素人の焼酎評価

焼酎の美味しさ・面白さをご紹介しています。どうぞゆっくりとご覧ください。

○竹山源酔(芋)

2007年03月31日 | 評価待ち焼酎(芋)
 小正酒造さんで造られる「竹山源酔」。ここの蔵元さんの特徴の瓶包装にくるまれています。名前は良く聞きますが、今回初めて購入するに至りました。悪気はないのですが、蔵の師魂等を呑んでいて、あまりインパクトが強くない蔵元さんというイメージがあります。この焼酎は飲んでみてどのように感じられるのでしょうか?

~裏ラベルより~
 神々の宿る神秘の山々霧島山系に降り注ぐ雨は、大地と森林、そして三〇〇年の長い歳月を経て、やがて溝辺町竹山の地へと湧き出る。
 この竹山の源水は名水の条件等を備える最良の天然地下水で、身体の健康を整えるのに不可欠なカルシウム、マグネシウムが理想的なバランスで含まれています。
 造りにおいては、焼酎の味わいを左右する水にひたすらこだわり、契約農家の手で端正に育てられたさつま芋を原料とし、全量黒麹で仕込まれています。
 この原酒をさらに「かめ壺」で熟成することにより、コクと旨味をかもし出しています。
 この熟成された原酒と、ミネラルのバランスが最適である竹山の源水とが、非常になじみが良く、まろやかで口当たりの良い「竹山源酔」が産まれました。

○鹿王の宴(芋)

2007年03月30日 | 評価待ち焼酎(芋)
 父子鷹様より頂いた焼酎です。どうも有り難うございます。これは奈良県の焼酎で、ビックリしたんで巣が「八木酒造」さんの焼酎になります。とはいうものの、熟柿等で知られる八木酒造さんとは違います。奈良県の蔵元さんです。黒麹・常圧蒸留・黄金千貫を使用して造られた焼酎です。鹿児島・宮崎以外の焼酎は殆ど飲んだことがないので、これまた楽しみな焼酎ですね。

~裏ラベルより~
 契約栽培された奈良県産のさつま芋「黄金千貫」と、奈良県産の米から作った黒麹を原料に、世界遺産登録の「春日山原始林」の山麓、通称「清水通り」の地にて、清冽な地下水を仕込水に使用し、〔奈良県産〕にこだわって造った本格芋焼酎。
 常圧蒸留することで、芋焼酎の豊潤な香りとコクのある濃厚な味に仕上げました。

◆さつま寿原酒(芋)

2007年03月29日 | 評価済み焼酎(芋)
 あのさつま寿の原酒になります。蔵元さんは尾込商店さん。さつま寿旬の原酒もあったら是非呑んでみたいですね。4合瓶で3000円と、買うには結構躊躇してしまう価格です。今回たんたん亭から頂いたので、初めて呑んでみました。
 お湯割りから呑んでみました。原酒系の割りには強めではない気がします。ホッこりと甘みを感じさせながら、落ち着いて呑める、そんな焼酎だと思います。原酒の中では確かにスゴイ際だって美味しいかも知れませんね。お湯割りでここまでアルコールを感じさせないで、ゆったりと呑める原酒はあまりありません。すんなりと呑める。こんな気楽さがとても嬉しい焼酎ですね。強いて言えば、価格が安ければ一番良いんですが・・・。
 ロックではう~ん。初留取り系の焼酎に似た感覚がありますね。セメダイン臭というか、マスカット臭というか、そんな感じの風味が口の中で広がります。アルコール度数が結構高いので、呑んでいると舌がピリピリとしてきます。お湯割りでは甘さが主体だったのですが、ロックでは辛さが主体の焼酎に変化しますね。程よく冷えてもこの印象は薄まらずに、どすんと存在感を醸し出します。
 私のお薦めはお湯割りです。気楽に呑める良い焼酎だと思いますよ。やっぱりもう少し安い方が良いんですけどね・・・。

◆大和桜(芋)

