■世界が100人の村だったら・・・
動画サイトをブックマークにも入れていますが、ぜひ、最後までご覧になっていただけたらと思います。ここに表されているもので私がまず驚いた数字が、これでした。
6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍
なんと世界の約6割の富をたった6人が持っていて、その全員がアメリカ人。
私達は、より多くのお金を所有すれば成功したと思いがちですが、よく考えてみれば、その富は際限なく増え続けるものではなくて、地球にある限られた資源をお金に換算して、みなで分配しているものだから、誰かかよけいに取れば、誰かの持分が減ってしまうということです。
これは、100人の人が、「世界の富」というプールで泳いでいると考えればわかりやすいと思います。
ちょっとへたくそだけど、こんな絵を書いてみました。
例えば夏休みと日曜日が重なった暑い日に、プールに行ったら、6対4の仕切りがついていて、広いプールに入っているのは、たった6人だけ。狭いほうには、94人が押し込められていたとしたら・・・不公平だと怒る人も出てくるだろうし、6人に対しておかしいんじゃないかと反感の気持ちもわいてくるのは当然でしょう。
広いところにいる6人だって、いつ向こうからこちらに割り込んでくるかどきどきしながら泳いでいたのでは、本当に楽しむことはできません。彼らは自分たちに満足しているようですが、内心は、常に失うことの恐怖につきまとわれているのです。この仕切りのひき方は、大きな目で見れば誰にとっても幸福な線引きではありませんよね。
この広いところにいる6人にとっては、狭いところにいる人たちが気がついて、いっせいにこちらに向かってこられたら大変困ります。できれば96人の人たち同士で狭いプールの中で、けんかするなり何するなり、不満のエネルギーをその中だけで消化して欲しいと望んでいることでしょう。お金は潤沢にあるのですから、いろいろな細工も可能です。
さらに狭い側の94人の試練は、まだまだあります。この狭い仕切りは、さらに細かい仕切りがあって、仕切りから出られなくて、身動きとれずに苦しんでいる人が多勢います。
80人は標準以下の居住環境に住み
70人は文字が読めません
50人は栄養失調に苦しみ
1人が瀕死の状態にあり
1人はいま、生まれようとしています
1人は(そうたった1人)は大学の教育を受け
そしてたった1人だけがコンピューターを所有しています
この不公平を解消するのはとても簡単なこと・・・仕切りをとって、富を世界中で分け合えばいいのですからね。
反面とても、難しいこと。持っている人々は、今の生活を変えることはできないし、怖いことだと思っているからです。
でもでもでも。線引きをもう少し左に寄せようとしている人が出てくるのではないか・・・と、期待しているのです。平和的な解決のためには、広い方にいる人自らが少し譲る姿勢が必要なんです。いっぺんに広げなくてもいい、6人それぞれが半歩ずつでも譲ってゆき、ある日突然、仕切りがなくなってしまうこともあるかもしれない。
・・・ベルリンの壁が崩れたように。あれは当時の東側のリーダー、ゴルバチョフ氏のパワーが可能にさせたことでした。
今後一番必要なのは、西側のリーダーの資質です。
【追記10.22】
先ほど、gooニュースを見ていたら、偶然トップにこんな記事がありました。アメリカ企業の最高責任者や社長の7割は、自分たちの働きよりもらっている給料が高すぎると自ら思っているらしいです。広いほうのプールにいる人が、自ら変わることこそがもっとも平和的な解決です。期待していますよ。
■「私たちの給料は高すぎる」と米企業トップたちは――フィナンシャル・タイムズ(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース
■まずは、手を差し伸べることから・・個人でできること
私達は一人ひとり、個人的な存在で政治を変えるなんて大変なことだと思いがちです。しかし、良くも悪くも一人ひとりの意識が、社会の空気を変え、政治を変え、世界を変えてしまうことは可能なことです。
北九州市で、生活保護を打ち切られて餓死した男性がいました。おにぎりが食べたいと、ノートに書き残して・・・。毎日、捨てられる食料が山ほどあるこの国で、こんなことが起こってしまうのは、なぜなんだろう。行政の仕打ちは、小泉改革=地方や弱者切捨て改革が目に見える形で現れた、氷山の一角なのだとも思う。だけどそれだけじゃなくて、行政ときっと私たち全員の責任なんだと思うのです。
病気の一人暮らしの人に対して、誰も助けてあげられなかった・・・そんな社会にしてしまったのは、自己責任とか、競争は善とか、わけもなく追い立てられ続けて、いつの間にか、人に対する思いやりを忘れてしまった私たちみんななんだと思う。
だから、私は、この男性に謝りたい。あなたに1個のおにぎりすら届けられなかった、本当にごめんなさい・・・。
以前コンサートで聞いたEPOさんの素敵な歌を見つけました。電車のなかで、厳しい状況の中で生きている子どもの写真の広告を見て、作った歌だそうです。
