はるかのひとりごち。

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七戸の旅その1:レールバス

2004年10月27日 19時26分06秒 | たびろぐ東日本。
10月26日、日帰りで青森県の七戸へ行ってきました。
さすがに日帰りだったので、家に帰ってきたときはグッタリ。
でも、今回の旅の目的、
お目当てのこの子に会えたときは、
感動で一瞬言葉を失いました。


しばらく休止扱いとされ、残念ながら廃止となってしまった、
南部縦貫鉄道のレールバス。
バスといってももちろんバスではなく鉄道です。
ディーゼルエンジンを積んだ気動車で、昭和37年生まれ。
今でも定期的にエンジンをかけたりして、
イベントなどで活躍しているそうです。
ご好意により、車庫を開けて見せてもらいました。
この愛らしい顔が、かわいくてたまりません。


レールバスの車内。
この、座るとヒンヤリとする硬めのシートがなんともいえません。
この車両で何人もの人を運んだんだろうな。
窓の向こうに写っているのは、僚友キハ10。
エンジンがかかって動くことのできる車両としては、
日本でただ1両なんだそうです。


旧七戸駅のホームに延びる線路。
愛好会の方々が苦労してレールを引き直したそうです。
レールバスはたくさんの方たちに愛されているんですね。


駅を少し出たところで線路はおしまい。
本当はここからずっと先の野辺地まで線路は延びていたのに。
人が乗らなくなって、廃線になろうとしている鉄道は、
残念ながらここだけではありません。

案内をしてくれた方は、
「南部縦貫のお母さん」と親しまれている、
とってもチャーミングな素敵な方でした。
紹介してくれた友人は、何度もここへ足を運んでいるけど、
わたしたちは初めての訪問。
そんなわたしたちにも暖かく接してくれて、
感謝してもしきれないほど。
ほんとにいろいろよくしてくれて、うれしかったです。

「その2」へつづく~


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2 コメント

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なつかしい・・・ (ベル)
2004-10-30 08:08:19
だけど、なんかちょっと物悲しくなるようななつかしさですね。廃線になったことは知ってましたが、線路は野辺地までもう無いんだってことに、廃線を知った時に似た、あぁ、そうか・・・(そうだよな、いずれそうなることはわかってたけど・・・わかってたはずなのに・・・)っていう感じです。
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なんだか… (はるか)
2004-10-30 18:03:21
ちょっとせつなくなってしまいました。

駅舎の中に、たくさんの方がレールバスを書いた絵葉書があって、

見ていてわかるんだけど、

みんなとってもレールバスに対して愛情があるんですね。

確かに、利益が出ないのであれば廃止になってしまうのは仕方ない。

かわいそう、だけでは会社としては成り立たないですからね。

でも、ここの会社はそんなレールバスを動態保存させてくれてるんだから、

ほんとに感謝することしきりだと思います。

ただ、そんなご好意を踏みにじるような、

ひどい人たちもいるそうなので、それがすごく悔しいです。
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