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六ヶ所再処理工場の真下に存在する活断層(六ヶ所断層)について/CNIC

2009-11-25 07:24:49 | 社会
六ヶ所再処理工場の真下に存在する活断層(六ヶ所断層)について
11/23に、現地で露頭観察会を開催いたしました。
露頭の様子が報道で紹介されておりますので、
お知らせいたします。
(それぞれの記事に、露頭の写真があります)

澤井@CNIC

*日本活断層学会(09年秋)の予稿
「海成段丘面の変形と六ヶ所断層(六ヶ所撓曲)」渡辺満久
http://danso.env.nagoya-u.ac.jp/jsafr/2009shukitaikai/abstracts/2009f_O01.pdf



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【朝日新聞:青森版】11月24日

「六ケ所断層」指摘の教授ら現地観察会
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000911240005


 六ケ所再処理施設直下に活断層が存在する可能性を指摘している東洋大の渡辺満久教授(変動地形学)が23日、六ケ所村で現地観察会を開いた。原子力資料情報室(東京)の企画で、約20人が参加した。
 地層の断面が地表に露出している同村尾駮地区など3カ所で説明した。渡辺教授によると、本来は水平だった地層が、東側にたわむように傾斜している。傾斜角度は最大6度で、直下の「六ケ所断層」が活動を繰り返した結果だとしている。
 渡辺教授は「太平洋側に向かって急な傾斜になっているのは異常で、活断層があることを示している。日本原燃は想定地震を見直して施設の耐震強化をしてほしい」と述べた。
 こうした指摘に対して、日本原燃は、新たな活断層の存在については否定している。



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【河北新報】2009年11月24日火曜日

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091124t23016.htm

再処理事業所直下の活断層の影響 六ケ所村で説明会


再処理事業所近くの露頭で、手前に向かって緩やかに傾く地層を指し示す渡辺教授
 使用済み核燃料再処理事業所(青森県六ケ所村)の直下に活断層があると指摘している東洋大の渡辺満久教授(変動地形学)は23日、六ケ所村で活断層の露頭の観察会を開き、新たに確認した地表の傾斜と活断層の関連を解説した。

 反核燃団体のメンバーら21人が参加。渡辺教授は6~8月に発見した再処理事業所の北側の露頭で、地表の傾きを紹介。事業所付近から東に向かって約2度、落ち込んでいることを説明した。

 渡辺教授は「事業所の西で水平だった地表が、急激に傾いている。地中で断層がずれた証拠だ」と述べた。

 渡辺教授は昨年5月、別の露頭で見られる地中のたわみなどから、事業所直下に活断層があると主張した。経済産業省原子力安全・保安院は今年6月、事業所の耐震安全性について「問題ない」と結論付け、渡辺教授説を否定している。


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澤井正子  原子力資料情報室
            e-mail : sawai@cnic.jp
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