誕生日

昨日は私の、62歳の誕生日でした。

とはいえテンションの低い我が夫婦ですから・・・

オシャレなレストランを予約して、ちょっとマシなものを着て、私などはメイクなんかしちゃって、

キャンドルライト・ディナー？

うわ～考えただけでメンドクサくて疲れちゃう！

普段通りの一日を過ごしましたとさ

 

「一月に3週間も日本に行って楽しい思いをさせてもらったのだから、何も欲しい物はないからね」

と宣言しておきましたが、オットーからはこんなプレゼントをいただきました

チョコレートと、モバイルバッテリーを充電するためのACアダプター（？）です。

先日私が「モバイルバッテリーへの充電が遅い」とこぼしたところ、なんでもそのとき使っていたアダプターは、

アンペア数が低かった（？）せいで時間がかかるとか（？）。 （←バカ）

それでこのアダプターを、プレゼントの一部として買ってくれたようです。有り難や。

 

午前中、散歩のついでにスーパー・テスコに寄ったら、私の好物で唯一好きなアルコール、

ベイリース・アイリッシュ・クリーム1ℓ入りが、安売りされていて！

22ポンド（4,150円）のところが、クラブカード（無料で発行してもらえる顧客カード）を使えば、13ポンド！

しかも1ℓ入りは、最後の1本！

これはもう私に「買え」という神様の思し召しと思い、買わせていただきました。

ついでと言っては何ですが、小さいケーキも。誕生日ですもんね。

ケーキも3.25ポンド（614円）のところが、クラブカード利用で2.50ポンドでした。

 

帰宅後ブランチして（16時間断食ダイエットは今もゆる～く続けています）、

午後は3時間ほど、今年初めての庭しごとをしました。

ずっと天気が不安定で、晴れたと思ったら週末の私の仕事日だったりして、

昨日が初めてだったんです、ようやく庭に出られたのは。

3時間ひたすら、裏庭の枯れ枝や枯れ茎を取り除いて、見栄えを良くしました。

 

満足したし腰も痛くなってきたので屋内に入ったら、ムスメからのプレゼントが届いていました。

アフタヌーン・ティー・セットです！

さすが我が娘、私の好物をわかっていらっしゃる

 

同封されていたパンフによると、「到着後は冷蔵保管し、できれば二日以内に食べ切ってください」、

「スコーンは5～6分オーブンで温めてから食べることをお勧めします」、とのことでした。

幸い私が買ったケーキは生クリームではなくバタークリームのケーキで、

（そしてイギリスのケーキは大抵そうなんですが、）

賞味期限は3月15日と長いので、

ムスメからのアフタヌーン・ティー・セットを先にいただくことにしました。

ありがとう～！！

 

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こんな風に平凡な、でも普通で平和な誕生日を迎えると、心の奥に、どうしても罪悪感を覚えてしまいます。

戦火に追われ、明日どころか数分後の命の保障もなく、飢え、疲れ切り、暗闇で震える人々を思うと・・・

わざわざ殺し合いをせずとも、自然災害だの、事故だの、不治の病だの、疫病だのと、

人が命を奪われる原因は十分にあります。

人がこの世に生きていられる時間だって、どう足掻いても限りがあります。

人の一生なんて、地球の歴史に比べたら、一瞬のようなもの。

なぜその限られた時間を、お互いに助け合ってより良いものにすべく、仲良く共存・協力できないのでしょう・・・

 

「平凡な日常」は、「健康」と同様、失ってはじめてそれがどれほど貴重なものだったかを、実感するものですよね。

私の次の誕生日も、平和で平凡な一日となるよう祈ります。