はるばるブログ@信州四賀の里山暮らし

日々季節を送る農の暮らしは、まるで旅人です。田んぼに畑に、土手に畦、山川草木に虫の気配、花鳥風月、私の視線。

漢字入力

2009-07-31 01:54:59 | 有機の畑


おかあちゃんにピットリくっついていると、漢字入力、計算機能、
ちょっともっとって機能、除草機能、癒し効果、いろいろ発揮する
夏休み2年男子。
5年女子自習中。

日除け日食

2009-07-26 10:55:14 | 季節のうつろい

なんとか、雲の合間から、日食を目撃しました。

割れた窓ガラスの大きな破片にろうそくのススをつけて時々観察。
やはり見かけの大きさが太陽と月で同じってすごい偶然。






丁度このとき、これから本格化する育苗ハウスの遮光ネット張り。
部分的に遮光ネットをして、日中の強い日差しを和らげ、温度も抑制する。

ただ、梅雨明け報道以降、より梅雨らしくなっている。
日照不足もだんだん心配になってきました。
地域の防災無線のお知らせでもイモチ病への注意を呼びかけていました。
冷夏なのか。


2009小麦脱穀

2009-07-24 23:44:38 | 有機の畑
7/15と、随分日が経ちましたが、小麦の脱穀風景。
今年は梅雨の前半、雨が続いて心配しましたが、
その雨量は少なかったようで、ハザでまずまず乾きました。

ただ、強風が吹いた日、ハゼシートがばたつき、小さいハゼが
転倒。よっこらしょと、起こせたのでよかったですが。




写真で観ると、オルガン奏者のような脱穀機操者。
爆音とホコリに包まれ、チクチク。

夏空に麦のハザ。
麦の姿は、いつもいい。詩人。

今年はしっかりした粒んのが獲れたじ。





田を語り、空光る。

2009-07-22 22:25:54 | 農のココロ、百姓のキモチ


先日、伊那市で「第一回あぜ道講座:水田雑草を知る」と銘打って、
田んぼの勉強会が開かれた。
「青島・下川手地域 農地・水・環境継承の会」という、地域の団体主催であるが、わたしもメンバーになっている、ひと・むし・たんぼの会が、協力というかたちで、企画、運営を行った。講師もメンバーの信州大農学部の渡邊修准教授。

前半は、現地の水田を見て、主に耕作者から田んぼ、稲の様子を、田の草の観点から話してもらった。

このとき、自分の田について、はっきりと語る男性を見て、はっとした。

みなさん、田んぼ1枚1枚の特徴を把握し、現状把握を具体的にしている。
また、すでに目標に対して具体的に対応をしており、次のステップも模索している。
なかなか、こんな姿は今まで観たことがなかった。
むむ、この地域は進んでいるなとおもった。

農業者:百姓が、自分のまなざしをもち、自分の考えで手を動かし、そして語る。
担い手と称されて、何か枠組みにはまっていくのではなく、自然と自分に向き合って結果、食べ物と環境を生み出していく。

そんな、萌芽が起きているところには起きているのかもしれない。

キュウリレー

2009-07-22 05:41:46 | 有機の畑


キュウリがどんどんバトンタッチでなっている。
この写真は7/11のものだから、ちょっと前の様子。今は、ネットの上部まで
達して、摘心しているところ。





とにかく、パリパリ食べる。季節が過ぎればまた会えない。
セット便にも多めに入っています。
はねだし部隊の我が家は、塩、砂糖それぞれ2%のポリポリ漬けが
流行っています。


鴨とピアノ

2009-07-20 06:00:19 | 田んぼの仕事・有機の米づくり


エサをもってアイガモを先導する息子。

アイガモ農法は、隣り合う2枚の田んぼでやっています。
適宜、引越しをして稲への負担を軽減しています。
(電気柵もひとつを移動。)

アイガモは、人懐っこい割りに、臆病(大げさ)です。
驚かさないようにエサでおびき寄せれば、誘導も容易ですが、
一度、驚いてパニックになると近寄ってこなくなったりするので、
移動させたり、捕まえたりするときは、慎重に群れごと行動させます。

