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「大飯原発3・4号の運転再開をとめよう!」関西びわこ集会&デモ・決議(2月4日) ほか

2012-02-05 19:35:10 | 社会
2月4日「大飯原発3・4号の運転再開をとめよう!」関西びわこ集会&デモが
圧倒的に成功しました。(主催 同実行委)
集会は、琵琶湖の南端大津駅近くのピアザ淡海にてホール(400名収容)を
溢れる500名を超える人々の結集がありました。老若男女、特に子供連れの
親御さんが目立ちました。
進行は社民党服部良一議員からの連帯の挨拶、運転再開を巡る状況と
運転再開反対の根拠、福井からの訴え、福島からの避難者の訴えがありました。
また地元福井、滋賀の人々は勿論のこと、遠く四国伊方原発運転再開に反対
する人達、岐阜・愛知・兵庫・和歌山・奈良の人達から連帯・共同行動等の
呼びかけが壇上から元気一杯に発せられました。
近畿・中部・四国を繋ぐ大きな集会となり大変感激しました。
集会とはやる気を起こさせてくれるものだと常日頃思っていますが、昨日は
それに加えて元気一杯も貰いました。これだから、集会参加は止められません。
集会後デモ(パレード)を行い、関電滋賀支店をヒューマンチェーンで取り囲み
ました。
全ての原発の運転再開を止めましょう!
大飯原発の運転再開反対!
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美浜の会HPより
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●関西びわこ集会&デモに500名が参加(2月4日) 
  参加者一体となって、大飯3・4号を止めようと声をあげた
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大飯原発3・4号の運転再開に反対する決議文

  2011年3月11日、東日本大震災によって引き起こされた福島第一原発の事故によ
り、大気と水、大地と海が汚染され、その放射能は福島、東北、関東を覆っただけで
なく、私たちの住む西日本にも到達し、海を越えて世界に拡散しました。事故収束の
見通しは立たず、汚染は続いています。

 国民の怒りと不信の前に、定期検査に入った原発は再稼働が許されず、今では54基
中わずかに3基が稼働しているにすぎません。今月20日には、高浜3号が止まり、若狭
の原発14基すべてが稼働を停止します。そして4月末には、日本に原発の稼働しない
日が訪れます。
 原発が無くとも、日々のくらしや経済に破綻など起きないという事実が現実となる
のを恐れ、政府と電力各社は、福島第一原発事故の実態把握と原因究明を待たずに、
ひたすら再稼働を画策しています。そしてその突破口と目されているのが関西電力の
大飯3・4号です。

 原子力安全・保安院は、大飯原発3・4号のストレステスト1次評価を妥当とし、1
月下旬に来日したIAEA(国際原子力機関)調査団のお墨付きを得て、今月上旬にも審
査結果を原子力安全委員会へ送ろうとしています。しかしながら、このストレステス
トは福島事故を反映させない机上の計算にすぎません。こうして再稼働の条件を整え
つつ、総理大臣など関係4閣僚による政治判断を行い、それの地元了解に向けて圧力
を強めてきています。

 電力各社と政府は事故原因を津波に限定しています。しかし、大津波の前に、地震
によって配管が破損した可能性を原子力安全・保安院も否定できません。事故はすべ
ての原発の耐震性に疑問を投げかけています。老朽化した若狭の原発群は、活断層が
原発の直下やすぐ横を走り、日本で最も危険な原発群であると指摘されています。と
りわけ、大飯原発のすぐそばを走る熊川断層などの三つの活断層の連動は考慮されて
いません。
 大飯原発が事故を起こせば、被害は、全住民が20キロ圏内にくらす福井県小浜市の
3万1千人をはじめ、近畿1200万人の水がめ・琵琶湖はすぐに汚染され、30キロ圏内
に6万8千人が住む京都府など、隣接自治体にも甚大な被害をもたらします。福井県
や京都府丹後・丹波住民の多くが避難路を確保できず、冬季には雪に閉ざされること
も忘れてはなりません。

 私たちは、福井県、滋賀県、京都府をはじめとする立地自治体並びに隣接自治体が、
住民のいのちとくらしを守るため、大飯原発3・4号の再稼働に同意しないことを求
めます。同時に、隣接自治体があくまで立地自治体並みの安全協定を求めていくこと
を強く支持します。
 私たちは、再稼働の動きに強く抗議するとともに、下記の通り求めます。
1.関西電力は、大飯原発3・4号の運転再開をやめること。
2.原子力安全・保安院は、隣接自治体等での住民説明会を開催すること。住民の理
解なしに運転再開を許可しないこと。
3.関西電力は、福井県小浜市など隣接市町、および滋賀県、京都府など隣接府県と、
すみやかに立地自治体並みの安全協定を締結すること。
4.政府は、国会設置の事故調査委員会による福島第一原発事故の実態・原因究明を
尊重し、少なくともそれまでは再稼働を認めないこと。
 以上決議する                               
          2012年2月4日
大飯原発3・4号炉の運転再開を止めよう!2月4日 関西びわこ集会参加者一同

