安田くんが出てるので観に行きたかったんだけど観そびれちゃってた作品。
レンタルでも発見できなくて、ようやく今回観ることができました。
「純喫茶磯辺」の監督さんだったのね。(なんか嬉しい)
脚本家を夢見てひたすら書き続けてきた
ばしゃ馬さんこと馬淵みち代(麻生久美子)が頑張って頑張って頑張って頑張って、
そして夢に決着をつけるお話。
シナリオスクールで知り合って彼女に惚れちゃったビックマウス男
天童義美(安田章大)が彼女との対比のような存在として登場する。
劇的にストーリが展開するわけではないんだけど、
細かいエピソードがいちいち説得力があるんですよね。
私が一番実感したのは、
夢を諦めた彼女が、引っ越しの荷物を片付ける時に、
押入れの中にある執筆した脚本の資料を段ボールに入れる時。
10年ですからね、凄い数の脚本なんですよ。
ひとつひとつに思いがこもったタイトルが付けられてる。
彼女の努力が形になって残ってる。
でも、きっと読んでみると面白くないんだろうな。
良く書けてるけど、面白くはないんだろうな。
ここまでに描かれたエピソードからそれは想像することができて、
だから、余計に彼女の10年が切なくて、
でも同時にやり切った感もあって、
なんか、面白くらいに思い入れしてるじゃんって思った(笑)
凹んでる時に元彼に相談に乗ってもらって、いざってことになりそうになった時、
彼女が言った言葉が、ホント真面目で不器用で、
それで沢山損して見えないところもたくさんあるんだろうけど、
でもそれが彼女だよなーって納得しちゃった。
安田くんははまり役でした。
いい奴なんだけどいい加減な奴で、
諦めなかったら叶うかもしれないって頑張るんだろうけど、
結局彼は彼のまま生きていくんだろうなー。
人って結局そんなに簡単には変われない(見も蓋もなし)
でも、それが人生だーって思える。
良い映画でした。
ばしゃ馬さんとビッグマウス 2013年 ☆☆☆☆
監督:吉田恵輔
出演:麻生久美子、安田章大、岡田義徳
次々と脚本コンクールに応募するものの、一次審査すらも通らない34歳の馬淵みち代(麻生久美子)。そんな彼女と同じシナリオスクールに通う26歳の天童義美(安田章大)は、自分の作品をほとんど書いたことがない割には、常軌を逸した毒舌で他人のシナリオを酷評する。そんな彼らが出会ってしまい、何と天童がみち代にほれてしまう。嫌味な自信過剰男だと自分を嫌うみち代に認めてもらおうと、ついにシナリオを書くことを決意する。
レンタルでも発見できなくて、ようやく今回観ることができました。
「純喫茶磯辺」の監督さんだったのね。(なんか嬉しい)
脚本家を夢見てひたすら書き続けてきた
ばしゃ馬さんこと馬淵みち代(麻生久美子)が頑張って頑張って頑張って頑張って、
そして夢に決着をつけるお話。
シナリオスクールで知り合って彼女に惚れちゃったビックマウス男
天童義美(安田章大)が彼女との対比のような存在として登場する。
劇的にストーリが展開するわけではないんだけど、
細かいエピソードがいちいち説得力があるんですよね。
私が一番実感したのは、
夢を諦めた彼女が、引っ越しの荷物を片付ける時に、
押入れの中にある執筆した脚本の資料を段ボールに入れる時。
10年ですからね、凄い数の脚本なんですよ。
ひとつひとつに思いがこもったタイトルが付けられてる。
彼女の努力が形になって残ってる。
でも、きっと読んでみると面白くないんだろうな。
良く書けてるけど、面白くはないんだろうな。
ここまでに描かれたエピソードからそれは想像することができて、
だから、余計に彼女の10年が切なくて、
でも同時にやり切った感もあって、
なんか、面白くらいに思い入れしてるじゃんって思った(笑)
凹んでる時に元彼に相談に乗ってもらって、いざってことになりそうになった時、
彼女が言った言葉が、ホント真面目で不器用で、
それで沢山損して見えないところもたくさんあるんだろうけど、
でもそれが彼女だよなーって納得しちゃった。
安田くんははまり役でした。
いい奴なんだけどいい加減な奴で、
諦めなかったら叶うかもしれないって頑張るんだろうけど、
結局彼は彼のまま生きていくんだろうなー。
人って結局そんなに簡単には変われない(見も蓋もなし)
でも、それが人生だーって思える。
良い映画でした。
ばしゃ馬さんとビッグマウス 2013年 ☆☆☆☆
監督:吉田恵輔
出演:麻生久美子、安田章大、岡田義徳
次々と脚本コンクールに応募するものの、一次審査すらも通らない34歳の馬淵みち代(麻生久美子)。そんな彼女と同じシナリオスクールに通う26歳の天童義美(安田章大)は、自分の作品をほとんど書いたことがない割には、常軌を逸した毒舌で他人のシナリオを酷評する。そんな彼らが出会ってしまい、何と天童がみち代にほれてしまう。嫌味な自信過剰男だと自分を嫌うみち代に認めてもらおうと、ついにシナリオを書くことを決意する。
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