イスラエル軍はガザ市街戦に突入し、これまでで最大規模の攻撃をしかけた。
またイスラエル軍は、ガザ同地区のリーダーシアム氏を空爆によって殺害した。
ガザ市の中枢に位置するUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)のガザ本
部や、外国メディアが入居するビルなども攻撃した。職員3人が負傷した。戦時下の
住民支援で中心的な役割を果たしているUNRWAは、住民への食料配給などの活動
の一部停止を余儀なくされている。
ロイター通信などの事務所が攻撃にさらされた外国メディアの入るビルでは、少な
くとも6人がけがを負ったと報じられている。市内南西部のアルクッズ病院をも戦車
隊が砲撃、炎上させている。
UNRWAのグネス報道官は、UNRWA施設内にはパレスチナ難民数百人あまり
がいたと語っている。また、白リン弾とみられる砲弾が少なくとも3発、敷地内を直
撃したとも証言している。白リン弾で食料や医薬品、毛布などの援助物資を保管する
倉庫などが火事になった。UNRWA現地本部には700人あまりの市民が避難して
集まっていた。また、砲撃をうけた病院にも、市民ら数百人が戦闘を逃れて避難して
いた。
この攻撃は国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長のイスラエル入りとほぼ同時に
敢行されたとの情報もある。潘基文事務総長は会談したオルメルト暫定首相やバラク
国防相、リブニ外相に対して国連安保理決議をふまえ即時停戦を求め、「強い抗議と
怒り」を表明して調査を求めている。
国防相は、ガザのUNRWA現地本部攻撃について誤りを認めたが、オルメルト氏
は「ハマスが国連の敷地内から攻撃したから砲撃した」(朝日新聞等)と説明したと
いう。外相は「いつ、どのように大規模な攻撃を停止するかは我々が決める」(同)
と語ったもよう。
ロイター通信によると、エジプトによる停戦調停は、イスラエル国防省当局者が空
路カイロ入りし、新たな段階に入った。先ににカイロ入りし、数日にわたり協議して
いたハマスの代表団は14日に協議を終了し、エジプトが提示した停戦調停案に関す
る見解をエジプト側に伝えたと表明した。
国連決議を無視し、事務総長のイスラエル入りのタイミングで総攻撃を開始し、ガ
ザを無差別攻撃するイスラエルの残虐な殺戮を、私たちは断じて許すわけにはいかな
い。
ガザの国連施設が炎上、イスラエルの侵攻は20日目に(CNN)
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200901150022.html
ガザの国連施設にイスラエル軍の砲弾が着弾、3人負傷(AFP)
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2558480/3688646
イスラエル軍、ガザ地区での空爆でハマス幹部を殺害
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2558498/3689014
ガザで市街戦本格化=国連機関本部、メディア拠点が被弾-「抗議と怒り」事務総長
(時事通信)
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-090115X342.html?C=S
イスラエル特使がカイロ入り、ガザ攻撃めぐる停戦調停で協議へ(ロイター通信)
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-35890620090115
ガザの国連施設が炎上、活動一時停止(朝日新聞)
http://www.asahi.com/international/update/0115/TKY200901150241.html?ref=goo
--------------------------------------------
▽英外相「対テロ戦争」は、「誤解を招き、誤りである」と言明
ミリバンド英外相が15日、ブッシュ政権の掲げた「対テロ戦争」は、「誤解を招
き、誤りである」と言明。英国はブッシュの戦争のパートナーとして、イラクなどで
ともに戦った。その英国の外相の公式発言として、ブッシュの「対テロ戦争」を否定
したことになる。世界は急速にブッシュ時代との決別を進めている。
日本の自公政権はその「風」を読めず、いつまでたってもその路線にしがみついた
ままである。自分たちの歩んだ道を間違いだと認めれば、退陣に追い込まれるとの恐
怖・保身からだろうが、だからこそいっそう世界から孤立し、だからこそいっそう対
米従属へと追い込まれ、自国民を貧窮させる結果へとつながるのだ。
英外相「対テロ戦は誤り」 ブッシュ時代に決別
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/world/CO2009011601000116.html
