きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

浅草キッド

2022年01月20日 | 日本

 

たけしが若い頃に浅草のストリップ劇場で働いていたことはなんとなく知っていたし、師匠の存在やエピソードもうっすらと聞いたことがあるような気がするんですよね。
なので物語の展開としては目新しモノではなかったんだけれど、
正直にね、良すぎてびっくりしました。

特筆すべきはビートたけし役の柳楽優弥の演技、凄まじく素晴らしかった!!
外見の印象は全く違うのに、何気ないしぐさや表情や立ち姿がたけしそのもので、ビートたけしが憑依したようで、マジで驚いた。

そして師匠の大泉洋が、笑われるんじゃない笑わせるんだ!という芸人として矜持を持ちながら、劇場にこだわりテレビに出演しなかったことから「幻の浅草芸人」と呼ばれた深見を凄い熱量で演じてました。
颯爽とストリップ劇場に入っていく様が粋でかっこいいんですよね、まさに昭和の粋な芸人。

時代背景が懐かしくて泣ける。
人間関係が希薄になりつつある今だからこそ、こういう師弟関係を拝見すると胸が熱くなる。

ネットフリックスでありがたく観ましたけど、近場の劇場で上映してくれたら、夫を連れて観にいきますけどねー。

満足すること間違いなしの作品でした。

 

 

浅草キッド  2021年   ☆☆☆☆☆ 
監督:劇団ひとり
出演:大泉洋、柳楽優弥、門脇麦、土屋伸之、鈴木保奈美

昭和40年代の浅草。大学を中退後、たけし(柳楽優弥)は「ストリップとお笑いの殿堂」と言われる浅草フランス座に転がり込み、「幻の浅草芸人」と呼ばれていた深見千三郎(大泉洋)に弟子入りする。東八郎や萩本欽一など、お茶の間を席巻していた大人気芸人を育てた深見の下で、たけしは大成することを目指し笑いの修行に勤しんでいた。しかしテレビが普及するにつれ、演芸場の客入りは減る一方だった。

 

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