素人の焼酎評価

焼酎の美味しさ・面白さをご紹介しています。どうぞゆっくりとご覧ください。

○道満斗羅(芋)

2006年06月30日 | 評価待ち焼酎(芋)
ギルド系の焼酎「道満 斗羅」。「どうまん とら」と読む。ラベルには虎の絵が描かれており、「made in japan」と記されている。大手門酒造さんで造られている焼酎で、ここの蔵元さんは「不阿羅王」で有名な会社。「不阿羅王」は昔飲んだことあるが、良く味を覚えていない。印象に残っているのは飲みやすかったと言うことだけ。これでギルド系の芋焼酎が殆ど全てそろった。そろったら・・・。フフフフフ・・・・。楽しみだなぁ・・・。

~ラベルより~
 妙に気になる焼酎がある。聞くと宮崎産の選び抜いたさつま芋を使い、製造から蒸留まで並々ならぬ愛情を込めて造ったものと聞く。飲むと確かに造り手の情熱が伝わり、胸が熱くなる。
 これはとても貴重な酒だと痛感した。
 古より、畏敬の対象とされ特にその子において貴いものの象徴とされるある動物のイメージがよぎった。
 この酒あえて一言表現すると「まさにとらの子だね」。

◆国比べ(芋)

2006年06月26日 | 評価済み焼酎(芋)
 原口酒造さんの焼酎「国比べ」。故美空ひばり氏の曲名をそのまま焼酎の名前にしたもの。数件の酒販店でこの名前の所有権を購入したため数件の酒屋さんでしか手に入らない。とはいうものの、在庫切れを起こしている商品でもないので、いつでも買える気がする。
 まずはロックから。しっかりとしたコクがある。少々甘いフルーツの様な香りがして、口に含んだ瞬間に、それが喉の奥まで通り抜ける。それが一瞬にして消えて若い、甘い芋の味がしてくる。コクがしっかりしているので、口の中に結構残る。残る味は甘味が殆ど。
 お次はお湯割りで。飲み口がいい。一瞬梅酒のような軽やかさ、まろやかさが感じられる。これもとろけるような口の中での感じ方で、ついつい飲んでしまう。ロックで感じたコクのしっかりさは、ここではまろやかさに変化している。ロックの味を想像して飲むと、少々肩すかしを食らう感じだが、結構飲んでいて面白い。ここまで変わるものなんだ。
 私のお薦めはお湯割りです。がんこ焼酎屋と同じで、お湯割りをゆっくりと飲みたい。

○屋久の石楠花(芋)

2006年06月25日 | 評価待ち焼酎(芋)
 三岳酒造の屋久の石楠花。「やくのしゃくなげ」と読む。鹿児島の2店限定販売のため、なかなかお目にかかれない焼酎だと思う。ラベルが非常に綺麗で、華やかな味をイメージするがどうだろうか?プレミアがついていて、オークションで一万円弱の金額がついている。正直なんだかなぁ・・。と言った感じがする。これら三岳酒造を飲むときは当然一気に開封するつもり。三岳はなんだかんだ言って買うとすぐ飲んでしまうので在庫がない。そういえば最近あまり見かけなくなったなぁ・・・。都内に売っているようなので購入しに行こう。三岳の35度があったら是非飲んでみたいんだけど・・・。

○かたつむり(芋)

2006年06月24日 | 評価待ち焼酎(芋)
 三和酒造さんの焼酎かたつむり。裏ラベルには「さつま無双グループ」と記載してあった。どういう事なんでしょう?よくわかりません。解る人がいらっしゃったら教えて下さい。一体どんな事を考えてこの焼酎の名前を付けたのだろうか?「かたつむり」という字を「片瞑」ともじって書いてある。表ラベルには「焦ることなくゆっくりとただその道を歩んでゆく時には立ち止まり目を瞑りそんなふうでいい」と書いてあった。蔵元さん的にはゆっくりと飲んでねと言うことだろう。かしこまって飲まずに、だらだら飲んで下さいという、ダレヤメを意識してこのように書いてくれたんだろう。
 味の方は未知数です。今ある開封済みを空けたら飲んでみようかな?

