はるばるブログ@信州四賀の里山暮らし

日々季節を送る農の暮らしは、まるで旅人です。田んぼに畑に、土手に畦、山川草木に虫の気配、花鳥風月、私の視線。

空の下、畑を描く

2010-04-27 23:37:05 | 有機の畑

(4/21撮)

雨多し、低温気味、日照不足。
という春のようですが、できる時に出来ることを進めるだけです。
今日も雨がしっかり降りました。
5月からは暖かくなる予報を目にしましたが、今までの分、
降らなくなるのもコワイ。

この時期、晴れれば輝く景色。この春は少々空気が張り詰めています。



ある意味ソーラーパネル

2010-04-23 22:34:08 | 田んぼの仕事・有機の米づくり


17日に蒔いた稲の種籾は、18日に覆土して、19日に苗床に伏せた。
「フセタ。」言葉では一言。でもこれが大変。

昨年の使用後、完璧に片付いているわけもなく、籾殻や木枠を撤去して
地均し、自作水盛管にてレベルだし。
続いて、木枠修繕、設置、ビニール敷き、苗箱搬入、そして「伏せ」。
さらにさらに、発芽を促す太陽シートで被覆。トンネルを作り、ビニール、
保温マットを春。

昨年は、スペースコロニーに見えたが、今年は、並べた苗箱が、
観測衛星などのソーラーパネルに見えた。
ある意味、その通りなのですが。

それにしても日照が少なく、発芽待たされそう。


種を撒く人、それを撮る人

2010-04-20 19:17:52 | 田んぼの仕事・有機の米づくり


カルネッコ君も無事に乾き、17日、種籾撒きと相成りました。
健苗を育てるため、一枚の苗箱への播種数を少なくする薄撒きを
行っています。
それには、精密薄撒きは種盤なる道具が必要なのですが、
これは4件の仲間と共有していて、宅急便でおくって融通しています。

この播種盤は40g撒き用なのですが、うちではもう少し厚撒きにしたく、
撒いた後、20g分ほどを追加しています。神技の手作業で。

この日は無事に撒き終え、翌日、覆土も完了。

さて、3年生の息子に作業の様子を写真にとってもらいました。
大人だと上の写真のように説明できる構図になるのですが、
彼の写真は、印象に残ったとこ、見たまま激写!というかんじで、
たいへん、いい写真が撮れていました。



8月31日の夜みたく

2010-04-19 22:17:24 | 田んぼの仕事・有機の米づくり


「さて、明日は種まきに備えて箱に培土をいれるど。」
というときに、雨ざらしになってしまっていたカルネッコ発見。
まったく後回し星人、しんでもなおらん実験人生。
真夏の干ばつもあったのに、四月の小雪ちらつく中、
なぜにカルネッコ君たちを洗濯して干さねばならんのか。
ヒラヒラはためかして高倉健が帰ってくるぞ。

それにしてもこの絵。ネコのよでネコにあらず?珍獣系。

10年近く使ってきたこの根きりシート、今年買い足そうと
価格などリサーチすると、上位ヒットに、センパイの農場が
食い込んでおっておかしかったです。

(たびたび土佐向け電送スンマセン。)



かつてこんな雪を見たかい

2010-04-18 21:50:30 | 季節のうつろい



この17日の雪はおどろいた。上のように重機の除雪までおこなった。
前の晩寝るとき、一応、4時に目覚ましをセットし、
ハウスの雪下ろしが必要かチェックするように備えた。

15~20センチほど積もっただろうか。
日が高くなれば、音をたてて融けて、夕方にはほぼ消えてしまったが、
おかげで、あたりはびしょびしょ。畑もモタモタである。

定植出来る苗が渋滞してきている。
ジャガイモの種が切ってスタンバっている。
3日は晴れがつづいてほしい。



ハウスの雪は、さすがに着雪せず、滑り落ちていた。



耕作している隣の畑のもの。
この麦にこの雪は、違和感。





NASAも直すより新規の方が安いのに直したらしい

2010-04-16 23:25:30 | 有機の畑


管理機のキャブレター、エアエレメント部の写真。

軌道上のハッブル宇宙望遠鏡の部品交換が大変なように、
畝立て最中の畑の真ん中でエンジンがかからなくなってしまって、
オマケに雨でも降り出しては、上手くいくものもおかしくなるので、
本格の始動の前に、キャブレター、エレメントのお掃除。

もう少し時間のある真冬にやりたい作業だけど、これまた
チューブやパッキングなどが寒くて硬貨しており、手をつけたくなく
後回しにしがち。逃げ道はたくさんあるのです。

おかげで順調です。
天気は超不順。降雪ナウ。そして催芽ナウ。

田に降りる

2010-04-14 22:43:23 | 田んぼの仕事・有機の米づくり


4/8のお仕事。
畦を整えて、畦シートを入れます。
春先の本格始動間もない体には、なかなか堪えます。



畦のまるみで背中をストレッチ。とても気持ちがいい。

小さなイヌナズナが黄色い花をつけて、時より吹く強い風に
細かく震えていた。

遠くの畑でおじいさんとおばあさんが、堆肥まきをこつこつやっていた。
手を休めるときは、そんなのを眺めたり、トンビを目で追ったり。