陸前高田市市長の戸羽太さん Facebookに 「怒り」と「決意」。北九州市では阻止行動

2012-05-22 12:01:47 | 社会
おはようございます!

 今日は朝から6月市議会定例会に提出予定の補正予算について市長査定を行いました。

 昨日の私の瓦礫の広域処理に関するポスティングにたくさんのコメントを頂きありがとうございました。

 賛否両論が飛び交う、それくらい重要で難しい問題であるということがあらためて示されたものと思います。

 しかし、私たちは現実の中で暮らしています。
 ある意味、私たちの生活には『現実』しかないのかもしれません。

 『放射能を拡散させるのか?』という趣旨の心配やご批判があることも理解しているつもりです。

 私には、『だからこそ瓦礫の放射線量を測定したり、基準をつくったりしながら、広域処理で皆さんに健康被害が
出ないような手順を踏んでいるのでしょう』としか申し上げられませんが・・・。

 一つだけ是非言わせていただきたいことがあります。

 瓦礫の受け入れに賛成、反対はそれぞれの考え方ですから仕方のないことだと思います。

 昨日のポスティングでも書きましたが、私たちは押し付ける気持ちなど毛頭ありません。

 しかしながら、現在でも広域処理反対の方の中に、『被災地の雇用のために被災地内で瓦礫処理を!』とおっしゃられている方がいます。
 被災地の人間をなんだと思っているのでしょうか?

 人として、この発言だけは許しがたい。少なくとも第三者には言われたくない言葉です。

 言いたいことは山ほどありますが、今日はやめておきます!

 我々被災地の人間は皆さんに助けられながらも自分の意思で生きています。

 プライドを持ちながら・・・これからも・・・。


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北九州市にがれき到着も市民が搬入阻止/TBSニュース
宮城県石巻市から運ばれた震災がれきが、西日本で初めて試験焼却を実施する福岡県北九州市に到着しました。しかし、反対する市民らの抗議行動で施設に搬入できない状態が続いています。

 「がれきを積んだトラックが到着しました。今、受け入れに反対する市民らが行く手を遮り、運び込ませないようにしています」(記者)

 福岡県北九州市の廃棄物の集積施設には、22日朝9時すぎ、宮城県石巻市の震災がれきを積んだトラックが到着しました。しかし、受け入れに反対する市民グループおよそ30人が取り囲み、市の職員と押し問答をするなどして搬入を阻止しました。

 北九州市は、西日本では初めて震災がれきの試験焼却を実施することを決め、放射性物質の濃度が市の基準を下回った木くずなど、およそ80トンを石巻市から搬送し、23日から25日にかけて焼却します。

 施設の前では、警察が市民グループに立ち退くよう警告するなどして、こう着状態が続いています。(22日11:41)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5035382.html

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岩上チャンネルでライブ中です。
http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukuoka1

15分ほど前から、警官導入、混乱状態です

3時前に見始めたときは900人ぐらいでしたが現在2500人以上視聴してます。

http://www.ustream.tv/recorded/22771528

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がれき搬入、北九州市で大幅遅れ 市民が阻止/西日本新聞
 東日本大震災による宮城県石巻市のがれきの試験焼却を予定している北九州市で22日午後、反対派の市民らが廃棄物集積地の正面ゲート前で座り込むなど、がれき搬入を阻止する抗議活動を続けた。トラックは午後5時半ごろ、予定より8時間以上遅れて敷地内に入った。

 福岡県警は22日午後4時ごろ、市民らを抱きかかえるなどして強制的に排除。県警は同日、公務執行妨害の疑いで集積地前で座り込みをしていた男2人を現行犯逮捕した。

 がれきを積んだトラックは午前9時に集積地付近に到着したが、市民らが取り囲んだり、座り込んだりして敷地内への進入が阻止された。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/303653

共同通信
東日本大震災で発生した宮城県石巻市のがれきの試験焼却を予定している北九州市で22日、反対派の市民らが廃棄物集積地の正面ゲート前で座り込むなど、トラックによる集積地へのがれきの搬入を阻止した。同日午前に予定されていたがれき搬入は大幅に遅れた。

