければ、本日シゴトを早めに切り上げて皮膚科へ向かっていないと確信しています。

真剣に皮膚科への受診を進めてくださったこと、ビビってしまってた私の後押しをしてくださいました。ありがとうございます。

皮膚科での話、以下にもって、報告します。

マダニに噛まれた私、致死率高い感染症にかかることを恐れている。

マダニに噛まれた私、だのに、思わず引っぺがしていた。

 

恐怖にかられた、ただ、時間を過ぎるとともに、私の精神は恐怖を恐怖と感じないように「万一感染したら、運だ、ヤバイけど運だ。」と、精神の均衡を保つための防衛が働いた。

 

だけどね、コメントでも職場でも、「とにかく皮膚科受診」とありがたい忠告をいただく。

私は、封印しかけていた恐怖を解放して、「皮膚科に行きますから、帰ります」と、診療時間に間に合うように早めに職場をあとにさせてもらった。

 

皮膚科での話をする。

私の場合、マダニを自分で引っぺがしていて、そのマダニは生きて動いていた、そして、皮膚に食いついた中心部が白く、その周りが赤い。

引っぺがしたマダニは生きていたから、体内にマダニの一部が残っているとは、どこか、思っていなかったのだと思う。

 

だけど、皮膚科で事情を説明し、噛まれた肩の後ろを診てもらうと、先生はマダニの一部が残ってるだろうからと、皮膚の一部をちょちょいちょちょいと麻酔をかけ、えぐり取った。

そして、マダニに噛まれた感染予防か、皮膚をえぐった感染予防かどっちかわからないのだけれど、3日分の抗生物質と傷口の消毒薬と塗り薬を処方してくれ、3日後にまた受診するよう言われた。

それから、それとは別に、万一、発熱とか調子がおかしくなったら、すぐに大きな病院へ行けとも、言われた。

 

私は、気のせいか、皮膚科で噛みあとの処置をしてもらうまでは、なんかどことなく肩に違和感を感じていたのだが、処置してもらって、感じていた違和感がなくなったような・・・、気分のせいか??いや、確実に、気分のせいもあると思う。

「できることは、やった」という、放心かもしれない。

しかし、それこそ確実に、私が想像していなかったほど、心配と助言をいただいて、後押しをいただいて、私は、皮膚科へ行ったんだ。

マダニに噛まれたら、まず皮膚科、マダニを引っぺがしてしまっても、とりあえず皮膚科、どうにも皮膚科、危険のある部分をとりあえず取り除いてくれた。

 

助言くださった方々に、こころから、ありがとうございます。


恐怖

2015-07-21 | かあさん

マダニに噛まれていてしまった。私が。

ハヤコの散歩にと近所の山公園に行き、また写真を撮って遊んで帰って、ごくフツーに機嫌よく食事前に風呂に入ってちゃぷちゃぷ肩に湯をかけていたら、左肩後ろ、背中で指に何かが引っかかる、何かがいると直感して思わず剥ぎ取った。

背中から剥ぎ取ったもの、ダニだった、マダニ、私の背中を噛んでいた。

 

ダニだと分かった瞬間、恐怖を感じた。

マダニを媒介として、命を落としてしまう感染症「重症熱性血小板減少症候群」の危険性が高まる。

 

私は、マダニに噛まれることを恐れていて、保健所とか医療機関が発行しているマダニに噛まれたらどうしたらいいかという発行物のコピーを、我が家の冷蔵庫に貼り付けているくらいだ。

そもそも、私がマダニに噛まれることを恐れる理由は、確率。

あくまで私が感じているものでしかないく、医療的、統計学的な根拠は全くないのだが、人間がマダニに噛まれることって、しょっちゅうある訳でないと。多くても一生に数度あるかないか、一生に噛まれることもない人は多いと思っている。だのに、もしや、なんたらウイルスを保有しているマダニに噛まれると致死率の高い感染症にかかる。

昨年関東でデング熱が発生して公園の閉鎖だとかされていていた時に感じたのは、デング熱も当然怖く刺されたくないが、蚊に刺されることは一生に何度もあるけれど、デング熱を発症する蚊に刺されるのは、確率的には低い。

だけど、マダニの場合、そもそも噛まれることが少ない中で、重症熱性血小板症候群にかかってしまい、死んでしまうのは、確率が高くないか??

