はるばるブログ@信州四賀の里山暮らし

日々季節を送る農の暮らしは、まるで旅人です。田んぼに畑に、土手に畦、山川草木に虫の気配、花鳥風月、私の視線。

小魚の群れ

2009-04-28 22:55:04 | あいさつ・お知らせ


水の入った田に漣(さざなみ)が走って、煌きの群れが現れる。
見る場所、風、水深(?)ちょっと条件が整わないと現れないようで、
再現を待っていても、そんなときに限って現れない。

小魚の群れを水面の上から眺める。遠い記憶のような、どこかの
映像の記憶のような。



田に水が入ると、ぐっと惹かれる。わっと飛び込んで、ふわり空中一回り。

草食ニワトリ、初産

2009-04-21 22:33:49 | 農の暮らし


先日、PTA総会を終えて帰宅すると、「とうちゃん!スゴイいいことがあるよ!」
ときた。写真のとおり、昨年11月、ヒヨコから飼い始めたニワトリがようやく卵を
産んでくれた。5ヶ月、160日程で初産となったが、遅めだろうか?
その後、4日経過したが3個産んだ。ニワトリは5羽いるが、まだ、全員?産んで
いるわけでないようだ。

あくまでも自給用で、餌はくず米、米ぬか、フスマ、くず大豆、青草と、自分のところ
で発生する副産物。エサ用の牡蠣殻は購入して混ぜているが、魚粉などは与えて
いないので、産卵率は上がらないかもしれない。もう少し様子を見てみたい。



やはり、目玉焼きということで、「とうちゃん目玉焼きを」とフライパン
のご指名。男の一人暮らし暦も短くなかったので、目玉焼きは、
私のほうが上手いとされているが、どうだろう?
目玉焼きを1個だけ作るのは難しいらしい。



「ピ-ちゃん」とか「カモ!」とか呼ばれて理不尽な顔をする
ニワトリ。
はじめから作り付けの産卵部屋で産んでくれてホットしました。


マジでアゼ焼き

2009-04-13 23:44:20 | 田んぼの仕事・有機の米づくり



4/3撮。先週は連日、風の無い午前中の前半を中心に
アゼ・土手焼きにいそしんだ。
(あ、いま名古屋名物ドテ焼きくいたくなった)

どんどん燃すタイプと、水をかけながら手綱を引くように燃すタイプ。
だから、なんとか夫婦でいられるのか。

私は、もう、燃え広がるか!という経験もあり。あの時は、死ぬ気で
たたき消して、全身滝のような汗が出た。

なので、今年は必ず2名で(つまり従業員総出で)おこなった。
水も200Lタンクを軽トラに積んで準備。
エンジンポンプもOK。(一発でかからん代物だが。)

ムラの早い田んぼでは水が入り始めました。
明日は、久しぶりの雨があるかな。



土手の陽だまり感が、子供頃から好きです。


苗模様

2009-04-12 21:24:39 | 有機の畑



4/2撮。10日前の苗の様子。今は、「植えてくれ!」と大手を振って
ひしめき合っている。

晴天。乾燥。ウネは立ててみたものの一雨ほしい。

そろそろ天気のパターンの変わり目か、夕方パラパラきた。

ムラの桜もちらほらしてきたところ。あたたかな夜。


アゼ寝とツバメ覚まし

2009-04-11 22:14:33 | 季節のうつろい


作業中、春の魔力的睡魔に襲われ、あぜになだれ込む。
体を季節に順応させるステップのように、毎年そんなことがある。

意識が少し途切れる程度、5分ほど全身に陽の光を浴びつつ
地面にへばり付いている。

意識が戻るかというとき、チ・チ・チッ。と久しぶりの声。
ツバメ初日。
滑空、羽ばたき、千切れ雲。


私は羽ばたけないので、地面の上で、わが身が春夏仕様に
なるのを待つ。

お悩み相談

2009-04-11 00:44:07 | 有機の畑


3月の下旬、春の草の爆発前のコリコリ。
粘土質でしまりやすい土、春先にやさしくコリコリ。
「おおきくなりますか~おおくきなりたくないですか~
それでも、ほどほどにはなりませんか~」
と、悩みを聞いて回るように、かがんで横歩き。

日光の熱と遠くから吹き抜けるひんやりとした風。



「さて、本日終了。」と視線を上げると、スケール感を見失って、
裸眼露光もオーバー気味に。