この引越しは、1週間前のものですが、最初の田んぼに戻したところ。
一見、カモが食べる、虫や浮き草もほとんどない状態です。
稲も元気。コナギは少々見られるところもありますが、空腹のとき
いくらか食べてくれないでしょうか。



この日は、お姉ちゃんのピアノ発表会。

高学年ともなってくると、難しくなるし、そのくせ、
ピアノを愉しむという世界には達していなくて、何のためにやるか?
という、課題を親子で考えています。

親から見て、練習に集中していなかったので、ためしに発表曲を
youtubeで検索してみると、とある発表会の動画がありました。
その発表者は小学2年。はるかに上手。。。
これに触発されて、練習はラストスパートを掛けていたでしょうか。

発表内容は、ほどほどでしたか、曲も難しかったし。
もうしばらく、続けますか。。。


スプートニクの南瓜

2009-07-17 00:55:23 | 有機の畑


葉陰に若いかぼちゃの実を見つけるとうれしい。

力強く咲いている黄色い花に、蜂が盛んに飛び交っている。

一番果はこぶし大ほど。ゴロンゴロンとたくさんの実を太らせて欲しい。




今年も、かぼちゃの畝間は、ヘアリーベッチのカーペット。
南瓜の本能?をくすぐる、匍匐しまくり。行き場を探るツルの先端は、
とても楽しそうである。

早めの梅雨明けに、あっという間に、カラカラの畑だったが、
この夜更けに、大きな雨雲が流れてきたようで、雨!
そういえば、夕食後寝込んでいたようだ。
もうこのところ、いつもプールを終えたような疲労感が抜けない。


南瓜も全身ずぶ濡れで、不意の雨を楽しんでいることだろう。

土手リセット

2009-07-15 00:22:11 | 田んぼの仕事・有機の米づくり


就農当初から借りている田には、大きな土手がある。
もともとアシが生い茂っていたせいもあって、一度、春先に
全面的に焼いたことがあったが、何年も放置してしまっていた。

数年分の今年こそはを発揮して、着手した。
背丈以上のアシ。それに絡まるクズ。
ウコギがものすごい大きくなっている。

背負いの草刈機で、急斜面に挑んでいる。

それにしても、このバイオマス。利用したいが、土手下には車が
入らない。。。

やわらかい草原に戻る日はくるか?

なぜだか響く歌

2009-07-12 20:53:08 | 時には寄り道

池田綾子/数え歌(みんなのうた)

たまたまyoutubeで聞いたこの歌。ちょっと前の、NHK、みんなのうたのようだけど、
たいへん、気に入ってしまった。
(youtubeとかはじめてという方は、ご安心して画面の△をクリックして聴いてみて!)
歌い手の池田綾子というのは、知らなかったが、作詞作曲ということ。
シンプルで、まじめっぽい内容だが、よくできた歌だと思う。声もうつくしい。

数というのは、人間生み出した概念だとおもうけど、
数を数えているときに喚起する感情は、改めて考えると心地よいものかもしれない。

できるなら、ひとつひとつ確かめてうれしいものを数えたい。

最近、自分の年齢があやふやなわたし。。。
ちなみに、学生の時、第二外国語は、中国語。
のちに、半年のアジアの旅行のうち、中国で2カ月ほど汽車の旅(香港から雲南・四川・チベット、ネパールへ)をして、お饅頭や硬貨、座席番号を数えた。

子供とお風呂で数することもなくなった。今度からは、外国語で数えればもうしばらく
たのしく一緒に入れるかな。


ズッキーニ作動

2009-07-09 22:58:28 | 有機の畑



7月に入って、ズッキーニが本格的に採れだした。
こうなると、毎日、場合によっては、朝夕、丁度いい大きさのものを
収穫しなければならない。

セット便以外出荷していないので、必要最小限の株数を植えてある。
あまりに獲れすぎても困るから。
でも、ズッキーニは料理もお手軽だし、飽きのこない、すばらしい野菜。
作物としても丈夫だし。

モグラのせいか、何株か弱ってしまったものがる。
モグラ(ネズミ?)問題は、実は、ジワジワ迫り来ている。
地中にトンネルを掘られると、その上の野菜は弱ってしまうことがあるようだ。