昨年に引き続き、今年もロンシャンではなくシャンティイでの代替開催。
シャンティイの2,400Mは1コーナーの遥か奥からスタートし、暫く直線が続くゆったりコース。
レース開催当日に内柵を撤去することで内ラチ沿いに『グリーンベルト』が現れることで内が有利。
昨年はマカヒキが14番枠を引いてしまい、外々を付いて回っただけで終了。
ちなみに勝ったファウンドは12番枠から内に進路を採り、道中内で脚を溜め、直線内から抜け出している。
スタート直後のマカヒキとファウンドの始動を見ると、凱旋門賞ではどうすれば勝てるのかが見えてくる。
調教国別では過去95回で地元フランスが66勝と全体の3分の2以上を占めている。
その次がイギリスの13勝、アイルランドの8勝。残りはイタリア6勝、ドイツ2勝。
日本馬は2着が3頭(延べ4頭)いるだけで未勝利。欧州以外の国で調教を受けた馬が優勝したことはない。
年齢別では5歳以上の馬が苦戦していて、直近の勝ち馬は'02年マリエンバード(牡5)まで遡る。
更にその前となると'88年トニービン(牡5)まで遡ることになるほどレア。
昨年もGI3連勝中、イギリスの5歳牡馬ポストポンドが1番人気に推されながら5着に終わった。
直近10年では3歳馬が6勝、4歳馬が4勝。牝馬が6頭を占めている。
過去10年で3着以内に入った31頭('08年は3着同着)の前走をみると、27頭が3着以内に入っていて、
4着以下だった4頭は前走でGIに出走していた。また、前走がGI以外だった馬は9頭が3着以内に入っており、
うち6頭は前走で勝っていて、残る3頭も2着に入っていた。
つまり、前走GII以下で3着以下の馬は圏外ということになる。
サトノダイヤモンドは応援したいところだが、馬券的には要らない。
なお、今年は英愛オークス、キングジョージ等、GIを圧勝で連勝中のイギリスの3歳牝馬エネイブルが断然の主役。
凱旋門賞を勝つために必要な、長く持続する力強い脚を持ち合わせている。
晴雨兼用で馬場の不安もない上、2番枠からの発走ともはや勝ってください状態。
実力通りに走ればエネイブルの勝ちは揺るがない。あくまで実力通りに走れば。
昨年はガリレオ産駒、そしてA.オブライエン厩舎のワンツースリーフィニッシュ。
今年もA.オブライエン厩舎は昨年3着のオーダーオブセントジョージの他、アイダホ、セブンスヘブン、
カプリ、ウィンターと5頭出し。いずれもレーティング120前後と低調だが、全部ガリレオ産駒。
今年も人気薄でかき乱してくる公算大。
絶対的本命で内を進むであろうエネイブルに対し、『内で閉じ込め作戦』を敢行してくるかもしれない。
昨年は同厩のファウンドをアシストした形になったオーダーオブセントジョージが今年は勝ちに行くだろうが、
昨年の鞍上デットーリがよりによってエネイブルに騎乗するのと5歳牡馬という点が気がかり。
リピーターが活躍するレースで、ローテーションも昨年と同じ(前走内容は今年のほうが上)なので普通に買い。
アイダホはコロネーションCでハイランドリールに、キングジョージでエネイブルに離されて負けている。
ただキングジョージではハイランドリールに先着しているし、エネイブルを除けば善戦級。
ウィンターは3歳牝馬でムーア騎乗というのが大きい反面、マイルでの実績に秀でている馬で距離が心配。
人気程の信頼性は無いとみて抑え評価。この馬が上位に来たらこのレースは3歳牝馬なら何でもありになる。
カプリは愛ダービー、英セントレジャーとGI連勝中だが負かした相手と騎手が地味な上、枠が最悪。
人気が無いのでついでに買っておく程度、というか買う必要すらないかも。
セブンスヘブンは前走GIIで9着と惨敗しており論外。
A.オブライエン厩舎以外で有力どころを探るとユリシーズ、チンギスシークレット、クロスオブスターズ。
ユリシーズはプリンスオブウェールズSやキングジョージでハイランドリール相手に善戦を評価。
ただキングジョージはエネイブルにぶっ千切られての2着で、あくまで離れた2番手争いの一角。
チンギスシークレットはゴールにかけて脚を伸ばしたフォワ賞の内容からまだ奥行きがあると判断。
勝つまではしんどいとしても2~3着なら十分ありそう。
クロスオブスターズは地元フランス勢でいい枠を引いたので抑え。
フォワ賞を見る限りチンギスシークレットより下。
◎エネイブル
○オーダーオブセントジョージ
▲ユリシーズ
△アイダホ、チンギスシークレット、クロスオブスターズ、ウィンター
