ネット署名を!多治見市長に核融合科学研究所「重水素実験」を認めないよう求める署名

2013-02-13 01:02:26 | 社会
CMLで 寺尾光身さんから
------------

多治見市のAさんからのメールの転送です。

皆様へ
多治見市のAです。

土岐市の核融合研究所により計画されている重水素実験に同意するための協定書について、多治見市、土岐市、瑞浪市、岐阜県は3月中に調印する準備を進めています。

先日、私は多治見市が主催した、賛成派、反対派の討論会に参加しました。
そこで今回の重水素実験は、生体に重大な危害を及ぼす放射性物質を発生させる実験であり、放射性廃棄物が出ること、莫大な税金が投入されているが実用化の見通しが全くないことなどが分かりました。

ぜひ皆さん、多治見市が調印しないように皆さん、署名にご協力お願いいたします。

日本全国どなたでも構わないそうなのでよろしくお願いいたします。


以下転送です。

Subject: 核融合・ネット署名


【至急・拡散希望】

土岐市 核融合科学研究所により計画されている重水素実験は、放射性物質を発生させ、核のゴミを増やすとして多治見の仲間たちと反対署名活動を行なってきました。
みなさんからのご希望の多かったネット署名がようやく整いました。

これまでの自筆署名と同じ内容です。
すでに自筆署名された方は不可ですが、自筆が間に合わない方、また遠方の方、署名用紙のやり取りが難しい方には、こちらのネット署名にてご協力よろしくお願いします。

2月20日締め切りとなっています。ぜひ多くの方に拡散をお願いします。

http://sukoyaka-koshigaya.jimdo.com/%E6%A0%B8%E8%9E%8D%E5%90%88%E7%82%89%E8%AA%BF%E5%8D%B0%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E7%BD%B2%E5%90%8D/

多治見市長 古川雅典様 核融合科学研究所の「重水素実験」を認めないよう求める署名

趣旨

 昨年の 3 月 11 日の震災に伴う福島第 1 原子力発電所の爆発事故により、日本中に放射 性物質が落下する事態となり、私たちの住むこの東濃地域も関東以北ほどではないものの 確実に放射性物質が増加していると指摘がされています。

また、東濃地域には日本最大の月吉ウラン鉱床があり、日本一自然放射線が高い地域で す。これ以上放射能が増えることは避けるべきですが、多治見市、土岐市、瑞浪市及び岐 阜県は、核融合科学研究所との間で放射性物質が発生する「重水素実験」に同意するため の協定書を、3 月中に調印する準備を進めています。

私たちは以下の理由でこの「重水素実験」の実施に反対します。

1 「重水素実験」では、厚さ 2 メートルの壁によって阻まれるとはいえ、実験装置か らは最大で年間東海村JCO事故の 5 倍もの中性子が発生します。 また、放射性物質トリチウムも年間最大で 555 億ベクレル(1 回 3 秒間で 1 億ベクレ ル)も発生します。トリチウムは水素の仲間で体内に取り込まれやすく遺伝子も傷つ け、内部被ばくが心配されます。除去装置で捕獲し直接外部に放出しないと言いま すが、研究所のすぐそばには人口密集地が広がり小学校も近い事から、私たちはこ の実験に強く反対するものです。

2 おびただしい中性子線は周辺機器を放射化、新たに数十種類の放射性物質を産み出 します。さらに、放射性廃棄物を発生させるような核融合エネルギーはクリーンで はありません。また、研究開始から 50 年さらに 30~50 年かけても実現できるかわ からないような核融合研究は疑問です。

3 多治見市は、核融合科学研究所による第 3 者委員会の「安全評価委員会」等によっ て「重水素実験」の安全性が担保されたとしていますが、委員会は核融合研の内部 組織に属する方や推進の立場の委員が 16 名中半数以上を占めています。このような 安全評価をもとに「安全」の判断をするのは公正ではありません。


重水素実験に反対し、実験に同意する協定書に調印しないことを求める
 岐阜県知事への申し入れ書

2013年1月18日

岐阜県知事 古田 肇 様

「菜の花会」 代表 和田悦子
「多治見を放射能から守ろう!市民の会 代表 井上敏夫
「核のゴミから土岐市を守る会」 代表 永井新介
「埋めてはいけない核のゴミ実行委員会・みずなみ 代表 市川千年

核融合科学研究所の重水素実験に反対し、実験に同意する協定書に調印しない事を求める申入書

県民の幸せのために日々奮闘されている貴職に敬意を表します。

岐阜県は、土岐市、多治見市、瑞浪市とともに、核融合科学研究所(以下、「核融合研」という。)との間で、同研究所が計画している重水素実験の実施に同意する協定書を今年度中に締結する意向です。
これについて、私たちは重水素実験に反対で、この実験に同意する協定締結はすべきでないという立場です。その理由を以下に述べますので、貴職の見解を文書で速やかに明らかにしてください。

