きゃらめるぽっぷこーん

映画が好き、映画館も好き。
きっかけは韓国映画、今は邦画が多いです。

無限の住人

2017-05-05 23:02:26 | 日本映画



血仙蟲(けっせんちゅう)という虫によって不死身の肉体を持つことになったマンジ。
設定は面白いですよね。
江戸時代らしいんだけど登場人物が不思議過ぎて武器が凄い(まさにアニメ)
ナンデ?って謎なくらい(ただ通り過ぎるような)登場人物が多いのは、原作のキャラを削れ切れなかったってことなんだろなって、鑑賞後に調べて納得しました。
全30巻を2時間そこそこにまとめるのは無理。
原作ありきだとしても映画は映画として別もんですからね。
もったいないなーって思う。

そもそも原作があることも知らないで観に入ってますから。

タイトル通り、切って切って切りまくってるんだけど、
そこにカタルシスがないってのが致命的だわ。
正直言っちゃうけど、長く感じたもん。早く終われ―って。

マンジが意外と強くないのよ、結構切られる(何回腕を切り落とされたか)
あちこち致命的に切られるたびに、虫がウジウジ~~って活躍して直してくれるの。
ご本人は痛いの。
死なない肉体を持つことのめんどくささや辛さを木村さんはカッコよく演じたと思う。
時代劇もよく似合ってる。

「湯を沸かすほどの熱い愛」で注目した杉咲花ちゃん観たさで行った部分もあったんだけど、
意外とね、同じパターンで演じてました。
孤立無援になった心細さとか家族を失った悔しさが感情として伝わってこなかったのは、
これは彼女のせいというより、やっぱり作られ方が問題か。
でも可愛かったです。

ライバルの福士蒼汰はラスボスにしてはもうちょっとって感じ。
市原隼人が女の子にも容赦なくて酷い~~。(役名で呼ばなくて、かつ呼び捨てスイマセン)

久々に山本陽子さんを拝見したんだけど、彼女の存在を何も説明してくれないのね。
海老蔵さんも同じ不老不死の仲間でしょ(でも死んじゃったから不老不死でもないのか)
彼女の存在がいろいろ肝だと思うんだけど、最後まであのまんまだったのはそれでいいのかな?

なんか、、、結論までいきつかない(笑)

ただつまらないって感想では終わりたくない気持ちもあって、
木村拓哉さんは年とってからの方がかっこよくなるだろうなって思った。(←そんな結論???笑)

余談だけど、予告編がすごくキムタクっぽくて、実際とちょっと違う、かな。


無限の住人  2017年
監督:三池崇史
出演:木村拓哉、杉咲花、福士蒼汰、市原隼人、戸田恵梨香

100人斬りの異名を持つ万次(木村拓哉)は、わなによって妹を失い、謎の老人に永遠の命を与えられる。死ぬことのできない無限の体となった今、斬られた傷は自然に治るが、剣術の腕は落ちていた。ある日、孤独な万次の前にあだ討ちを頼みたいという少女・浅野凛(杉咲花)が現れる。彼女の願いを聞き入れた万次は、凛と共に剣客集団・逸刀流の首領である天津影久(福士蒼汰)の命を狙う。
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愚行録

2017-04-13 17:39:30 | 日本映画
内容から言ったら本当に嫌な映画だったの。
人間の嫌な部分ばかり見せられた気分で、ホント最悪!
暗くて嫌な内容だけど、
面白くていい映画だったっていう相反するような感想。
映画として面白いことと内容が暗くて嫌っていうことが成立してる。

最初から最後まで集中を切らすことなく観ることができました。



最初の頃の、過去の取材では嫌な部分ばかり見せられたけど、
でも悪人ばかりかというとそうでもなくて、
(もちろん絶対駄目なのもあったけど)
自分は基本的に善意で生きているつもりだけど、
もしかしたらこの中の人たちとそんなに違いはないのかもしれないとも思えてきて、
だから善とか悪とか、そういう基準と違う気がしてたら、

