ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

2024年1月の日本(15) いちばん良かった宿

2024-03-12 23:26:51 | ホリデー

しつこく引張っております、1月の日本行きに関する記事!

将来読み返して愉しむために記録しておきたいので、もうちょっとだけ、お付き合い願いますね。

1月の日本行きでは、全部で22泊したのですが、私にはもう実家はないので、全部がホテル泊でした。

泊まったホテルは、全部で8ヶ所。

そのうちいちばん良かった宿について、書いておきたいと思います。

 

京都で四泊した、 鈴 東福寺鴨川 です!

 

なんとこの宿は、貸切の一軒家だったんです。

両隣のお隣りさんとくっついた、長屋というか、イギリスで言うところのテラス・ハウスの家でした。

(家の前には金網で囲われた謎のスペースがあり、その向こう側から写真を撮ったらこんな感じになってしまいました。)

 

暖簾に半ば隠れたドアが、玄関です。チェックインは京都駅近くの系列ホテルで済ませました。

そこからは、料金はホテルもちでタクシーを手配してくれ、ここまで送ってくれました。

間口は狭く、お隣さんとは本当に隙間なくピッタリくっついていました。

  

 

狭い玄関に入ると正面は壁、左手の引き戸の向こうは、簡易キッチン付の板の間になっていました。

このキッチン、調理台はなかったもののシンク、電子レンジ、電気ケトル、ネスプレッソ(!)が備わっていました。

シンク下の扉を開けると、小さな引き出しにはカトラリー、その下のスペースには食器も完備していて、そのどれもが清潔。

 

簡易キッチンの奥には茶の間、そのさらに奥には小さな庭が見える短い廊下があり、廊下を右に行くと、奥に突き出る形で洗面所と浴室がありました。

 

洗面所には洗濯機まであり、洗濯用洗剤まで置かれていたので、さっそく洗濯できて助かりました。

 

トイレは階段下にあって、茶の間のテレビに対面する壁にある襖を開けると、二階に通じるわりと急な階段がありました。

  

 

二階に上って左手の襖を開けると、殺風景な三畳間がありました。じつはこの宿のすぐ前に、高架になった大きな道路がありまして、

眠りが浅い私は、夜うるさくないかとちょっと心配していたんです。でも杞憂でした。夜はとても静かでした。

 

三畳間の奥には、ベッドがふたつ。この寝室の押入れには二組の布団がありましたから、4人まで泊まれますね。下右は、寝室の窓からの眺めです。

 

 

右隣は普通でしたが、左隣のお宅は、かなりネグレクトされているような・・・ひょっとして廃屋?

     

 

茶の間には、『町家について』 の説明書がありました。親切。

町屋(商家) - ウィキペディア (町家=町屋だそうです)

 

ホテルを探していて、まさか一軒家を借り切りできるとは思っていませんでした。ラッキー!

 

しかも本当に幸運なことに、この町家に、なんと(二人で)一泊11,000円で泊まれたんです。

本当にたまたま、料金が低く設定されていたときに予約できたみたい。

というのは・・・

当初は、ムスメの仕事が終わった翌日は、疲れているかもしれないから東京に留まって、その次の日に京都に移動するつもりでした。

それで鈴 東福寺鴨川さんには、四泊の予約を入れたんです。12月半ばのことでした。

(日本へのフライトが確定するのが遅かったため、ホテルサーチも遅くなってしまいました。)

ホテルズ・ドットコムで、料金は一泊(二人で)約61ポンド(≒11,000円)と、すごくお得だったんです。

でも考えてみたら、京都に移動するといっても、新幹線でほんの2時間半だし、しかも座っているだけですからね。

クリスマスで帰郷したムスメと相談のうえ、だったら京都にもう一泊しようと、四泊の前にもう一泊追加できないかと、

1月1日にトライしてみたんです。ところが、なんと料金が、一泊で151ポンド(≒27,200円)に跳ね上がっていました。

約2.5倍!

一泊151ポンドはホテルズ・ドットコムの料金だったので、ブッキング・ドットコムでも調べてみたんですが、

こちらはさらにお高い、一泊171ポンド(≒30,800円)でした。なにこの急上昇・・・

 

それで、京都での最初の一泊は、京都駅からすぐの、お安いホテルを選びました。

我ながらケチくさいとは思いますが、宿泊費を低く抑えるのが昔からの私のモットーなんです。

宿って、旅行中はほぼ寝に帰るだけだと思うので。

 

鈴 東福寺鴨川 - ブッキング・ドットコム / ホテルズ・ドットコム

 

宿泊費は現地払いで、四泊で44,000円、あと宿泊税が一人一泊200円なので、二人で四泊で1,600円。

京都駅に近い系列ホテルで、チェックイン時に合計で、45,600円を現金で払いました。

そこから実際に泊まる町家までは、前述した通りタクシーを呼んで送ってくれました。

15分もかからなかったと思います。

宿の最寄駅は、京都駅からひとつめの東福寺駅。

東福寺駅から宿までは徒歩5分程度で、途中にコンビニが二軒あるので、夕食はそこで買って持ち帰りました。

冬だし一軒家だから寒いのでは?と心配でしたが、各部屋にエアコンが付いているので、問題なかったです。

洗面所と浴室だけは、さすがに寒かったですが

 

京都から東京に戻る日の朝は雨降りだったので、ムスメがスマホでタクシーを呼びました。

料金はムスメのスマホから自動的に決済されたそうで、(すごっ!)と感心。

玄関ドアはオートロックなので、チェックアウトの際は、宿のカードキーを、茶の間のファイルのポケットに

差し込んでいけばいいだけでした。

ところが私、信じられないような馬鹿をしてしまいましてっ!

 

簡易キッチンのある板の間で、コート掛けからコートを取って着る間に、冷蔵庫の上にスマホを載せたんですよ。

コートを着終わって、スーツケースとバッグを持って、スマホはそこに置いたまま、・・・

ムスメと外に出て、玄関を閉めてしまったんです・・・

 

さぁ~どうするっ!? もう屋内には入れないし、タクシーは今にも着きそうだし。

こうなったらタクシーで駅近くの系列ホテルに行ってもらい、事情を話して合鍵を貸してもらい、

またタクシーで宿に戻ってくるしかないか・・・ と思いました。

幸い新幹線の時間まではまだ余裕があったもので。

そのときムスメが、4~5軒ほど離れた、似たような町家に入っていく男性を見ていて、

「あの家も貸し家っぽいから、もしかしてあの人は、ここも管理している管理人さんかも?」 と。

もう藁にもすがりつきたい心境だったので、駄目もとでその男性に訊ねたところ、なんと!

本当に管理人さんで、私たちの宿の合鍵も持っていて、開けてくださり、

私はスマホを無事手にすることができました。

まさに『地獄で仏』の心境でしたね~。

もう米搗きバッタのようにお礼を言わせていただきましたよ。

 

ということで、本当に素敵な宿に泊まることができました。

もしまた京都に行くことがあったら、ぜひまた泊まりたい・・・ けど一人では割高についてしまうし、

今回はたまたま本当に運良く低料金で泊まれたと思うので、

私がまた泊まることは、もうない・・・かな?

でも本当に清潔で快適な宿でしたから、京都で宿をお探しの方には、

鈴 東福寺鴨川

さんを、心からおススメいたします!

 

コメント    この記事についてブログを書く
« どうなる?オットーの車 | トップ | 手放しでは喜べない長生き »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ホリデー」カテゴリの最新記事