バハレーンには古くからのクルアーンの写本を集めた『ベイトルクルアーン』(クルアーン館)という博物館状の建物があります。先日ここを訪れました。
一番古いものでは、最初にクルアーンが編纂されて間もない時代の写本というのがありました。当時はアラビア語の表記も現在とはかなり異なっていて、発音の母音記号など当然振られてなく、また普通の文字の点でさえ省略されているのです。ちょっと私には読むことができませんでした。
ですが10世紀くらいのものになると、クルアーン研究の成果が上がったからなのでしょうか。現在の表記に近くなり、また母音記号も振られていて問題なく文字を追うことができるようになります。
17世紀以降のものはもう今のクルアーンとほとんど変わりません。金の装飾や飾り文字で彩られた鮮やかなクルアーンの写本はひとつの芸術作品といったかんじです。
1000年以上の時を経て現在に伝わっているクルアーン。これって本当の意味で『奇跡』ですよね。近年まで録音技術などないため、口頭で人から人へとその読み方が伝えられたわけで。また印刷が発明されていない時代には、後世へクルアーンを伝えるために人の手により写本が作られ、それが今こうして残っているんです。まさに脈々と続く信仰の形の表れといえるでしょう。自分も神の導きでイスラームと出会うことができ、その流れに関わることができて本当に嬉しいです。
アッラーフアクバル!(神は偉大なり!)
一番古いものでは、最初にクルアーンが編纂されて間もない時代の写本というのがありました。当時はアラビア語の表記も現在とはかなり異なっていて、発音の母音記号など当然振られてなく、また普通の文字の点でさえ省略されているのです。ちょっと私には読むことができませんでした。
ですが10世紀くらいのものになると、クルアーン研究の成果が上がったからなのでしょうか。現在の表記に近くなり、また母音記号も振られていて問題なく文字を追うことができるようになります。
17世紀以降のものはもう今のクルアーンとほとんど変わりません。金の装飾や飾り文字で彩られた鮮やかなクルアーンの写本はひとつの芸術作品といったかんじです。
1000年以上の時を経て現在に伝わっているクルアーン。これって本当の意味で『奇跡』ですよね。近年まで録音技術などないため、口頭で人から人へとその読み方が伝えられたわけで。また印刷が発明されていない時代には、後世へクルアーンを伝えるために人の手により写本が作られ、それが今こうして残っているんです。まさに脈々と続く信仰の形の表れといえるでしょう。自分も神の導きでイスラームと出会うことができ、その流れに関わることができて本当に嬉しいです。
アッラーフアクバル!(神は偉大なり!)