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地球村通信よりGNPについて

2011年11月08日 | 心に残る言葉
秋ですなあ 


ほとんど発足まもなくからの、ネットワーク地球村の会員です。
代表の高木善之さんの非対立と現実を見すえた上での前向き思考の姿勢に共感をしています。

今月の会報の、高木善之さんの巻頭言では、「GNPとGNH」について書かれていました。
くしくも、今の世界経済、この長年続いた資本主義のシステムに、限界が来ているらしいと、あちらこちらから漏れ聞こえてきます。
しかし、何が起こったって、それは悪いことじゃなくて、よくなるための好転反応と、私はひたすら肯定的にとらえちゃいますけどね(笑)

地球村巻頭言、特に「GNP・お金」について書かれた部分について、なるほどーと思った部分含めて、一部抜粋して、ご紹介しますね。

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★「GNPゼロ」の社会


原始的な社会や自然の中で暮らす人々は、お金を必要としないからGNPゼロです。

お金でものを売ったり買ったりしない社会もGNPゼロです。自分ひとりで自給自足しなくても、村中で、分け合ったり、譲り合ったりして全体として自給自足していればGNPゼロです。

村の外から、何かを手に入れても、村の外に何かを持ち出しても、お金のやり取りがなければGNPゼロです。

こういう社会は、貧富の差が生まれず、信頼と協力で成り立っているのでとても安心で安定しています。

100年ほど前の日本の田舎や、現在のブータンの田舎も、こんな感じです。

(中略)

★マネーゲームは際限なし

マネーゲームはお金の奪い合いだから、無くなればゲームセットのはずだが、「借金」を発明することでゲームは際限なく続くようになる。

借金もGNPに加えられるから、お金は増えないのにGNPは増える。

さらに、「利子」を発明することで、お金は増えないのにGNPは増える。

お金はお金を生み、勝ち組はますます有利になる。

お金は、借金などの仕組みで、ダブって何度も貸し出されることで、お金の量よりもGNPが大きくなる。

お金のない人は、どこかからお金を借りないと生きられなくなる。

どこから借りるのか。

実は、お金はどこかで誰かが印刷しているだけなのに、その仕組みをほとんどの人は知らない。

そのことで、勝ち組に都合がいいように、お金は増えたり減ったりしている。


★こんなこと、知ってる?


現在の日本は、お金の発行総額は50兆円。

日本のGNPは500兆円だから、お金の総額よりも10倍も大きい。

これは、どういうことでしょう。

そして、日本の国民のお金(預貯金、年金、保険金も含めて)の総額は1400兆円。(総額を人口で割り算すると、1人当り約1100万円)

これは、どういうことでしょう。

おまけに、その預貯金1400兆円の大部分、1000兆円はすでに国や地方(自治体)が使い込みをして、無くなってしまっているのです。

これは、どういうことでしょう。
(つづく)

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日本で現実に発行されているお金50兆円に対し、その20倍以上の幻想のお金がいきかう不思議なシステム。
私たちは、ずーっと、巨大な幻想のシステムの中で生きていたのでしょうか。

この続きは、また来月になるそうです。




なお、11月19日渋谷で行われるの高木善之さんの講演会、

「100年先の未来のために」
 原発のない社会のつくりかた in 東京


ご紹介しようと思ったのに、もう満席になってしまったそうです。
他の東京周辺の講演会も、こちらに出ていますので、気になる方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
わかりやすく面白く、驚き深く考えさせられ、心の奥ふかくに入り込む高木さんのお話。
そして最後にはいつも、前向きな気持ちになってしまうところが、高木さんの講演の素晴らしいところです。


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