ピットブルのハヤコ

ハヤコとかあさん

再開

2017-05-10 | かあさん

しばらく我が家のパソコンの前から遠ざかっていた。

原因はいろいろあるが、そのいろいろと繋がる発端、小さいようでとても大きいきっかけ。

 

ばあちゃんが治療のため入院していた、ばあちゃんの病気は今に始まったことではないが、入院となると、やはり我が家がグラつく。

普段ばあちゃんが家にいるからこそ、私たちがそこそこに自由と便利さを手にしているのだが、たちまちそれがなくなるのだ。

残された家族は、それぞれにやらなければならないことが我が身に降りかかる。

 

まず、我が家で一番大変なのは、一番手のかかるジジイだ、ジジイは、自分の身の回りのことは、ロクにできない。それだからこそ、ばあちゃんがいないとなると、威張り散らして我がままを言う相手がいなくなる、我慢の日々でしかない。

次に、ハヤコである。いつもは家のどこかにばあちゃんがいることは、知っている。ばあちゃんが買い物に出かけても、そんなに長い時間ではない。しかし、ばあちゃんが朝から晩までいないとなると、ハヤコは、毎日毎日、お留守番の時間が長い。ハヤコは、頑張って一犬で留守番をしなくてはならない。

とうさんも、地味にやらなければいけないことが増える。普段はシゴトから帰ると、フロ入ってビール飲んでテレビ見て寝るだけなのだが、フロ掃除して洗濯物たたんでから、ようやくフロに入れる。

そして、私だ。 一日がやけに早く過ぎたなー。

 

今は、ばあちゃん退院して家にいる。家でゴロゴロしていればいい。

バリバリに家事はできないし、どこかヨロヨロしているけれど、少なからず、我が家の一員それぞれに、余裕ができるはずだ。

 

さて、そんな数十日を過ごしていた中、ある意味息抜きになったことがある。

ハヤコのお友達から声をかけていただいて、広島フラワーフェスティバルのパレードにハヤコととうさんと参加させていただいた。

平和大通りを歩く。

私はせっかくのパレードだと、100均でパーティに使うようなレイを買って、ハヤコの首に飾った。

ハヤコが笑っているのと同じくらい、私は笑顔になりながら、首飾りが可愛く似合うとご満悦。

しかし、誰かが言った、「土佐犬のチャンピオンみたいね!」と。

私は、笑った。飼い主バカの私には、お姫様、いや言い過ぎ。ゴージャスなお嬢さまくらいにしか見えないのだ。

私には客観的な見方は全くできていないということだ。

それを理解した途端、またまたハヤコが、可愛く見えた。

 

ハヤコ、笑顔で、再開。

コメント (12)
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