デーリー・テレグラフによると、イスラエルはハマースとぶつける為に、マハムード・アッバース議長を支持するパレスチナのバドル軍(訳注:イラク・シーア派のバドル旅団とは異なる)の約1500の戦闘員にヨルダンからパレスチナ領であるヨルダン川西岸地域とガザ地区への入国許可を検討しているように、抜本的な政策変更を間もなく実行する。
BBCが伝えたところによると、この措置は増大するはマースの力に対抗するための手段だとイスラエルは考えている。
しかし同紙は、「これにより、今年に何人かのパレスチナ人の死者を出したように、パレスチナ諸勢力間の紛争の激化を引き起こしかねない」との観察者たちの警告も伝え、米国こそが「ヨルダンで訓練を受けたこのパレスチナ軍はパレスチナに秩序を回復する」との口実で、この計画を提案した張本人だと暴露している。
同紙は、この決定は公表されてはいないが、オルメルト・イスラエル大統領と今週行った45分間の会談前にブッシュ大統領が、これら戦闘員のパレスチナ入国許可を求めたようだ、と書いた。
数千人のパレスチナ人を擁しているバドル軍の大部分は、1970年代から(親米国家)ヨルダンに駐留する(ハマースのライバルである)ファタハの古参メンバーである。
http://www.islammemo.cc/article1.aspx?id=19380
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