○むかしむかし(芋)

2006年06月23日 | 評価待ち焼酎(芋)
 丸西焼酎合資会社さんの焼酎「むかしむかし」。蓋の封緘にシリアルナンバーがついている。私のは「申六百八拾四番」と書いてある。これは転売防止のために記載されているのだろうか?以前より欲しいと思っていたのだが、古酒櫻井を飲んで、更に古酒が欲しくなった。そこでやっと購入出来ることが出来た。最近は比較的良く見かけるようになってきたので、飲んで美味しかったらまた購入したいと思う。ラベルには二十年古酒ブレンドと記載してある。最近出荷されているものは二十年古酒が無くなってしまったため、古酒ブレンドではなくなっているらしい。さていつ飲もうか?飲みたいものがたくさんあるので、飲む順番に困ってしまう。

○私領 五番隊(芋)

2006年06月22日 | 評価待ち焼酎(芋)
 こちらも侍士の会の焼酎で、或る意味一番入手しにくい気がする。この焼酎も大石酒造さんの焼酎。この焼酎は黒麹で創られている。甕御前よりは多く作られているのだが、特約店はすごく少ないような気がする。まだこれは飲んだこと無い。飲むのが非常に楽しみ。侍士の会の焼酎を一気に飲み比べてみるのも楽しいと思う。でもそれはかなり贅沢な飲み比べになるんだろうな・・・。

~侍士の会より~
鹿児島県曽於郡大隅町の甘藷生産業者から「日本・侍士の会」へ大隅町のために熱き思いの焼酎を造ってもらいたいと依頼され、薩摩大隅の歴史の色濃い「私領 五番隊」として450本製造。H16年からは3,800本程が全国一部(九州限定)の限られた侍士の会特約店で紹介。
【阿久根 大石酒造】

~ラベルより~
戌辰の役で、旧薩摩藩と旧庄内藩が温海町関川地区で最後の激戦の末。旧薩摩藩軍を破り私領五番隊の功績を認められ岩川郷となる。
その激戦地、塩梅町とは「戌辰の役」を取り持つ縁で交流を続けている。
≪作目録≫
造り/黒麹・麹米(大隅町産)さつま芋(ベジータレッド)※生産者育成新品種の貴重な芋である。
原材料/さつま芋・米麹
アルコール度数25度
容量1800ml

○甕御前(芋)

2006年06月21日 | 評価待ち焼酎(芋)
 侍士の会の焼酎。造りは大石酒造さんの焼酎。黄麹を使用している。入手はかなり難しくて、運良く入手できる場所の近くの人だけしか入手できない。全国には毎月270本しか流通されず、東京都内ではわずか30本の流通だけ。一度たんたん亭で飲ませて頂いたが、その美味しさにびっくりした焼酎というイメージがある。この焼酎をゆっくりと飲めることに本当に感謝したい。

~侍士の会より~
貯蔵限界本数の中での甕仕込み、甕2本貯蔵の為、「日本・侍士の会」一部(九州限定)での紹介。年間930本ほどが毎年仕込まれる。黄麹100%補酸無し。「知らずして語る無かれ、知るひとぞ知る惚れられる銘酒逸品」
【阿久根 大石酒造】

~ラベルより~
錬酎の証明
蔵は八丈焼酎之祖で或る丹宗庄右衛門が帰還に至る湊に近い、小さな造り焼酎屋。
夫婦の仕込む掛け声、芋樽担ぎ手の威勢が蔵を引き締め、甕からは、沸々と酒神が語り踊り出すように香が漂う。
阿久根蔵匠
造り/黄麹使用 補酸無し 米麹(財部産) 甕仕込み
原材料/薩摩芋・米麹
アルコール度数25度
容量1800ml

◆がんこ焼酎屋(芋)

2006年06月18日 | 評価済み焼酎(芋)
 大石酒造さんの焼酎。名前にインパクトがあったので、一度飲んでみたいと思っていた。出来たら35度も一緒に飲みたかったのだが、とりあえず今回は25度だけで。
 まずはお湯割りで。結構濃厚かと思っていたが、思っていた程ではない。ガツン系と言うより「もったり系」(?)と言った感じ。口の中に含んで舌に触れたとたんに舌にまとわりつくような甘さが広がる。この広がりがすごく杯を進ませ、ついつい飲んでしまう。温いお湯割りでは更にそれがはっきり出てくる。濃いめではあるがガツン迄は行かない。まろやか・飲みやすい系ではないが、すいすいと飲める。これは旨い!
 お次はロックで。なかなかコクがあって美味しい。口の中での広がりは強めで、辛さが少し強めに出ている。後味ではかなり長い間口に残る気がする。初めの方ではアルコールが強いのが気にならないが、飲み続けるにつれて段々気になる様になる。飲んでみて思ったが、名前通り「がんこ」な杜氏さんが手がけたのが頷ける。
 これは美味しいです。お勧めは何と言ってもお湯割り。冬場にもう一度鍋でもつつきながら飲みたい焼酎です。

◆古酒櫻井3号タンク(芋)