3連複◎1頭軸流し(計15点)
シャンティイの2,400Mは1コーナーの遥か奥からスタートし、暫く直線が続くゆったりコース。
レース開催当日に内柵を撤去することで内ラチ沿いに『グリーンベルト』が現れることで内が有利。
昨年はマカヒキが14番枠を引いてしまい、外々を付いて回っただけで終了。
ちなみに勝ったファウンドは12番枠から内に進路を採り、道中内で脚を溜め、直線内から抜け出している。
スタート直後のマカヒキとファウンドの始動を見ると、凱旋門賞ではどうすれば勝てるのかが見えてくる。
調教国別では過去95回で地元フランスが66勝と全体の3分の2以上を占めている。
その次がイギリスの13勝、アイルランドの8勝。残りはイタリア6勝、ドイツ2勝。
日本馬は2着が3頭(延べ4頭)いるだけで未勝利。欧州以外の国で調教を受けた馬が優勝したことはない。
年齢別では5歳以上の馬が苦戦していて、直近の勝ち馬は'02年マリエンバード(牡5)まで遡る。
更にその前となると'88年トニービン(牡5)まで遡ることになるほどレア。
昨年もGI3連勝中、イギリスの5歳牡馬ポストポンドが1番人気に推されながら5着に終わった。
直近10年では3歳馬が6勝、4歳馬が4勝。牝馬が6頭を占めている。
過去10年で3着以内に入った31頭('08年は3着同着)の前走をみると、27頭が3着以内に入っていて、
4着以下だった4頭は前走でGIに出走していた。また、前走がGI以外だった馬は9頭が3着以内に入っており、
うち6頭は前走で勝っていて、残る3頭も2着に入っていた。
つまり、前走GII以下で3着以下の馬は圏外ということになる。
サトノダイヤモンドは応援したいところだが、馬券的には要らない。
なお、今年は英愛オークス、キングジョージ等、GIを圧勝で連勝中のイギリスの3歳牝馬エネイブルが断然の主役。
凱旋門賞を勝つために必要な、長く持続する力強い脚を持ち合わせている。
晴雨兼用で馬場の不安もない上、2番枠からの発走ともはや勝ってください状態。
実力通りに走ればエネイブルの勝ちは揺るがない。あくまで実力通りに走れば。
昨年はガリレオ産駒、そしてA.オブライエン厩舎のワンツースリーフィニッシュ。
今年もA.オブライエン厩舎は昨年3着のオーダーオブセントジョージの他、アイダホ、セブンスヘブン、
カプリ、ウィンターと5頭出し。いずれもレーティング120前後と低調だが、全部ガリレオ産駒。
今年も人気薄でかき乱してくる公算大。
絶対的本命で内を進むであろうエネイブルに対し、『内で閉じ込め作戦』を敢行してくるかもしれない。
昨年は同厩のファウンドをアシストした形になったオーダーオブセントジョージが今年は勝ちに行くだろうが、
昨年の鞍上デットーリがよりによってエネイブルに騎乗するのと5歳牡馬という点が気がかり。
リピーターが活躍するレースで、ローテーションも昨年と同じ(前走内容は今年のほうが上)なので普通に買い。
アイダホはコロネーションCでハイランドリールに、キングジョージでエネイブルに離されて負けている。
ただキングジョージではハイランドリールに先着しているし、エネイブルを除けば善戦級。
ウィンターは3歳牝馬でムーア騎乗というのが大きい反面、マイルでの実績に秀でている馬で距離が心配。
人気程の信頼性は無いとみて抑え評価。この馬が上位に来たらこのレースは3歳牝馬なら何でもありになる。
カプリは愛ダービー、英セントレジャーとGI連勝中だが負かした相手と騎手が地味な上、枠が最悪。
人気が無いのでついでに買っておく程度、というか買う必要すらないかも。
セブンスヘブンは前走GIIで9着と惨敗しており論外。
A.オブライエン厩舎以外で有力どころを探るとユリシーズ、チンギスシークレット、クロスオブスターズ。
ユリシーズはプリンスオブウェールズSやキングジョージでハイランドリール相手に善戦を評価。
ただキングジョージはエネイブルにぶっ千切られての2着で、あくまで離れた2番手争いの一角。
チンギスシークレットはゴールにかけて脚を伸ばしたフォワ賞の内容からまだ奥行きがあると判断。
勝つまではしんどいとしても2~3着なら十分ありそう。
クロスオブスターズは地元フランス勢でいい枠を引いたので抑え。
フォワ賞を見る限りチンギスシークレットより下。
◎エネイブル
○オーダーオブセントジョージ
▲ユリシーズ
△アイダホ、チンギスシークレット、クロスオブスターズ、ウィンター
3連複◎1頭軸流し(計15点)