   そこには、悪意も、善意もない。

そんなキャッチコピーだったことを後から知って、成る程と思ったのでした。


観終った後で予告編をみたら、「3度の衝撃」とあって、
確かに、何度かビックリしたけど、
私は2度目のときに「うっそーーー!」って言いそうになった。
何で、何で殺すの、、、(絶句)

観終ってから他の人の感想を読んでいて、
そっか、そのために昔の事件を調べ直してたのかと知って、
納得したようなしないような、、

しかし、あの殺人の細工はすぐにばれると思うんだけどな。


最後の衝撃は、マジ衝撃でした。


二人の人生は始めから間違いだらけだったのね(彼らが悪いんじゃなくて)
それにしても、そういう幼少期を過ごして親に見捨てられた環境で、
あの有名私立大学に入学できるもんなんですかね。
(あれはたぶん慶應大学よね、たぶん)
という疑問は若干ありました。


まさに愚行を記録した作品。
君たち、そんなに愚かに生きてどうするんだ!!


暗いよ~~~!!
ひたすら暗い気分になる作品だったのでした。




愚行録  2017年  ☆☆☆☆
監督:石川慶
出演:妻夫木聡、満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也

エリート会社員の夫・田向浩樹(小出恵介)、美しい妻・夏原友季恵(松本若菜)と娘の一家が何者かに惨殺された。事件発生から1年、その真相を追う週刊誌記者の田中武志(妻夫木聡)は一家の関係者を取材。浩樹の同僚・渡辺正人(眞島秀和)、友季恵の大学時代の同期・宮村淳子(臼田あさ美)、浩樹の大学時代の恋人・稲村恵美(市川由衣)らから語られる、一家の意外な素顔に驚く田中。そして、自身も妹の光子(満島ひかり)が育児放棄の容疑で逮捕されるという問題を抱えていた。
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ハッピーエンドの選び方

2017-04-04 13:56:14 | イスラエル映画
いい映画でした。
ネタバレ気にしないで書くのであしからず(いつもですが)



う~~~~ん
邦題と、予告編と、ポスターの印象とチト違う。
明るい発明家おじさんの話かと思いきや全然違う。

ほら、


この場面よかったんですよ。
痴呆症になりかかっているレバーナの失敗を
ウィットの効いた慰めと励ましで自分たちも全裸になっちゃうの。

年をとっても仲間がいるってことは幸せよね。
マンションに共有スペースがあるタイプの老人ホームの暮らしは、自由で幸せそうに見える。

テーマは『安楽死』

末期の苦しみから解放されたいと願うのはエゴなのか、
愛する人と一日でも長く一緒にいたいと願うのはエゴなのか、
自分が自分でなくなるのなら、判断ができるうちに人生を終わらせたいという願いは、、

わかんないよ~~

介護疲れから起きる悲しい現実もある昨今、
自らの意志で選択しようとする登場人物が不幸そうには見えないんですよね。

だからといってやっぱり認めるのは難しい。

全裸になって怒られ中。。。



原題のMita Tovaは英訳するとgood death『良い死』
英題The Farewell Partyは『送別会』

エンディング曲を劇中で歌う場面があって、
送った仲間も、安楽死で亡くなった方も歌いだすの。
どちらも願うことは同じ、日本の映画だとジメジメしそうなんだけど、そうはならない。
そうすると「良い死」というタイトルにはなんとなく納得しちゃうんですよね。
あの場面は心が軽くなる気がして好きでした。


イスラエル映画で笑いながら「死」を考える:『ハッピーエンドの選び方』監督インタヴュー





ハッピーエンドの選び方(MITA TOVA/THE FAREWELL PARTY )  2014年 ☆☆☆☆
監督:シャロン・マイモン、タル・グラニット
出演:ゼーヴ・リヴァシュ、レヴァーナ・フィンケルシュタイン、アリサ・ローゼン、イラン・ダール