2007年03月28日 | 評価済み焼酎(芋)
 今日はお世話になった方の送別会があります。以前鹿児島に住んでおられて、焼酎が好きだと言うことで、侍士の門や佐藤黒を一緒に呑もうと思っています。
 これは宮崎県で購入した焼酎です。瓶の形が非常に気に入って購入しました。美味しいという評価が多かったので結構楽しみにしていました。先日カワハギを料理したときに開栓しましたが、あまりに美味しくてすぐになくなっちゃいました。
 お湯割りで頂きました。う~ん。優しいながらもちゃんと甘みを引き出して、香りや余韻・広がりもバランス良く取れた焼酎ですね。甘すぎず、しかし芋の甘みがしっかりと引き出されていて、嫌みが泣く焼酎の美味しさを再認識させてくれます。中々無いと思いますよ、このような感覚にさせてくれる焼酎は。一瞬アルコールの臭いが感じられるな?と思うことがありますが、口の中で良く味わってみると、本当に優しい芋の味わいが感じられます。万人受け流する焼酎ではないでしょうか?塩っ気のある肴とあわせると、その味わいが更に引き立ちますね!
 ロックでは芋の味そのものがストレートに感じられますね。甘さでも辛さでもなく、その両方がバランス良く存在していて、普通に飲みやすい焼酎ではなく、味わえる焼酎だと実感します。キレが凄く良くて、呑んでいるとついつい飲み過ぎてしまい焼酎だと思います。
 私のお薦めはお湯割り、ロックどちらでもいいですね。一升瓶で全種類そろえて呑んでみたくなりました(笑

◆久耀金兵衛(芋)

2007年03月27日 | 評価済み焼酎(芋)
 久耀の金兵衛。他に久耀は七年貯蔵古酒、六年貯蔵古酒、黒久耀がある。七年貯蔵古酒はもう終売となっているので、見かけることは無いと思います。見かけたら私も欲しいです。もし見かけた方、秘密のメール待っています(笑
 お湯割りで呑みました。正直言ってビックリです。自分の地元でもしょっちゅう見かけるこの焼酎がここまで美味しいと思いませんでした。口の中に含んでみると結構しっかりとして、それでいてふくよかな味わいの焼酎だというのがよく分かります。ほくほく感もちゃんとあり、舌の上でトロ~リととろけるように味わいが伝わってきます。どこにでもある割りには、結構スゴイ実力を秘めた焼酎だと思います。私の将来のダレヤメ候補に挙がりました(笑
 ロックでは軽い甘みに大変身します。この軽いというのは口当たりのことで、口の中に含んで飲み込んだ後に、しっかりとしたコクが喉から蘇ってきます。このコクは甘さが主体で、ほんのりと優しい芋の甘みだけを蘇らせて、飲んでいる人を穏やかにさせます、口の中にじんわりと芋の甘みが残り続けるので、キレを求めている方には少々しつこく感じるかも知れません。
 私のお薦めはお湯割りとロックです。いつでも売っている焼酎と思い、中々買いませんでしたが、これだけの力を秘めているとは思いませんでした。これはお勧めですね。久耀七年貯蔵古酒、六年貯蔵古酒、金兵衛、黒久耀と一気に飲み比べてみたいですね。

◆泰明(麦)

2007年03月25日 | 評価済み焼酎(麦)
 特蒸泰明という銘柄もありますが、こちらは普通の泰明です。藤居醸造さんで造られる麦焼酎になります。
 お湯割りで呑みました。口当たりが優しく呑みやすいですね。ただ呑みやすいだけではないです。しっかりと麦の味を感じさせます。特蒸泰明に比べれば確かにパンチ力は劣りますが、ゆっくりと麦の味を味わいながら飲むには丁度良いと思います。肴を食べながらならば、特蒸よりもこちらをお勧めします。私的には特蒸よりもこちらの方が好きかも知れません。甘さが程よく強く感じられますので美味しいですね。この甘さが気に入りました。
 ロックは特蒸と殆ど同じ印象を受けました。麦としての味わいもしっかりと感じられるし、甘さもちゃんとした感じで口の中に広がります。不自然なわけではなく自然に口で広がるのですごく飲み良いです。甘さは本当にバランスが取れていて、何でこんなに麦から甘さが出るんだろう?と思う位にしっとりとした甘さが口の中全体に広がりますね。
 私のお薦めはロックお湯割りどちらでも楽しめると思います。価格は特蒸よりも安いので、こちらの方を購入して呑んだ方が良いかも知れません。

▲3月24日のダレヤメ ~さつま寿桜の同時開栓~

2007年03月24日 | いろいろ
今日は待ちに待ったさつま寿桜の開栓日です。今日が待ち遠しかったです。今日のために宮崎県の地鶏の炭火焼き鳥、鰹の刺身、マグロの刺身、厚揚げ豆腐を肴としてセレクトしました。

