紀州鉄道の本拠地でもある「紀伊御坊」駅へとやってきました。
なんだかいまにも泣き出しそうなお天気の中、駅のそばにある商店街を散策。
ちょっと歩くと、うん??なんだかとってもいいにおいがしてきました♪
香りにつられて歩いていくと、あとからあとから隣の駐車場に車が止まり、
次から次へとお客さんがやってくるお店を発見。
ちょっとビックリしながら見ていると、
ほんとにどんどん人が来て、ビニール袋を提げて帰っていくのです。
わたしもその光景につられて、あ、いや、その魅惑の香りにつられて、
「これくださいっ♪」
と、揚げたてホヤホヤのミンチカツとコロッケを買っちゃいました~♪
それにしても、揚げ物の香りってなんで食欲を誘うんだろ??(笑)
壁に貼られた価格表を見ると、午前と午後のそれぞれ2時間だけ売られているようです。
たまたまその時間に遭遇したのは、ほんとにラッキーだったのかも。
そうそう、土地柄だけに「メンチカツ」ではなく「ミンチカツ」だったのも、
個人的にはとってもツボでした♪
さてさて、肝心のお味のほうはどうでしょう。宿に持ち帰っていただいてみました。
白い包み紙(またこれがいいんだよね)を開けてみると、
なんと舟形の経木に乗っかってます!!もう、この時点でかなりの感動です。
お肉屋さんで経木に包んでくれるところって、いまはあんまりないんじゃないだろうか?
で、本題。
ちょっと持ち歩いてしまったので、包み紙に油が染みちゃったり、
ミンチカツがしんなりしちゃったけど、これがすっごくウマかった!!
ソースもなにもかけずに食べたけど、素材の味だけで十分にイケてました。
ミンチもコロッケも、どっちも甲乙つけ難いくらい美味しかったなぁ。
翌朝の販売時間に、また行きたかったくらいだもの。(この時点ですでにリピーター予備軍)
地元の方が続々とやってくるのも納得の、駅前の人気者でありました♪
ああ、思い出したらまた食べたくなってきた~
「その7」へつづく。
いまだに「メンチ」には違和感があるんですよね。
ミンチでしょ、ミンチ!みたいな。
挽肉のことは「ミンチ」としか言わないのに
カツになったとたん、「メンチ」なのが
すっごい不思議なんです。
メンチって、「メンチ切る」って感じで。
メンチ切る=ガン飛ばす、です。
関西の方に「メンチは切るものです」ってコメントをいただいたことがあります。^^
関東だと、挽肉のことをミンチってあまり言わない気がするんですよね。
メンチ切るって言葉もそれほど使わないから、
違和感があるって聞くと、なるほどって改めてこういうときに思います。
気になったので振り返ってみたら、広島もミンチカツだったけど、
岡山ではメンチカツだったり、鹿児島もメンチだったなぁ。
土地によって同じ物なのに呼び名が違うっていうのもおもしろいです。