ハイチ地震レポートNo.14/CODE海外災害援助市民センター

2010-01-25 15:13:00 | 世界
11日ぶりに男性が救出された一方で、ハイチ政府は救出活動の打ち切りを発
表した。また13万人が首都からすでに脱出をしたようだが、一方「ハイチの将来の
ためには、私たち若者たちが動かないといけないと思う」と、大学生や20代から
30代の若者が集まり、ボランティア集団「戦略・行動・若さ」(SAJ)をつくり、救援
活動をはじめている人たちも表れた。
 昨日の関西在住のハイチ人「Chacha(シャシャ)」からの感動的なメッセージが
届いたかのような、被災地ハイチの動きです。朝日新聞によると、SAJは海外から
続々と集まる支援物資の担い手は国連や大規模NGOで、「ありがたいが、援助
活動から疎外されている気がする」と、ハイチ人の組織は影が薄いと嘆いている。

 一方で、首都ポルトープランスの中心部の広場で1000人のミサが行われ、牧
師は「地震で亡くなった人もいる。私たちは涙も流した。けれども、生きていること
を神に感謝しよう」と呼びかけた。(25日、毎日新聞)

 いま、SAJに集まる、一人ひとりの小さな救援活動は、決して埋もれてはいけな
い。海外からの支援に入っている関係者はそのことに最大限の配慮をする必要が
ある。ミサに集まった1000人は、お祈りをあげているが、それはまず「一人ひとりの
被災者が、自分で自分を助ける援助活動」だと思う。つまり”自助”だ。

 15年前に私たちが共有できた「人間一人では生きていけない!」という原点を、
ハイチの被災者とその周辺のボランティアは同じように、共有しようとしている。
 でもハイチの人たちの行動は、世界中の人たちを共感させた。世界中のアー
ティストたちは、いま「ハイチを救え!」と立ち上がっている。被災地KOBEのあち
らこちらで「ハイチを救え!」と募金活動が展開されている。
 是非、まずメディアに訴えたい!! ハイチを伝え続けて欲しいと。

昨日、クワテモックから「やっとサントドミンゴに着いた」とメールがありました。陸路
でハイチの首都ポルトープランスに向かうでしょう。現地からのメールを待ちましょ
う!。

ハイチ地震救援募金にご協力下さい
 郵便振替:00930-0-330579 加入者名:CODE
 *通信欄に「ハイチ」と明記してください。
募金全体の15%を上限として事務局運営・管理費に充てさせていただきます

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被災地NGO恊働センター 代表
CODE海外災害援助市民センター 事務局長・理事
 村井雅清(むらい・まさきよ)
 e-mail:murai@code-jp.org


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