 福岡県警は22日午後4時ごろ、市民らを抱きかかえるなどして強制的に排除した。県警によると、摘発された市民もいるという。

 がれきを積んだトラック6台は午前9時に集積地付近に到着したが、市民らが取り囲んだり、座り込んだりして敷地内への進入が阻止された。

 西日本で初めてとなる同市での試験焼却は23日から25日まで市内2カ所の焼却場で行われる予定。市は搬入されたがれきに含まれる放射性物質の濃度や集積地の空間放射線量を測定する。

 北九州市によると、試験焼却の対象は、放射性セシウム濃度が1キログラム当たり100ベクレル以下の木くずを中心とした可燃物約80トン。19日にトラック28台で石巻市を出発した。

 北九州市議会は3月、市にがれき受け入れを要請する決議を全会一致で可決。北橋健治市長は今月1日の有識者検討会で試験焼却を実施する意向を表明した。市長は試験焼却の結果を踏まえ、6月中にもがれき受け入れの可否を判断する見通し。(共同)

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北九州搬入で宮城県に抗議電話殺到 50件超す
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120522/dst12052223040020-n1.htm
宮城県石巻市のがれき搬入を北九州市の反対派市民らが一時阻止した問題で、宮城県に22日、「汚染がれきの拡散には反対」などの抗議の電話が殺到、50件を超えたことが、同県への取材で分かった。

 県震災廃棄物対策課によると、寄せられた抗議の多くが女性。北九州市の件に触れ「(放射性物質による)汚染がれきの拡散には反対だ」「被災者の雇用につながるので宮城で処理を」などと広域処理を批判する内容だった。「被災地を責める気はないが」と前置きをして抗議する人もいたという。

 同課は職員二十数人で、この日の抗議には5、6人で対応したが、関係者からは「対応に追われ、ほとんど業務ができない職員もいた」と困惑する声も出た。
 
*なぜ、宮城県に抗議するのだろう・・・・まったく理解できない(薔薇)

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ustream.tvに録画された現場の映像

IWJ_FUKUOKA1(録画日時 : 2012/05/22 13:50 JST)
IWJ_FUKUOKA1(録画日時 : 2012/05/22 15:46 JST)
IWJ_FUKUOKA1(録画日時 : 2012/05/22 16:36 JST)
IWJ_FUKUOKA1(録画日時 : 2012/05/22 16:56 JST)
IWJ_FUKUOKA1(録画日時 : 2012/05/22 17:00 JST)
IWJ_FUKUOKA1(録画日時 : 2012/05/22 17:29 JST)

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参考
【しんぶん赤旗】がれき処理 復興の大前提
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-05-24/2012052401_04_1.html


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2 コメント

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被曝大虐殺野田の手先=警官隊を弾劾!不当逮捕絶対反対! (京都生協の働く仲間の会)
2012-05-22 19:52:47
震災がれきトラック、反対派が阻止!北九州の放射能バラマキ反対の大前進に続こう!野田を倒そう!被曝大虐殺野田の手先=警官隊を弾劾!不当逮捕絶対反対!
2012年5月22日
京都生協の働く仲間の会(アルバイト仲間も加入できます。)
電話=09011446818keizirou.hushimi@hotmail.co.jp
(連絡先=京都伏見東郵便局私書箱26号)  

