ヤマサの工場見学を終え、仲ノ町駅から終点の外川駅を目指します。
この銚子電鉄の駅舎って、メルヘンチックなものから、
かなり素朴なもの(笑)まで、バラエティに富んでるんですが、
そんないくつかの駅を通過して、終点外川駅に到着。
この終着駅「外川(とかわ)」は、
まるで昭和の時代にタイムスリップしたような佇まいの駅舎。
駅前に何があるというわけでもなく、賑やかさはひとつもないですが、
返ってそれが、ローカル私鉄の終着駅らしくていいのかもしれません。
低めの屋根、木造の梁と細い柱、無骨な灯り、鉄の棒だけでできている改札、
ひとつひとつに、手造りの温もりを感じます。
自動券売機なんてものはありません。
乗車券は、出札窓口にて駅員さんから購入します。
銚子電鉄は単線の鉄道ですが、路線自体がそれほど長くないので、
しばらく待っていれば、折り返しの列車がすぐやってきます。
ここで時間が止まっている錯覚を楽しむのも、あっという間。
これが、外川駅の概観。
いったいいつの時代??って感じですよね!
最近のレトロブームに乗って、模して造られたものなどと違って、
長い歴史を過ごしてきた、その重みを感じることができるのがいい!
いや~、昭和の匂いがプンプンするものが大好きなはるかさんにとっては、
たまらない駅舎です(笑)。
ずっと昔のままでいるってこと、なかなかできないこの時代。
だから、こうして古くからの姿でいてくれることを、すごくうれしく思います。
そうそう、子供の頃のアルバムからはがした写真がこれ。↓
ってのは、嘘!!ごめんなさい!!
使ったことがなかったデジカメの機能、
思わず使いたくなるような光景だったもんだから(笑)。許して!
でもきっと、ほんとに何十年も前に撮ったこんな写真が、
存在するかもしれませんね。
そうこうしているうちに、折り返しの列車がやってきました。
こちら、元営団地下鉄銀座線で活躍していた車両。
少し前までは、茨城の日立電鉄でも見られたんですが、
鉄道自体が廃止になってしまったため、
今はここ銚子電鉄でしか見ることができない、貴重な車両です。
昭和の時代から永く活躍している車両に揺られ、昔ながらの駅舎を目指す。
こんな時間旅行も、なかなかいいものです。
「その5」へつづく~♪
しかも、銚子駅には風車があったり、1つ手前の犬吠駅は南ヨーロッパ風の駅舎になっていたりと、生活の足というよりは観光鉄道の様相をしていますけど、終点まで来ると昔ながらの駅舎になっていて、そのギャップがまた面白いですね。
まあ、外川駅まで来る観光客はそんなに多くないので、このまま残っているのかも知れませんね。
まるで映画のセットのような駅舎ですね。看板、灯り、椅子、すべてがレトロで素敵です。こういうところに行くと「旅をした~」という気になりますね。
それにしてもセピア色の演出、素晴らしいセンスです。脱帽。
以前「SHIMADAS」の記事にトラックバックさせてもらってました。
それからずっと拝見していたんですが、
千葉県に長い間住んでいた者として!
銚子電鉄の話題はスルーすることが出来ませんでした(笑)
一昨年の真夏、自分も銚子電鉄の旅をして、
外川駅のそのたたずまいに惚れ惚れしました。
今は冬だから、オープンカー(?)仕様の「澪つくし号」は走ってないのかな。
夜風に吹かれながら走るのはまたオツですよ。
夏場に行ったらぜひ乗ってみてください。
これからも楽しみにしています。
また、遊びに来ますね。
外川駅の中の雰囲気、15年ぐらい前に駅寝をした花咲線の浜中駅と似ているのでなんだか懐かしいです。
駅舎の上の駅名が書いてあるのとか、すごくいいです。
ところで…
セピア色の写真、すっかり信じちゃったよぉ(爆)
手前の犬吠駅で降りちゃいますもんね。
終点まで乗ったことない人は、ビックリするかも??
この素朴な佇まいがいいですよね。
そういえば、1日乗車券で以前はたいやきがもらえたんだけど、
ぬれせんだけになってました。ちょっと残念(笑)。
前の記事にぽっぽさんがコメント寄せてくれてましたが、
NHKの朝の連ドラの「澪つくし」の舞台にもなったんだそうです。
昔から何も変わらない、ということが難しくなってきた時代に、
こういった建物は貴重ですよね。
ずっとこのままあり続けてほしいなぁ。
あ、セピア色、ちょっといたずらしてみました
シマダスが縁で見ていてくださったなんてうれしいです!
いづやんさんも、外川駅に惚れ惚れしたんですね~。
そういえば、あのオープンカー(笑)は、この外川駅でお休みしていました。
そうか、夏の夜なんて気持ち良さそうですよね!
今度は夏に行って、ぜひ乗りたいと思います。
またお気軽にコメントしてくださいね!
こちらからも遊びに伺いま~す
花咲線かぁ、釧路を過ぎてからの車窓の変わり方って、
ちょっとした哀愁が漂ってていいですよね。
浜中駅って、関口さんの乗りつくしで、
ゴールの根室に着く前の、最後に降り立った駅だったはず。
さすがにわたしは駅寝はしたことないですが、
憧れですね~。でも、最近は物騒な世の中だからしにくいかな??
あの、いかにも手書きチックな駅名板もいいよね!
あ、セピアの写真、
騙すつもりじゃなかったのよ。許して~(笑)。