きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

血も涙もなく

2010年10月01日 | 韓国
血も涙もなく(原題:피도 눈물도 없이)  2002年 
監督:リュ・スンワン
出演:チョン・ドヨン、イ・ヘヨン、チョン・ジェヨンリュ・スンボム 





リュ・スンワン監督、オレが作りたい映画を作る、文句あるかー!って感じですかね
男同士の殴りあいならともかく
男と女も殴りあうからねー
男が女をグーで殴るからねー
スゲー、、、スゲーーとしか言えない(苦笑)

最初のうちはこれは前フリよね?っていうシーンが延々と続いて
登場人物も次々と出てくるけど誰が主人公なのかもわからないし
散漫で、何がしたいのかわからなくて
どこで物語が動き出したのかわかんなかった
さらに、喧嘩のシーンや車のアクションシーンが始まるとしばらく続くから
正直、早回ししたくなったんですよね
でも、意欲っていうか楽しんでる感が伝わってくるからつい見ちゃう

最後の方は面白かったわ~
これは女性二人が主人公だったのね(最後にやっと理解、笑)

ボクサー崩れのヤクザを演じるチョン・ジェヨンがね
8年前の映画だから若いし、風貌が今と全然違うんですよね
彼はこういうどん底の人間の役もやれちゃうからね
頭悪くて女をガンガン殴る男の役
でも最後はキョンソンのことは拳で殴ったけど、恋人のスジンは平手で殴ってた
そこがちゃんと伝わってくるところです

チョン・ドヨンもコケティッシュな風貌で今まで見たことない雰囲気なの
どん底から這い上がろうと男を裏切るけど
最後まで裏切れないいい女だわ

キョンソンを演じてたイ・ヘヨン
どっかで見たことあるけど誰だっけーってずっと考えてたんだけど
「ごめん愛してる」でジソプの産みの親だった女優の役をしてた人でした
華奢な感じで声に特徴のある女優さんだけど
彼女がこんなにバイオレンスな役をするとは意外でした
迫力あったわ
こんなにボコボコにされる女優さん初めて見ました
それと、リュ・スンボムがちょっと存在感薄めな気がしましたね

イ・ムンシクがスケベな酔っ払い親父でゲスト出演
それからあれ?まさかポンジュノ監督?って思ったけど
本当に監督さんでした
こうやってちょっとだけ登場する友情出演みたいなものは
映画の内容と関係ないけど監督さんの交流関係を想像してちょっと楽しいです

女にも容赦無しの映画って思ったけど
最後は女二人で、、ちゃんとおでん屋をする資金を残してくれてるから
監督さん、本当は女性に優しい人なんじゃない?、、なーんて(笑)
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元金庫破りの女性タクシードライバーキョンソン(イ・ヘヨン)は猛烈なスピードで突っ走る1台の車と衝突!運転席にいたのは黒いサングラスで顔を隠したセクシーな女スジン(チョン・ドヨン)だった。幼い娘との生活を手に入れるためタクシードライバーをしながら借金返済に追われるキョンソン、セクシーな元ラウンドガール・スジン。スジンの彼氏で闘犬場のボディガードをするヤクザ・ドクブル(チョン・ジェヨン)。ドクブルが行きつけのキャバレーでボーイをしつつマッチョなヤクザ世界に憧れるチンピラ、ミンス(リュ・スンボム)。賭博闘犬場から持ち出された現金入りバッグの行方を追って弱肉強食の戦いが始まる。


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