はるかのひとりごち。

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さよなら「なは」と「あかつき」と…その13:なはで会いましょう

2008年06月15日 23時15分31秒 | たびろぐ九州。

熊本駅から乗った寝台特急「なは」は、
長崎からやってきた「あかつき」と、鳥栖駅でくっついて、
無事に「なは・あかつき」となって、終点京都駅を目指して走り始めました。

門司駅で、関門トンネル用のローズピンクの機関車に付け替え、ここ下関駅に到着。
ここでいよいよ、最後の機関車へのバトンタッチです。


終点京都までを担当するのが、こちらの力持ちの機関車、EF66。
この顔を見て、ああ、ほんとにもうすぐ終わっちゃうんだなぁ、っていうのを寂しさと、
ようやくこれで落ち着ける(笑)、っていうホッとした気持ちが複雑に入り混じってました。


ソロ(1人用個室)の窓はとっても大きくて、
電気を消しちゃうと、まるで映画でも見てるような車窓を楽しめます。
暗いとなんにも見えないかというと、意外とそうでもないんですよね。
街の灯りだったり、月明かりだったり。
そんな車窓を見てたら、なんかこう、寝ちゃうのがもったいなくて(笑)、
しばらく飽きずに外を眺めていました。


途中で何度も目が覚めたけど、気が付くとすっかり明るくなってて、
窓の外にはマルーン色の電車が疾走してるじゃないですか。
長いようであっという間だった旅のゴールも、もう目の前です。


新大阪駅に着くとお隣のホームには、旅の始まりに会いに行ったあの「はるか」が。
なんかこう、「おかえり」って言ってくれてるような気がしちゃいました。
それにしても、「はるか」ネタ書いたのってひと月前…(^^;;
いつもながら、なかなか終わらない旅レポですみません(笑)。


そして、熊本から約12時間。「なは・あかつき」は終点京都に到着。
いやぁ、降りたくなかったなぁ(笑)。
もっともっと乗っていたいと思えるくらい、乗り心地のいい列車でありました。


元々は別々に走っていた「なは」と「あかつき」。
最後に単独バージョンをつけて走った「なは」号のヘッドマークは、
沖縄の「ゆいレール展示館」へと贈られたそうです。
たくさんの人の願いと思い出を乗せて、
長い間走り続けてきた「なは」。そして「あかつき」。
もう、その姿は見ることはできないけど、
今度は沖縄へ、そのヘッドマークに会いに行きたいと思います♪

というわけで、
またもや長期連載になっちゃった(笑)「なは・あかつき」の旅もこれでおしまい。
次の旅レポは、先日の広島レポ!といきたいとこですが、
その前に、3月の沖縄の旅を書いていきたいと思います~(^^;;
よろしかったら、またのんびりとお付き合いくださいませ


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2 コメント

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青い流れ星 (奉賛会)
2008-06-16 16:09:03
マルーン色の電車は三ノ宮駅停車中の車内からのショットですよね。
このずっと手前ですが、同じ方向に私の職場も見えます。
GWに通過したとき、真夜中でしたがしっかりチェックしました。
あ、ちゃんと立ってるなって(笑)。
九州ブルトレ、もうひとつも早く乗りに行きたいです。
出雲のときは1ヵ月前の土日にお別れに行って見たくないもの見ちゃったりしましたから。
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奉賛会さんへ。 (はるか)
2008-06-16 22:25:27
奉賛会さんの職場って、線路沿いなんですね!
列車の中から見えるってことは、
職場にいると列車が見れるってことかぁ。いいなぁ(笑)。
列車に乗ってて確認しちゃう気持ち、すごくわかります。
なんかホッとしちゃったりするよね。
わたしも最後の九州ブルトレ、乗りに行く予定だけど、
ちょっと先になりそうです(^^;;
で、出雲で見たくないものって…、知りたいような知りたくないような(--;;
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