発明が好きなヨヘスケル(ゼーブ・リバシュ)は、妻のレバーナ(レバーナ・フィンケルシュタイン)と共にエルサレムの老人ホームに住んでいる。ある日、彼は死の床にある親友マックスに、何とか自らの意志で穏やかな最期を迎えられる装置を発明してほしいと頼み込まれる。人のいいヨヘスケルはレバーナの反対にも耳を貸さず、新たな発明に挑む。
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インサイダーズ/内部者たち

2017-03-30 16:02:51 | 韓国映画



前情報なしで、イビョンホンがでるんだーくらいの知識で観始めたら、
最初がちょっとわかりにくかったのは、
単純に私が頭ワルイカラ?(笑)
韓国映画って登場人物の名前に慣れるまでのハンデありますからね(いまさらな話←)

で、最後まで観たら

おもしろかったーー☆

観終ってから、もう一度最初の場面を観たら、
超納得で、ぜんぜんわかりにくくなかった。(だから)
こんなに面白いなら上映時間130分でも納得する、うん。


コネと学歴なしで韓国で生きていくことは難しいのね。

政界と財界とマスコミが組んだら怖いものなしだろうし、いや恐ろしい。
架空の話とは思えない、現実に今も起きてそうな話だし。

R指定にも関わらず900万人超の歴代No.1を記録したらしいけど、
理由がわかりますよね。
ラストがね、快感~~!だもん
相当なカタルシスじゃないんでしょうか、観終ってスッキリです☆

自分の子供たちの時代には、誰もが平等なチャンスがある国にしたいって熱く語るところ
頷いた人多いのかもしれません。
チョ・スンウは可愛い顔して硬派な役が似合う。

そしてイ・ビョンホン。
彼自身にそんなにときめいたことはないけど、
作品を観て、上手いなーって思うこと何回かあった。
『甘い人生』とか『純愛中毒』とか好きよ。(情報が古い)

今回も改めで思ったけど、
イ・ビョンホンはチャーミングね。
憎めない、可愛らしさを醸し出してました。



なんかインスタントラーメンが食べたくなった(^o^)




インサイダーズ/内部者たち  2015年  ☆☆☆☆ 
監督:ウ・ミンホ
出演:イ・ビョンホン、チョ・スンウ、キム・ホンファ

大統領選を控え、ミレ自動車のオ会長(キム・ホンパ)は与党新正党のチャン・ピル(イ・ギョンヨン)に大金を投じて政治をも牛耳ろうと画策していた。裏でその糸を引いていたのは祖国日報主幹のイ・ガンヒ(ペク・ユンシク)だ。ある日、彼の裏の仕事を請け負っていたアン・サング(イ・ビョンホン)に、極秘の裏金ファイルを回収するよう指示が下る。
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秒速5センチメートル

2017-03-27 23:33:12 | 日本映画


こういうアプローチのアニメ映画もあるんだなぁ。
観終った感じが、短編小説を読み終えたような気分でじんわりする。

子どもの頃は物理的な距離は越えられなくても、
大人になればなんとでもなる距離。
どうして結実しないんだろうと思いながら観てたけど、
たぶんそこじゃないんだろうな。

初恋というか、恋愛の話のようでいて、
実は自分とどう向き合っていくか、どう生きるかって考えてた、
そういう話のような気がして、
もう忘れてしまいそうなあの頃の自分の話。

だからすごく切ない。

ちょっと中二病的な感じもあって、
永遠に切ないんじゃない、こういうの。

絵が綺麗だった。




秒速5センチメートル  2007年
監督:新海誠

小学校の卒業と同時に離ればなれになった、遠野貴樹と篠原明里。そのとき、二人の間には二人だけの特別な想いが存在していた。しかし、無情にも時だけが過ぎてゆく……。そんな日々を重ねたある日、ついに貴樹は明里に会いに行くことを決意。訪れた約束の日、チラホラと舞う雪がスピードを増し、辺りを白く包んで行った。
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