(12/02/04 UP )

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転載元:美浜の会HP
http://www.jca.apc.org/mihama

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【中日新聞/滋賀】「大飯原発の運転再開やめて」 大津で集会とデモ
http://d.hatena.ne.jp/byebyegenpatsukyoto/

【中日新聞/滋賀】「大飯原発の運転再開やめて」 大津で集会とデモhttp://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20120205/CK2012020502000118.html
2012年2月5日大飯原発の運転再開反対を訴えるデモの参加者ら=大津市におの浜で 定期点検で運転停止中の大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に反対する集会とデモ活動が4日、原発から60キロ離れた大津市内であった。
 運転再開の政府判断が近いとされるため、市民の力でこれを止めようと、市民団体が実行委員会をつくって催した。関西地方を中心とした住民ら500人が参加した。
各地の活動報告があり、東日本大震災で福島県南相馬市から京都府舞鶴市に家族で避難している井上美和子さん(42)は「被災者へのストレステストを実施してほしい」「事故後、子どもにヨウ素剤をすぐ飲ませられるような体制を整えるべきだ」と訴えた。
リレートークの形で、次々に市民が登壇。県内の住民は「放射能に脅かされず、安心して暮らしたい」「子どもを安全安心な場所で育てたい」と声を上げた。
 引き続き、参加者は大津市内を2・5キロにわたってデモ行進。同市におの浜4にある関西電力滋賀支店を囲み「原発はいらない」「琵琶湖を守ろう」と呼び掛けた。 (山田千尋)

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福井・大飯原発:3、4号機再稼働 ストップへ500人集会--大津 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20120205ddlk25040259000c.html

 ◇デモで関電支店囲む

 定期検査後の再稼働へ手続きが進む関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)について「運転再開を止めよう! 関西びわこ集会」(同実行委主催)が4日、大津市におの浜1のピアザ淡海で開かれ、約500人が参加した。集会後、近くの関西電力滋賀支店を取り囲む形でデモ行進し「原発を止めろ」などと声を上げた。

 日本の原発54基のうち稼働中は3基で、再稼働がなければ4月末には全て停止する見通し。主催団体の一つ「グリーン・アクション」(京都市)のアイリーン・美緒子・スミス代表は「大飯原発は脱原発社会が開かれるための肝心要」と訴えた。

 福島県南相馬市から京都府綾部市に避難中の井上美和子さん(42)は「原発受け入れは後の世代まで責任を負わなければいけない。再稼働前に国とせめて健康調査の約束を」と話した。再稼働反対の署名は4日現在4万3229人分集まり、今月末に関西2府5県の知事に提出する予定。

 関西電力は昨年10月、大飯3号機に関して安全評価(ストレステスト)の結果を全国で初めて経産省原子力安全・保安院に提出。同4号機の結果も同11月に提出し、保安院は今年1月に安全評価を妥当と判断した。【石川勝義】

毎日新聞 2012年2月5日 地方版

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大飯原発3・4号の運転再開を止めよう! 関西びわこ集会に登壇した福井県の石地さんが、参加者へ次のことを呼びかけられていました。

大飯原発の再稼働を止めるために皆様に行なって頂きたい行動の一つです。個人で出来ることです。ぜひやってください。そして、この行動を至急広めてください。

(ネット社会ですが、案外、電話やファックスといった古典的な送り方が効果的なようです。一人一人の声や紙に書いたものが実際に届くからです。)


『ぜひ、おおい町と福井県原安課(福井県・原子力安全対策課)へ、(大飯原発の再稼働に反対する)皆さんの意見を届けてほしい。』


関西びわこ集会に参加された方は当日資料をご参照ください。当日資料の14ページに、福井県原安課、おおい町などの連絡先が載っています(「☆各所の連絡先」)。参加されなかった方は、以下の連絡先を活用願います。


●大飯原発の再稼働をしてはならないという意見を届ける相手先:
↓ ↓
福井県原子力安全対策課 TEL: 0776-20-0314 FAX: 0776-21-6875
おおい町役場         TEL: 0770-77-1111(代) FAX: 0770-77-1289


その他、再稼働に反対する意見を届ける相手先:

関西電力本店広報  TEL: 06-7501-0241 FAX: 06-6641-0494
原子力安全・保安院 原子力防災課 事故故障対策室
        防災課 TEL: 03-3501-1637 FAX: 03-3580-8539
        E-mail: qqnbbi2@meti