① 福島原発事故では、いまでも、多くの人が高い放射線量のため自宅に戻ることすらできない状況が続いており、また放射性物質の放出による環境汚染も広範で深刻です。こうした状況を考えれば、どうしてあらたに放射性物質のトリチウムや放射線(中性子線)を発生させる重水素実験を容認できるでしょうか。福島原発事故の教訓に学べば、重水素実験に反対するのは当然です。
核融合研は、原発と核融合は違うと強調してきました。しかし、核分裂反応と核融合反応の違いはあるものの、共に核反応であること、共に放射線、放射性物質、放射性廃棄物を発生させることでは同じです。

② 核融合研の計画では、放射性物質のトリチウムは年間最大で555億ベクレル、一回3秒間の重水素実験で1億ベクレル発生します。核融合研は一貫して「微量なトリチウムが発生」すると説明してきましたが、この量は決して微量ではありません。
トリチウムは、水素の仲間で体内に取り込まれやすく、遺伝子を傷つける危険があり、内部被ばくが心配な放射性物質です。核融合研は発生するトリチウムの95%を捕捉し保管すると説明しますが、トリチウムの捕捉は難しく、重水素実験と同じ環境で実証されたデータもありません。また、核融合推進の学者もトリチウムの安全な取り扱い技術が確立されているとは言えない、と語っています。
それ故、この重水素実験を、近くに小学校もある人口密集地で行わせてはなりません。

③ 重水素実験で発生する中性子線量は、当初の計画では、ヘリカル装置の中心部で1回10秒間の実験で50万ミリシーベルトです。計画変更後でも、実験による年間中性子発生量は、1999年に起きた東海村JCO事故で発生した中性子の量の5倍です。「微量な中性子が発生する」という核融合研の説明に反して、大量の中性子が発生します。
この中性子が発する中性子線は、突き抜ける力が強い放射線です。ヘリカル装置が収納されたコンクリートの建屋の壁は2メートルの厚さで、原発の建屋の壁の厚さと同じです。それほど大量の中性子と強力な中性子線が発生するあかしです。

④ 重水素実験では、原発と同様、大量の放射性廃棄物が発生します。それは、中性子線がヘリカル装置や建屋のコンクリートにあたりあらたに多様な放射性物質を作り出し、それらは実験終了後放射線などを発する放射性廃棄物となります。
核融合研の資料によると、ヘリカル装置の真空容器などのステンレス鋼材に26種類もの放射性物質が作り出されます(資料1)。また、そのうち、10種類の放射性物質はその毒性が半分になる半減期が1000年以上です。核融合研の資料によると、こうした放射性物質はステンレス鋼材以外に、「ヘリカルコイル」、「ボロイダルコイル」、「コンクリート」にも作り出されます。
この中性子の放射化作用により生成される放射性物質について、核融合研は全く説明していません。ただ質問があれば、放射性廃棄物については、40年くらい管理すれば安全なレベルになると回答するくらいです。しかし、半減期が千年以上の放射性物質も数多くあり、その説明は間違いです。

⑤ 核融合研は「公正中立な第三者の専門家、市民」から構成されている安全評価委員会で、重水素実験の安全性が確認されたとしています。また、岐阜県と東濃3市もこの安全評価委員会の安全確認をよりどころにして今年度内の同意の方向を打ち出しています。
しかし、この安全委員会の委員16名について調べたところ、核融合推進の専門家が5名、原子力を推進してきた専門家が5名含まれています(資料2)。すなわち、委員の過半数を超える専門家は核融合研の理解者で占められており、重水素実験の安全確認は既定の結論でした。さらに、委員のなかには、核融合研の重要事項を審議・決定する核融合研の運営会議のメンバーである人さえいます。「公正・中立」とは名ばかりです。
貴職はこのことについて核融合研に抗議すべきです。そして、重水素実験の実施に同意する協定書調印を今年度中に行うという方針を白紙撤回してください。

(申入事項)
1.中性子線や放射性物質のトリチウムを発生させる重水素実験に反対してください。
2.重水素実験に同意する協定書に調印しないでください

私たちは以上の理由から、放射線の被害を最も受ける胎児、乳児、子どもの立場にたっ て、下記の事を強く要請します。

署名のご協力をお願いいたします

【署名に関するルール】
■2月20日までに回収 ■自筆で中学生以上の方 ■氏名等の個人情報は他の目的には使用しません。

チラシ


「重水素実験」実施に同意する協定書・同意書の調印はしないで下さい。

*連絡先 〒507-0077・多治見市幸町6-26-19 「多治見を放射能から守ろう!市民の会」 井上敏夫 0572・29・1096賛同団体・「子どもを外で元気に遊ばせたい母の会」 佐合美穂 (080・6919・3050) 小川昌代 (090・1564・7483)・ 「菜の花会」 和田悦子 (090・7312・1691 )

クリック!署名サイト


*************
ブログ内関連記事
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/s/%B3%CB%CD%BB%B9%E7%B2%CA%B3%D8%B8%A6%B5%E6%BD%EA


よろしければ、下のマークをクリックして!


よろしければ、もう一回!
人気<strong></strong>ブログランキングへ


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
情報ありがとうございます (照代)
2013-02-13 22:35:11
はじめまして
これから署名しようと思います。

トリチウムが年間555億Bq。
すごい数値ですが、六ヶ所再処理工場が稼働した場合、その36万倍の1京9900兆Bqが放出されるそうですね。
愚かすぎて洒落になりません。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。