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またイスラエル軍は、ガザ同地区のリーダーシアム氏を空爆によって殺害した。
ガザ市の中枢に位置するUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)のガザ本
部や、外国メディアが入居するビルなども攻撃した。職員3人が負傷した。戦時下の
住民支援で中心的な役割を果たしているUNRWAは、住民への食料配給などの活動
の一部停止を余儀なくされている。
ロイター通信などの事務所が攻撃にさらされた外国メディアの入るビルでは、少な
くとも6人がけがを負ったと報じられている。市内南西部のアルクッズ病院をも戦車
隊が砲撃、炎上させている。
UNRWAのグネス報道官は、UNRWA施設内にはパレスチナ難民数百人あまり
がいたと語っている。また、白リン弾とみられる砲弾が少なくとも3発、敷地内を直
撃したとも証言している。白リン弾で食料や医薬品、毛布などの援助物資を保管する
倉庫などが火事になった。UNRWA現地本部には700人あまりの市民が避難して
集まっていた。また、砲撃をうけた病院にも、市民ら数百人が戦闘を逃れて避難して
いた。
この攻撃は国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長のイスラエル入りとほぼ同時に
敢行されたとの情報もある。潘基文事務総長は会談したオルメルト暫定首相やバラク
国防相、リブニ外相に対して国連安保理決議をふまえ即時停戦を求め、「強い抗議と
怒り」を表明して調査を求めている。
国防相は、ガザのUNRWA現地本部攻撃について誤りを認めたが、オルメルト氏
は「ハマスが国連の敷地内から攻撃したから砲撃した」(朝日新聞等)と説明したと
いう。外相は「いつ、どのように大規模な攻撃を停止するかは我々が決める」(同)
と語ったもよう。
ロイター通信によると、エジプトによる停戦調停は、イスラエル国防省当局者が空
路カイロ入りし、新たな段階に入った。先ににカイロ入りし、数日にわたり協議して
いたハマスの代表団は14日に協議を終了し、エジプトが提示した停戦調停案に関す
る見解をエジプト側に伝えたと表明した。
国連決議を無視し、事務総長のイスラエル入りのタイミングで総攻撃を開始し、ガ
ザを無差別攻撃するイスラエルの残虐な殺戮を、私たちは断じて許すわけにはいかな
い。
ガザの国連施設が炎上、イスラエルの侵攻は20日目に(CNN)
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200901150022.html
ガザの国連施設にイスラエル軍の砲弾が着弾、3人負傷(AFP)
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2558480/3688646
イスラエル軍、ガザ地区での空爆でハマス幹部を殺害
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2558498/3689014
ガザで市街戦本格化=国連機関本部、メディア拠点が被弾-「抗議と怒り」事務総長
(時事通信)
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-090115X342.html?C=S
イスラエル特使がカイロ入り、ガザ攻撃めぐる停戦調停で協議へ(ロイター通信)
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-35890620090115
ガザの国連施設が炎上、活動一時停止(朝日新聞)
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▽英外相「対テロ戦争」は、「誤解を招き、誤りである」と言明
ミリバンド英外相が15日、ブッシュ政権の掲げた「対テロ戦争」は、「誤解を招
き、誤りである」と言明。英国はブッシュの戦争のパートナーとして、イラクなどで
ともに戦った。その英国の外相の公式発言として、ブッシュの「対テロ戦争」を否定
したことになる。世界は急速にブッシュ時代との決別を進めている。
日本の自公政権はその「風」を読めず、いつまでたってもその路線にしがみついた
ままである。自分たちの歩んだ道を間違いだと認めれば、退陣に追い込まれるとの恐
怖・保身からだろうが、だからこそいっそう世界から孤立し、だからこそいっそう対
米従属へと追い込まれ、自国民を貧窮させる結果へとつながるのだ。
英外相「対テロ戦は誤り」 ブッシュ時代に決別
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