上関原発 日本鳥学会が 「中国電力の海鳥調査、客観性疑う」と結論/朝日新聞

2010-01-12 08:58:18 | 社会
◆上関原発予定地の中電海鳥調査
  上関原子力発電所の建設予定地近海で見つかった国の天然記念物の海鳥カンムリウミスズメに関する中国電力の調査報告書に対し、鳥類研究者らでつくる日本鳥学会(会長=江崎保男・兵庫県立大教授)が「不適切な個所が多く客観性が疑われ、調査も不十分」との評価をまとめたことがわかった。同学会は環境影響評価を改めて行うよう求めており、10日に広島市で同学会などが開くシンポジウムで評価の内容を発表する。

  中電は2008年9月~09年6月の継続調査の結果として、同9月に調査報告書を公表。「(カンムリウミスズメの)計画地での営巣はなく、原発建設が生息に著しい影響を与えることはない」とし、原発の温排水などによる生態系への影響も「少ないだろう」との見方を示した。

◆日本鳥学会 再評価を要求
  これに対し、同学会鳥類保護委員会は「(調査を直接指導した専門家とは別の)客観的な視点を持つ研究者からの提言が欠落していることは、重大な問題点」などと調査の手法に疑問を呈し、「海鳥の生息環境が評価されないまま建設計画が進行している現状は、きわめて憂慮されるべき事態」と指摘。そのうえで、「1年間の調査で原発建設が及ぼす影響を正確に予測するのは不可能。広域、詳細かつ継続的な調査により十分な科学的根拠を提示することが不可欠。改めて環境影響評価の実施の必要性を強く指摘する」としている。

  一方で「越冬期、繁殖期、換羽期を通して上関町海域で生息が確認されたことは、画期的な結果。上関町海域とその周辺における通年での生息の可能性が高まった」「(近隣の無人島の)宇和島あるいはホオジロ島において繁殖している可能性が示唆されている」と具体的な繁殖地も挙げながら、繁殖の疑いが濃厚になったことを指摘した。

  中電は08年5~8月の生態状況調査でも「繁殖可能性が示唆されない」と報告。同学会は09年2月に「調査期間も調査範囲も調査方法も不十分」などと結論づけていた。

  同学会は8日、中電や環境省、経済産業省などに今回の評価をまとめた文書を発送。西海功副会長は「上関地域がカンムリウミスズメの生息に重要な海域である疑いが強まった。これまで以上にしっかりと調査を求めていきたい」と話している。
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000001001090005

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