まずはお湯割りで呑んでみて、その粗々しさを存分に感じました。お湯割りで二杯ほど呑んだ後に、今度はロックで。これも美味しいですね。今日だけの感覚だと私はロックの方が好きかも知れません。
その傍らには当然神座も一緒に呑んでいます。桜を寝かすと、この神座になるんだなと思いつつ酒を飲んでいます。こんな晩酌も楽しいですね。
肴も美味しいです。特にこの焼き鳥が絶品です。何度食べても飽きませんね。1パック840円とちょっとお高いのですが、一人で少しずつ食べるには十分長持ちします。噛めば噛むほどに味がしみ出てくる、そんな焼き鳥です。
今日は美味しくお酒が飲めました。せっかくの土曜日なので、まだまだゆっくり呑みたいと思います。

◆大地の香味(芋)

2007年03月23日 | 評価済み焼酎(芋)
 ある酒屋さんオリジナルの焼酎です。製造蔵元は「日南娘」で有名な宮田本店さんです。優しい飲み口を想像していました。
 凄い柔らかい飲み口ですね。ものすごくまろやかです。甘みもスッキリとしていて、ちょっとぴりっと辛くなる。でも後味のキレが良くて、呑んでいて飽きない。こんな感じの焼酎は結構好きですね。いや~柔らかくて呑みやすいです。これは美味しいですね。
 ロックですが、芋の味わいとは全然変わった感覚の甘さが口の中に広がります。口の中に含んで、すごいフルーティーな感覚が広がりますが、それと一緒にちょっと変わった後味も口の中を占めます。何と表現すればいいのでしょうか?呑んでみて下さい(笑。冷えてもその味わいの骨格が薄れるわけでもなく、ちゃんと主張をしてくれます。
 私のお薦めはお湯割りです。一升瓶が欲しいんですけど、結構値が張るんですよね・・・。

 さて、明日は待ちに待ったさつま寿桜の開栓日ですね。楽しみで仕方ありません。おつきあい頂ける方は、おつきあい下さいね!

▲3月22日のダレヤメ ~大和桜とカワハギ~

2007年03月22日 | いろいろ
3月21日、皆さんお休みの時に、私は会社で工事があるので立ち会いのために出勤しました。その代休で22日はお休みを頂きました。朝早く起きて、長男と一緒に市場にカワハギを探しに行きました。運良くカワハギが売っていたので、2尾ほど購入しました。他に車エビとか美味しそうな肴が沢山ありましたが我慢してカワハギだけに。

夕方頃ゆっくりとカワハギを捌き始めましたが、今回のカワハギは2匹ともものすごく肝が大きかったです。更に卵までオマケについていました。

まずは定番の肝醤油によるお刺身ですね。

あとは頭を兜割りして、煮付けにしました。

これは今回初めて造ってみた。唐揚げです。下手くそなので焦げました(泣

せっかくの肴なので、何か新しいのを開けたいと思い、思いついたのが「大和桜」です。う~ん。美味しい!一晩で3合位呑んじゃいました(笑

大事に呑まないといけませんね。一升瓶や、35度を購入しようと今計画しています(

◆黒師(芋)

2007年03月21日 | 評価済み焼酎(芋)
 焼酎オーソリティー限定の焼酎です。黒麹仕込の焼酎で、明石酒造さんの焼酎になります。
 お湯割りで呑みました。中々甘みがあり、舌にゆったりとした甘さをじわじわと感じさせてくれます。一杯目に多少濃いものを呑んでいてもしっかりと味わえます。決して濃い焼酎というわけではないのですが、ちゃんとお芋の味を感じさせてくれる焼酎なんですね。自分の家の近場でこのような焼酎が売っているとは思いませんでした。
 ロックです。うん。これもしっかりと芋の味わいが感じられますね。甘みが主体の芋焼酎ですね。口に含んで甘みが口の中全体に感じられて、結構美味しいですね。冷えすぎるとその甘みの特徴が薄まってしまい、芋の味わいが殆ど消えてしまいます。まるで砂糖水を呑んでいるような感覚になってしまいます。
 私のお薦めはお湯割りですね。鹿児島の芋焼酎ですが、鹿児島では手に入らないかも知れません。最近これの白麹が販売されました。それも試しに飲んでみたいですね。

○龍(麦)

2007年03月20日 | 評価待ち焼酎(麦)
 以前ご紹介したろん。原酒(ろんてんげんしゅ)のレギュラーバージョンです。これはそのまま「ろんてん」と読みます。原酒とは違って漢字で書いてあります。先日桜を買いに行って、売っていなかったお店で見かけたので購入してきました。an様より濃い麦と言うことで教えて頂いたので、常々呑みたいと思っていました。原酒と飲み比べするのが非常に楽しみな焼酎にですね。酒造会社は大手門酒造さんです。ここは不阿羅王で有名です。ここのお酒はあまり買う機会がない(比較的価格が高めの性もあるのですが)ですが、そのうち呑んでみたいですね。