原子力安全委員会 TEL: 03-3581-9919 FAX: 03-3581-9835

●これまで立地自治体のおおい町と同等の、事前了解の権限を含んだ安全協定を結ぶよう関西電力に要請してきた小浜市へも、再稼働をしてはならないという意見を届けましょう。
(美浜の会代表の小山さんによると、1月24日の小浜市との話し合いで、再稼働を容認する感触を受けたということです。)
小浜市役所      TEL: 0770-53-1111(代) FAX: 0770-53-0742
小浜市議会事務局 TEL: 0770-53-1111(内511) FAX: 0770-52-0400


福井県から2月4日の関西びわこ集会&デモに参加された方々は、まさに原発立地のお膝元である福井県美浜町で、原発に頼らない地域づくりにチャレンジしてきた「森と暮らすどんぐり倶楽部」を運営してきた方、「原子力発電に反対する福井県民会議」の常任理事を務めている方、小浜市で反原発運動を続けてきた住職さんなどです。

~ご参考に:
◎森と暮らすどんぐり倶楽部
http://www1.kl.mmnet-ai.ne.jp/~donguri-club/
☆ブログはこちら
http://green.ap.teacup.com/donguri-club/

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市民社会フォーラムMLから・Uさん
2月4日の関西びわこ集会&デモでは、当面の行動提起もされているので、参加した一人としてお伝えいたします。
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≪行動提起その1≫
●大飯原発3・4号の再開に反対する署名を2月20日に最終集約し、福井県議会が開かれる前に提出する。

大飯原発3・4号の運転再開に反対する署名の最終集約日は、2012年2月20日となります。こないだまで1月末が締め切りとされていましたが、最終集約日は2月20日に延長されています。

福井県議会が2月24日から始まるので、その直前に署名の提出しようと、集会で行動提起されました。そもそも1月18日のストレステスト意見聴取会で、警察力を動員して市民を排除し、井野博満氏と後藤政志氏の2委員を欠席扱いにして大飯原発ストレステスト結果は「妥当」の判断を強行したのは、2月24日から始まる福井県議会に間に合わすためです。

福井県議会の了解をもとに福井県知事が再稼働に事前了解をする、そして県知事の事前了解を受けておおい町が再稼働の事前了解を行ないます。これで「地元の了解」を得るというプロセスが完了するのです。

この大飯原発の再稼働に反対する署名は、福井県知事の他に、滋賀県、京都府、兵庫県、大阪府、奈良県、和歌山県の知事に再開反対の表明を求めるものです。このどの府県も、福井県の原発で重大事故が発生した時には直接被害が及ぶので、原発の稼働に対して意思を表明する権利がなくてはなりません。一筆でも多く集まるように、署名活動をさらに広げましょう。

●ネット署名のページの入り口:
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/ooi_signature/ooi_signature1201_1.htm
★ネット署名のページ:
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/ooi_signature/ooi_signature1201_7.htm
●紙の署名用紙(PDF):
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/ooi_signature_20120131.pdf

≪行動提起その2≫
●各地で原子力安全・保安院を呼び、「説明会」を開かせる。

美浜の会のHPにもある通り、保安院は「要望があれば、原発からの距離に関係なく、説明に行く。再稼働については、説明をした自治体と住民の理解を得る必要がある」と述べています。 http://www.jca.apc.org/mihama/

1月26日(木)に参議院議員会館で、六ヶ所再処理工場のアクティブ試験再開と大飯原発3・4号をはじめ原発の再稼働に反対する政府交渉が行われました。その中で北海道の泊原発に近い場所に住む方が、一体どこまでを「地元」としているのかを問いただした時に、保安院側は「30㎞圏内だけが地元とは言っていない。」、「日本全体のご理解を得る必要があると思っている。」とはっきり答えました。私はその交渉に参加していたので、保安院のこの回答を漏らさずメモしています。さらに保安院は、「頼まれれば説明に行く、何㎞圏内にかかわらず」と回答しています。

保安院がこのように言っているのですから、私たちは日本のどこであろうと保安院に説明に来させることが出来ます。ぜひ全国各地で保安院を呼び、「説明」をさせていくべきです。

≪行動提起その3≫
●2月20日は関西電力の原発がすべて止まる日。この日に関電交渉を行う。

現在関電の原発で稼働しているのは、高浜原発3号機のただ1基のみ。関電の全原発停止という歴史的な日がもう目の前まで来ています。福島原発震災で原子力のあらゆる安全基準が覆ったのです。今、安全といえるような基準は一切存在していないのです。二度と原発を稼働させてはなりません

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