そう感じてしょうがないから、私はマダニに噛まれることを恐れていた。イエダニには、この時期あちこちで噛まれて気が狂うほど痒くて不快だけれども、マダニの怖さには比にならない。

だのに、なんと、私が噛まれてしまった、ハヤコでない、私だ。

犬がマダニに噛まれているのは、そこそこ見かける。草むらで遊べばマダニを持って帰るということは多くにある。

それでもハヤコは、どちらかというとマダニを持って帰らない方で、それに、マダニがハヤコの毛の中に埋もれたつもりでも、短毛でしかも白い毛色のせいで、私たち人間は気が付きやすいのだ。

それから、マダニを寄せ付けないまでの効果があるかはわからないけれど、ハヤコにはノミダニ薬は月に一度投薬している。

 

だけど、私にはノミダニ薬はないんだよね。

マジこえーーーーーーーー。

 

私は、ばあちゃんにもとうさんにも言った。

「私、死ぬかもしれん。」と。

もしやの感染症を発症するまでには2週間くらい潜伏期間があるらしい。

その間、発熱でもあれば、すぐに病院行こう。そう、恐々思っている私である。

 

マダニ、こえーーーーーーーーー。


in 平和公園

2015-07-20 | かあさん

再び、7月はカメラメーカー主催のカメラ教室に参加している。

そして、7月、2日前の撮影実習は、広島を代表する場所、平和公園。

ハヤコを置いてけぼりにして、私は日中カメラ持ち、平和公園を歩いた。

平和、難しいテーマだ。

 

この日は、私が予想していたよりも家に帰る時間が遅くなった。

この日は、ハヤコの誕生日会をしようと思っていた。

帰りが遅くとも、ハヤコが食べられるケーキが、閉店間際か安売りケーキのものだったとしても、5歳の誕生日を祝いたかった。

私には想像しきれないものを礎に、私の平和があるんだろうな。

それくらいは、考えるよ。


スピードへの挑戦

2015-07-17 | かあさん

近所の公園へ、続けて行った、新しいカメラ持って。

そもそも、一眼レフの機能を、知り尽くしているわけでもなく、入門ゲートでしゃがみこんでいた体を一歩、二歩、踏み出したくらいの知識、うまいことは撮れん、でも、一瞬を、どれだけ切り取れるか。

 

私が手にしたカメラが、ハヤコのスピードに、どれくらい追いつくか、いや、私がどれくらいハヤコのスピードにカメラを操作できるか、それを、楽しむ。

ピントはどこだ、合ってるか?合ってない、どうやったら一瞬が合う??

そう、楽しむ。

ハヤコが持つエネルギーを出している瞬間を、撮りたいんだ。


近所

2015-07-13 | かあさん

昨日の写真をパソコンに取り込んで見てみる。

昨日は、朝からハヤコを連れて、広島の県北へ遊びに行こうかと思っていた、その朝までは。

だが、もうね、暑いんだよ、昨日、車を運転する元気を蒸し暑さに削がれた。

 

私が結構好きになっている県北は、高速道路使って2時間走る、近いといえば近い。

だが、暑さはその2時間の運転労力を、迷いなく避けさせる。

「暑いのに出かけんよ。」となる。

だけれども、昼間ゴロゴロしすぎな私、少しはハヤコと出かけようと、暑さに向かおうと、せめてもの、近所に。

重たい新しいカメラを持って、ハヤコがどういうくらい撮れるか、どういう設定でどういう感じか。

ある意味では、悲しい。

かなり近所の公園、人がいない。暑い日中に人はいないと踏んで出かけて、やはりいない。

 

ただ、2時間高速走らなくても、そこそこ、自然で遊べる場所もあるんだよね、案外。


2015-07-09 | かあさん

ハヤコを色に例えると。

 

「グレイ」だ。

 

グレイは、灰色?白と黒との混ざりもの?

 

ハヤコは、素直で陽気だ、キラキラ目を輝かせることがある。

ハヤコは、素直で強情だ、あからさまに不信を表して、目を細める。

 

ハヤコは、とてもキレイな、「グレイ」という、不純物の少ない陽と陰を混ぜた色を放つんだ。