委員会採決は違法・無効!審議をやり直せ/弁護士・海渡雄一さん

2013-12-05 18:57:27 | 社会
★委員会採決は違法・無効!審議をやり直せ!(17:30発)
 委員会の審議は与野党理事の一致で開催することが慣例となってきましたが、今回の特別委員会審議はすべて、委員長の職権開催でした。

 参議院での審議時間は22時間、衆議院の半分以下です。
地方公聴会も前日夜にセットするなど、あまりにも横暴なものでした。
今日の委員会でも、委員長は多くの文書の委員会提出について「後刻理事会で協議する」と連発していました。しかし、その理事会も開かないまま、採決を強行したのです。

 その中には、各省の法令協議の資料など、極めて重要な資料が含まれています。
実は、「特別秘密の保護に関する法律案【逐条解説】」という文書が12月5日午前11時45分に福島みずほ議員の強い要求によって、ようやく開示されました。
 これは、法案の策定段階おそらく公明党との修正協議の前の段階の法案について内閣官房が作成したものと考えられ、合計92頁に及ぶ大部なものです。
以下のブログに公開されています。http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/

 法案の逐条解説を公開して審議していれば、法案の問題点はもっと深く審議でき、浮かび上がったはずです。作成名義は、内閣官房の作成とされています。
 さらに、内閣と各省庁の間で、この法案の策定の段階で、多くの意見交換が行われていたことが昨晩わかりました。今のところ人事院と文書のやりとりだけが、公表されています。他の省庁は、各官庁の了解が取れないという理由で、不開示となっています。

与党は可決したと主張していますが、野党は採決の無効を主張しています。
参議院本会議への上程にも野党は反対しています。これからの動向に注目して下さい。(弁護士 海渡 雄一)

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福島瑞穂さん
「特別秘密の保護に関する法律案【逐条解説】」という文書が今日午前11時45分にようやく開示されました。
 これは、法案の策定段階おそらく公明党との修正協議の前の段階の法案について内閣官房が作成したものと考えられ、合計92頁に及ぶ大部なものです。

 法案の逐条解説を公開して審議していれば、法案の問題点はもっと深く審議でき、浮かび上がったはずです。

 作成名義は、内閣官房の作成とされています。

 さらに、内閣と各省庁の間で、この法案の策定の段階で、多くの意見交換が行われていたことが昨晩わかりました。今のところ人事院と文書のやりとりだけが、公表されています。

 他の省庁は、各官庁の了解が取れないという理由で、不開示となっています。

 今日の午後の委員会で強行採決すると伝えられる中で、最後になるまでこのような重要な文書を秘密にしていたことは、国会軽視として決して許されることではありません。すくなくとも、このような重要文書について、きちんと国会での審議の時間を確保するべきことは民主主義政治の元での国会運営として、当然のことです。

 私たちは、強く法案の廃案を求めていますが、政府与党は、今日の強行採決を中止し、この法案を少なくとも継続審議扱いとすべきです。

参議院国家安全保障に関する特別委員会で12月5日夕方、与党が秘密保護法を強行採決しました!
 強行採決の直前に私は質問に立ち、今朝内閣情報調査室に提出させたばかりの逐条解説や法令協議の資料をもとに、審議のための極めて基本的かつ重要な材料が全く提示されないまま、審議が不十分な形で進められた点などについて厳しく批判したばかりでした。
 情報公開は民主主義の血液であり、その隠ぺいや秘匿は民主主義の発展を阻害するものに他なりません。強採決は言語道断です。絶対に許せません!みんなの力で、本会議採決を絶対に阻止しましょう!
http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/


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