○黄麹蔵(芋)

2007年03月19日 | 評価待ち焼酎(芋)
 国分酒造さんの焼酎黄麹蔵です。以前とはラベルが変更になりましたね。焼酎の中では珍しい黄麹で造られています。アルコール度数は25度です。ラベルが変わる前に呑んだことがありますが結構美味しかったです。黄麹の焼酎は自分に合うのか解りませんが、外れがあまりない気がします。いつでも購入できる割りには、ゆっくりと美味しく飲める焼酎ですので、結構気に入っています。今回ちゃんと評価して見たいと思います。

○さつま寿桜(芋)

2007年03月18日 | 評価待ち焼酎(芋)
 やっと購入することが出来ました。さつま寿と名前が付いていますが、実際は神座の寝かせていない状態のお酒になります。これから2~3年間寝かせると「神座」という焼酎になります。
 今回初めて購入しましたが、季節ものの焼酎をゲットするのは非常に苦労しますね。行く店全てがタイミングが悪く手に入りませんでした。最後にやっと運が廻ってきて手に入れることが出来ました。
 昨日神戸と富山と神奈川からお客さんが見えられて、皆さんと一緒に呑みました。皆さんも桜を購入できていて、一緒に開栓することとなりました。24日の土曜日にさつま寿桜を開栓しますので、もし何時呑もうか迷っている方は、一緒に開栓しましょう。

~追伸~

livedoorにブログを移行させようとして今頑張っていますが、いまいち取り扱い方法が解りません。と言うわけであちらへの完全移行はもうちょっと先になります。
閲覧をして頂いている方には申し訳ありませんが、今しばらくこちらでおつきあい下さい。


◆姶良(芋)

2007年03月14日 | 評価済み焼酎(芋)
 白金酒造さんの焼酎です。ron様が美味しいとおっしゃっていたので、早く呑みたいと思っていました。病み上がりにいきなり開栓して呑んでしまいました。
 お湯割りでまず一口。ron様がおっしゃっていた「好みが分かれすよ」の意味がよく分かりました。暖かめのお湯割りでは、辛さが引き立ち、少々呑みにくい感じになりますね。
しかし温くなってくるとどうでしょうか?全然表情が変わりますね。辛さは確かにあるのですが、その辛さよりも甘さの深みがものすごく強くなります。これは面白い焼酎ですね。温めで呑むと口の中でこじんまりとしていますが、舌にピリピリとその存在をアピールしますね。後味は結構口の中に後まで残るので、その余韻に浸ることが出来ます。
 ロックで。これは呑みやすいですね。結構しっかりとした味があり、それでいてとろけるように舌の上で踊ってくれます。飲み込んだ後に多少の辛さが喉の奥から蘇ってきますが、それほど苦にならない感じです。ロックで呑むとどうしてもインパクトが無くなる焼酎が多いですが、この焼酎はそんなことありません。お湯割りとは全然違う表情が楽しめる焼酎ですね。いや~、美味しかった!
 私のお薦めは断然ロックです。好みが別れるのはお湯割りの方で、ロックで呑んでみたら大体の方が美味しく感じられると思います。これは本当に美味しい!また買いたいですね。関東にも取扱店があれば良いんですけど・・・。

◆特蒸泰明(麦)

2007年03月13日 | 評価済み焼酎(麦)
 an様から紹介いただいた焼酎。麦焼酎に結構興味を持ち始めた時に色々と教えてもらいました。
 お湯割りで呑みました。確かに濃い味ですね。濃い味なのですが香ばしい系ではなく、味わい系だと思います。甘みが結構引き立っている感じですので、結構杯が進むのではないでしょうか?濃い味な割りには後味がスッキリとしているので、飲み出すと止まらなくなる焼酎だと思います。私は結構好きな味ですね。
 ロックでは、うん。しっかりと麦の味が感じられますね。当たり前かも知れませんけど(笑。麦の甘みが凄く活かされていて、本当に良くできた焼酎だと思います。味が濃いながら、後味のキレが良く、それでいて余韻も楽しめます。口の中の後味が綺麗に切れるからそう思うのでしょうか?ほのかに口の中で何時までも香る印象がとても好印象を与えます。
 私のお薦めはお湯割りでもロックでも美味しいです。濃い麦焼酎をお探しの方、兼八に変わる焼酎をお探しの方、是非おためし下さい。