Epo (エポ) - 見知らぬ手と手
【見知らぬ手と手】歌詞はこちら
私はコンサートでこの歌を聴きながら、泣けてきて仕方なかったのだけれど、エポさんの気持ちが心にびんびん響いてしまったからですね。エポさんのラストの顔のアップでどんな気持ちでこの曲を作られたのかよくわかったから。
参考記事 ★国内で餓死する人が増えてきた
★エポさんのオーラ
参考サイト ★動画で見る100人の村
動画サイトをブックマークにも入れていますが、ぜひ、最後までご覧になっていただけたらと思います。ここに表されているもので私がまず驚いた数字が、これでした。
6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍
なんと世界の約6割の富をたった6人が持っていて、その全員がアメリカ人。
私達は、より多くのお金を所有すれば成功したと思いがちですが、よく考えてみれば、その富は際限なく増え続けるものではなくて、地球にある限られた資源をお金に換算して、みなで分配しているものだから、誰かかよけいに取れば、誰かの持分が減ってしまうということです。
これは、100人の人が、「世界の富」というプールで泳いでいると考えればわかりやすいと思います。
ちょっとへたくそだけど、こんな絵を書いてみました。
例えば夏休みと日曜日が重なった暑い日に、プールに行ったら、6対4の仕切りがついていて、広いプールに入っているのは、たった6人だけ。狭いほうには、94人が押し込められていたとしたら・・・不公平だと怒る人も出てくるだろうし、6人に対しておかしいんじゃないかと反感の気持ちもわいてくるのは当然でしょう。
広いところにいる6人だって、いつ向こうからこちらに割り込んでくるかどきどきしながら泳いでいたのでは、本当に楽しむことはできません。彼らは自分たちに満足しているようですが、内心は、常に失うことの恐怖につきまとわれているのです。この仕切りのひき方は、大きな目で見れば誰にとっても幸福な線引きではありませんよね。
この広いところにいる6人にとっては、狭いところにいる人たちが気がついて、いっせいにこちらに向かってこられたら大変困ります。できれば96人の人たち同士で狭いプールの中で、けんかするなり何するなり、不満のエネルギーをその中だけで消化して欲しいと望んでいることでしょう。お金は潤沢にあるのですから、いろいろな細工も可能です。
さらに狭い側の94人の試練は、まだまだあります。この狭い仕切りは、さらに細かい仕切りがあって、仕切りから出られなくて、身動きとれずに苦しんでいる人が多勢います。
80人は標準以下の居住環境に住み
70人は文字が読めません
50人は栄養失調に苦しみ
1人が瀕死の状態にあり
1人はいま、生まれようとしています
1人は(そうたった1人)は大学の教育を受け
そしてたった1人だけがコンピューターを所有しています
この不公平を解消するのはとても簡単なこと・・・仕切りをとって、富を世界中で分け合えばいいのですからね。
反面とても、難しいこと。持っている人々は、今の生活を変えることはできないし、怖いことだと思っているからです。
でもでもでも。線引きをもう少し左に寄せようとしている人が出てくるのではないか・・・と、期待しているのです。平和的な解決のためには、広い方にいる人自らが少し譲る姿勢が必要なんです。いっぺんに広げなくてもいい、6人それぞれが半歩ずつでも譲ってゆき、ある日突然、仕切りがなくなってしまうこともあるかもしれない。
・・・ベルリンの壁が崩れたように。あれは当時の東側のリーダー、ゴルバチョフ氏のパワーが可能にさせたことでした。
今後一番必要なのは、西側のリーダーの資質です。
【追記10.22】
先ほど、gooニュースを見ていたら、偶然トップにこんな記事がありました。アメリカ企業の最高責任者や社長の7割は、自分たちの働きよりもらっている給料が高すぎると自ら思っているらしいです。広いほうのプールにいる人が、自ら変わることこそがもっとも平和的な解決です。期待していますよ。
■「私たちの給料は高すぎる」と米企業トップたちは――フィナンシャル・タイムズ(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース
■まずは、手を差し伸べることから・・個人でできること
私達は一人ひとり、個人的な存在で政治を変えるなんて大変なことだと思いがちです。しかし、良くも悪くも一人ひとりの意識が、社会の空気を変え、政治を変え、世界を変えてしまうことは可能なことです。
北九州市で、生活保護を打ち切られて餓死した男性がいました。おにぎりが食べたいと、ノートに書き残して・・・。毎日、捨てられる食料が山ほどあるこの国で、こんなことが起こってしまうのは、なぜなんだろう。行政の仕打ちは、小泉改革=地方や弱者切捨て改革が目に見える形で現れた、氷山の一角なのだとも思う。だけどそれだけじゃなくて、行政ときっと私たち全員の責任なんだと思うのです。