警官隊は被曝強要の手先だ!許せん!福島と全国での被曝大虐殺=放射能戦争犯罪者の野田首相、東京電力、東電大株主東京都知事を倒そう!子供を守ろう!
震災がれきトラック、反対派が阻止…押し問答(2012年5月22日読売)
「東日本大震災で発生したがれきの受け入れ問題で、北九州市は22日午前、試験焼却する宮城県石巻市のがれき約80トンを北九州市小倉北区の市の倉庫に搬入しようとした。しかし、反対派の人々がトラックの前に立ちはだかり、搬入を阻止する状況が続いている。午前9時頃、トラック6台が到着したが、反対派約30人が取り囲み、市の担当者と押し問答になった。その後、倉庫の門前に立ち、進入を阻んでいる。福岡県警は現場に警察官約40人を配置。反対派の行為が道交法違反(危険行為)に当たるとして何度も警告を繰り返した。 同日はトラック28台が到着し、倉庫にがれきの搬入を予定。市は23~25日に2か所の焼却施設で試験焼却を実施し、焼却灰の放射線濃度や専門家による検討会の結果を踏まえ、北橋健治市長が6月に受け入れの可否を判断する。 
「東日本大震災:北九州市がれき試験焼却目前 「未来に責任持って」母親ら心配募らせ /福岡(毎日〔北九州版〕5月22日朝刊【内田久光、宍戸護】)
「子供たちの未来に責任持てるのか」-。宮城県石巻市のがれきの試験焼却を目前に控えた21日、北九州市役所に中止を求めて集まった大勢の市民ら。幼い子供を持つ母親たちは、焼却で大気中に出る放射性物質への不安を訴えた。一方、住民代表らは環境省が広域処理のがれき量を大幅に見直した事を受けて「北九州市が先走る必要はない」と市に訴えた。
「がれきを燃やすことでどんな影響が出るのかは誰にも分からない。市が想定する環境で100年生活した人が大丈夫と言うなら納得できる」。小倉南区の主婦、岡村莉沙さん(23)は1歳4カ月の長女を連れて市役所を訪れ「これから私たちが人体実験されるようなもの」と焼却に不安をぶつけた。
市外から駆けつけた人も。2歳の長男と市役所に足を運んだ行橋市の柳澤さとりさん(31)は「これまで運動のようなものには参加したことがなく、恐る恐る来た。周りに試験焼却があるのを知らない人が多く、知らないうちに事が進められるのが一番いけない」と心配そうな表情。群馬県みどり市から4歳と1歳の子供とみやこ町に避難している主婦、振旗美苗さん(39)は「北九州市役所は市民が納得いく説明をしていない。安全ばかり吹聴し信用できない」と話した。
この日、住民代表ら10人は市環境局の課長らと約1時半面談。広域処理が必要ながれき量(可燃物)を、従来の132万トンから約4分の1の31万トンに見直した環境省の発表を受け「処理量が劇的に減っているのに北九州市がなぜ先走るのか」との指摘が出た。市は「仮設焼却施設が宮城県内で稼働しても処理し切れないものが広域処理になる」と理解を求めた。 」・・・・・
私達は、北九州の闘いに学んで更に一層頑張る!京都で放射能がれき焼却による放射能バラマキを完全に息の根を止めよう!ここに福島と全国の子供達の今と未来がかかっている。野田首相らは、福島の子供らを被曝させ続けている、被曝大虐殺だ。絶対に許せん。・・・
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こんなにも温度差が (宮城の母さん)
2012-08-03 23:14:18
私は被災地に住んでいますが、被害が比較的少ない内陸部におります。ですから、沿岸部の壊滅的な被害にあった地元の方々とは、今回の震災の捉え方が違います。それでも、現地に足を運べば、この被災財に対しての、現地の方々の悲痛な叫びがひしひしと伝わってきます。私は若い頃に京都に住んでいたことがあります。私に色んな経験をさせてくれた大事な場所であり、今も愛してやまない
街です。日本はもとより世界中から訪れる人々を受け入れ、日本の文化と日本人の奥深い豊かな心を教えてくれる街だと感じました。そんな京都は今回の震災の瓦礫を受け入れるのは、そんなに難しいことですか?放射性物資のことや産業廃棄物のことを心配されているのですよね。でも、それって本当に心配な数値のものが運びこまれると思いますか。あれだけの体験をした現地の人々が、自分達さえよければいいと思うようなことをすると本当に思いますか?被災地の人々は本当に傷ついています。津波による被害のせいで傷つき、そして、今、自分達の発信する情報が信じられないと当時オールジャパンで支えると励ましてくれた人々から、被災財受け入れを頑なに拒否されて悲しみを通り越して
、情けなく思っています。遠くから映像の中の瓦礫を見るのではなく、本物の瓦礫の山に目をやり、自分自身で感じて下さい。
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