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松本昌次の「いま、言わねばならないこと」第一回「天声人語・異論」/レイバーネット

2013-04-02 20:20:29 | 社会
松本昌次(まさつぐ)さん(写真)は、1927年生まれで現在85歳だ。
1953年に未來社に入社、30年間編集者を勤めたのち、1983年退社して影書房を創設し、現在にいたっている。
『わたしの戦後出版史』(松本昌次著・㈱トランスビュー、2008)で聞き手となった、評論家の鷲尾賢也氏は、松本さんをこう評している。
「丸山眞男『現代政治の思想と行動』をはじめ、戦後社会に絶大な影響を与えた埴谷雄高、花田清輝、藤田省三、廣末保、木下順二、平野謙、富士正晴、井上光晴、上野英信、橋川文三などの多くの著作を手がけた編集者として、松本昌次さんは伝説的・神話的存在である。
・・そのなかでいつも倦まず語られたことは、時代への危機意識である。
このままでいいはずがない。編集者は何をやっているのか。あなた方はこれでいいと思っているのか。怒りはかなり深かった。
・・いくら酒を飲んでも(?)一貫してぶれない松本さんの言行に、あらためて私たちは『すごさ』を感じざるを得なかった。
おそらく、数々の名著を生み出した存在の根底に据わっているのが、そういう『生き方』なのではないか」。
その松本さんが、レイバーネットに連載コラムを寄せることになった。
インターネットに全く縁のない松本さんだが、「いまの時代状況にがまんできない。
批評コラムを書いてもいい」と申し出てくれた。
一回目は「『天声人語』異論」。連載タイトルは「いま、言わねばならないこと」で月1回の予定。
ぜひご愛読ください。(レイバーネット編集部)
http://www.labornetjp.org/news/2013/1364880591420staff01

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松原 明さんから レイバーネットML

念願だった編集者・松本昌次さんの連載コラム「いま、言わねばならないこと」が4月からスタートしました。
85歳という年をまったく感じさせない筆力です。
戦争を二度と繰り返させないために時代の危機に向かって、毎月1回書いていた

だく予定です。

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●松本昌次の「いま、言わねばならないこと」~「天声人語」がおかしい

朝日新聞一面の評判のコラム「天声人語」は、つとに「名文」の誉れ高く、朝日カルチャーセンターなどでは、元筆者などが「文章教室」を開いて、「文章表現を磨くお手伝い」をしてくれるそうである。
しかし文章表現を磨く前に、「天声人語」子は、いま何を言わねばならないか、その中身をこそ磨かねばならないのではないか。
その二、三を取り上げたい。
その一は、三月二十一日、「イラク戦争から10年の節目」に当たっての中身である。
「リーダーは心して選びたい。」にはじまるその文章は、「どちらかの大統領が別人」だったら、「米軍4487人、イラクの民間人12万人。」の命(わたしだったら、イラクの死者を先に書く)は、消えずにすんだだろうと訴えつつ、当時の小泉首相が「即座に開戦を支持」することによって、「日本は対米追従にとらわれ、大義なき戦争に加担してしまった」とある。
まるで他人事のような書き方ではないか。(松本昌次)

↓続き(松本昌次さんの紹介文もあります)
http://www.labornetjp.org/news/2013/1364880591420staff01
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 松原 明 mgg01231@nifty.ne.jp
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