病気の一人暮らしの人に対して、誰も助けてあげられなかった・・・そんな社会にしてしまったのは、自己責任とか、競争は善とか、わけもなく追い立てられ続けて、いつの間にか、人に対する思いやりを忘れてしまった私たちみんななんだと思う。
だから、私は、この男性に謝りたい。あなたに1個のおにぎりすら届けられなかった、本当にごめんなさい・・・。
以前コンサートで聞いたEPOさんの素敵な歌を見つけました。電車のなかで、厳しい状況の中で生きている子どもの写真の広告を見て、作った歌だそうです。
【見知らぬ手と手】歌詞はこちら
私はコンサートでこの歌を聴きながら、泣けてきて仕方なかったのだけれど、エポさんの気持ちが心にびんびん響いてしまったからですね。エポさんのラストの顔のアップでどんな気持ちでこの曲を作られたのかよくわかったから。
参考記事 ★国内で餓死する人が増えてきた
★エポさんのオーラ
参考サイト ★動画で見る100人の村
いつも素晴らしいエネルギーをありがとうございます。
金木犀さんのお言葉
・広い方にいる人自らが少し譲る姿勢が必要
・今後一番必要なのは、西側のリーダーの資質
・一人ひとりの意識が、社会の空気を変え、政治を変え、世界を変えてしまうことは可能
その通りですね。
そして同時に私たちのように統合的な意識で
在る存在が全ての存在と生命の幸福のために
人々を社会を先導していく、エネルギーを発信していく、という意識も大切だと思います。
なぜなら、私たちのような存在は権力や富ということに関心がないため、それがゆえに不安と分離の存在が人々を社会を先導してしまっているからです。
勿論、この経験も、どの星も経験し
それを経て成長してきたことであり
素晴らしく面白い経験ですが
もう私たちはみんな、次へいこう☆
という準備ができているように感じます。
(詳しくは、書籍「テオドールから地球へ」
、続刊「地球の目醒め テオドールから地球へ 2 」が参考になるかもしれません。)
私たちはそのようなリーダーの一人として
今をこれからを生きていきましょう。
ありがとうございます。
また感じるところが多いですね。
今日のエントリーで紹介させていただきました。
私は画が描けないので、画もお借りしました。
勝手にすみません。
事後報告になってしまいごめんなさい!^^;
これからもよろしくお願いします
いつも含蓄のあるコメントをいただきありがとうございます。
>なぜなら、私たちのような存在は権力や富ということに関心がないため、それがゆえに不安と分離の存在が人々を社会を先導してしまっているからです。
なるほど。言葉を変えると、社会を先導したがるのは、権力や富に関心がある人間だから、こんなふうな世界になってしまったということでしょうか。
現状を見ればその通りですね。彼らの不安や恐れが、地球を傷つけているのは、事実です。
>私たちはそのようなリーダーの一人として
今をこれからを生きていきましょう。
私がリーダーかどうかは全然自信がありませんが・・・
今が人類の進化のときならば、微力であっても風を吹かせていきたいと思っています。
☆★☆★☆★☆さん、いつもご支援ありがとうございます。
時々こっそり「わんばらんす」さんへお邪魔してましたので、記事を紹介してくださって、大変光栄です。
ありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
EPOさんのエネルギー素晴らしいですね。
見知らぬ手と手、曲をつくられた際の感情と
歌われている際のエネルギーにすごく同調しました。EPOさんや金木犀さんのお気持ちが私もよくわかります。
そして、うふふふのLIVE動画も拝見したのですが最後の挨拶の言葉のエネルギーだけでも
素敵な人だ~というのがわかりウルッときました。
また先日のビックイシューの記事もありがとうございます。私の利用している駅から数駅先にも売り子さんがいることがわかり
早速買いにいったのですけど
時間が遅すぎたのか、もういらっしゃいませんでした。次回お会いできたら購入して石鹸なども差しあげます☆
多国籍企業が、途上国の栄養ある土地と水を奪って、輸出する果物を作っている光景でした。
現地の人はその果物の横で、水も飲めず 食糧も得ることができず、3秒に一人死んでいるのです。
食糧自給率が低い、ということは、途上国の人の食糧をうばっているということなのです。ショックでした。
あとで、映像を紹介しますね。
大ショックを受けました。でも希望もあります。
http://www.news.janjan.jp/living/0706/0706187511/1.php
ありがとうございます。
わかっていただけて、とてもうれしいです。
うれしいなあ。幸せ。
非戦さん
まだ3分の一しか見てないのですが、非戦さんの気持ち、よくわかります。巨大地震のようなショックは、人の心の方向性を変えます。私も以前、この上村さんがいらしたネットワーク地球村(実は会員です)の高木善之さんの講演に行って、生き方が変わりました。上村さんにも以前ちょっとだけお会いしたことがあります。続きまた、見ますね。ありがとうございまいた。