2006年06月17日 | 評価済み焼酎(芋)
 櫻井酒造飲み比べの最後の銘柄。私的には今回の飲み比べで一番美味しいと思った銘柄です。価格は一升瓶で4千円を超えると言う位に高いのだが、飲んでみてその価格設定に納得し、何回でも購入をしたいと思った焼酎。タンクごとに保存期間が違い、私が飲んだのは26号タンクの古酒櫻井になります。
お湯割りでの評価
ものすごく口当たりが良く柔らかい。なめらかさはかなりすごい領域で、特筆ものだと思う。造り酒屋や佐藤に使用している関平鉱泉水も飲んだときに柔らかく感じるが、これはその領域を遙かに超えていると思う。すいすい飲んでしまう。一升瓶を開けるのに全然時間がかからない。
ロックでの評価
ものすごい深い味わいで、ロックにしてもその味わいが落ちるわけではない。フルーティーな感覚がそのままロックにも残っている。まるでマスカットのような芳醇さがしっかりと感じられる。しかし基が飲み易いため、多く飲んでいくとだんだん薄く感じてきてしまう。
ストレートでの評価
まるで甘露のような甘さ。マスカット臭がして、フルーツの甘味がする。他の櫻井も美味しいが、それらとは一線を越えている程美味しい。古酒でまろやかになるが、編に雑身が出てくるものもある。しかしそれらの古酒ともかけ離れていて、ストレートでものすごく味わいが深く、コクもあり、甘くて辛い。ストレートでは今まで私が飲んだ中では飛び抜けて美味しい。

私は断じてストレートをお勧めします。冒頭にも書きましたが、何回でも購入したい焼酎です。後何回位買えるようになるんだろう・・・?

お知らせ

2006年06月16日 | いろいろ
先週右手を捻挫して右手が半不随状態になっていました。そのためパソコンが打てずにブログをお休みしていました。
幸いなことにだんだん動くようになってきましたので、土曜日からブログを再開させて頂きます。コメント頂いている方々、もう少しでお返事いたしますので、少々お待ち下さい。

霧島

2006年06月08日 | カップ焼酎
 私の奥さんのお父さんが、九州旅行の際におみやげで買ってきてくれた焼酎。「キリシマスナック」と書いてある。多分白麹の霧島だと思う。アルコール度数は20度で容量は360ml。コンビニで売っていた焼酎らしい。今まで見た360mlボトルと全然違う形をしている。まるで樽みたいな形。関東では20度焼酎は滅多に売っていないので、九州でしか見かけない焼酎だと思う。

天狗櫻

2006年06月06日 | カップ焼酎
蔵元:白石酒造株式会社
住所:鹿児島県日置郡市来町湊町3133番地
原材料:さつまいも・米こうじ
アルコール分:25度
内容量:200ml&360ml

 白石酒造さんの焼酎。この蔵では栗東が特に有名で、他に花と蝶の様な銘柄がある。これは森井象様より頂いたもので、家に帰ってよくよく見ると、少々濁りが出ている。これは多分しょうちゅうの華だろう。とても飲むのが楽しみで、しょうちゅうの華が出ていると言うことはかなり美味しいと思う。こんな感じの濁り焼酎がとても好きなんです。すぐ飲みたいですが、もうちょっと待って焼酎好きの友人と一緒に飲みたいと思います。

鶴見

2006年06月05日 | カップ焼酎
蔵元:大石酒造株式会社
住所:鹿児島県阿久根市波留1676
原材料:さつまいも・米こうじ
アルコール分:25度
内容量:200ml

 大石酒造さんの焼酎。以前これの黒麹を飲んだことはある。これは森井象様が関東来訪の際におみやげとして頂いた焼酎。有り難うございます。私のコレクション(ブログネタ)に入れさせて頂きます。近いうちに飲んでしまうと思います。ラベル云々ではなく、この字体が結構気に入っている。神奈川県にもこの地名(駅名だっけ?)があり、学生時代に良くそこに行っていた。ある意味思い出深い文字である。

○薩摩乃薫(芋)

2006年06月04日 | 評価待ち焼酎(芋)
先日のは原酒であったが、こちらはレギュラー酒。ラベルの形も大きさも同じで、ただアルコール度数が35度となっているだけの違いしかない。一見購入する際には原酒と間違いそうになる。原酒は全てビニールで包装されていたため、一緒に並んでいるときには多分間違えないだろう。先日の原酒は二千五百円程度。こちらは千八百円程度。安くてお求めやすい。味はどうだろうか?これで美味しかったら良いなぁとつくづく思う