アラブのうわさ

アラビア語、アラブ文化、イスラーム(イスラム)等に関する話題を元留学生が等身大でお伝えします!

アラビア語の翻訳ルート

2006年01月19日 18時36分19秒 | Weblog
 元々アラビア語の言葉なのに、翻訳の際に別の言語を介したため、訳された言葉が実際の発音とは違うということはよく起こることです。
 例えばイスラームの聖地は『マッカ』であるはずなのに、日本語では『メッカ』と言われることが多いですよね。また私の留学先『マディーナ』も多くの場合、『メディナ』とか『メジナ』といった形で表現されています。
 先日、カタル航空の機内食のメニューを見たとき、このカラクリと思われる表記が目に付きました。
 『マクブース』という伝統的なアラブ料理があるのですが、メニューには『マチブース』と書いてあったのです。英語の綴りを見ると『Machbous』となっていました。
 やはり英語の表記を元に日本語に訳したから『マクブース』が『マチブース』に変わってしまったのかと思われます。

荷物が出てきた!

2006年01月19日 18時34分23秒 | Weblog
 到着した翌日、空港に行ってみると荷物は届いていました。どうやらドーハ空港に置き去りにされていたようです。
 バックパックを受け取るために通された部屋は荷物置き場のようになっていて、そこには何十、何百というカバンが山積みにされていて唖然としてしまいました・・・まあ溜まり溜まってのものなのでしょうが、こういった現場を目撃すると今まで自分の荷物がちゃんと出てきたこと自体、幸運極まりないような気がしないでもありません。
 これだけロストバゲージがあったら空港の職員も一々対応していられないだろうなと思う反面、一体どうしてこんな大量にロストバゲージが溜まっているのか不思議で仕方ありません。持ち主が取りに来ないからでしょうか?それともやはりアラブだからなのでしょうか?
 今後荷物がなくならないような対策を立てる必要があるな、と考えさせられてしまっています。

あぁ、ロストバゲージ

2006年01月19日 00時02分04秒 | Weblog
 カタル航空を使ってバハレーンに来たのですが、見事に荷物が行方不明になってしまいました。
 顔面蒼白です。そのバックパックの中にはアラビア語の辞典、文法書、ウルドゥ語の参考書などごっそり入っているのに・・・不幸中の幸いなのは、友人・知人からの預かり物(エジプト・サウディ宛のもの)を機内持ち込みにしたので、それだけは手元にちゃんと残っているということでしょうか。
 バハレーンの空港の職員もやはり勤労意欲に欠けているため、対応に誠意というものは微塵も感じられず『たぶんドーハにあるよ。ドーハに。次の便で届くでしょう。インシャーアッラー・・・』と軽く流されてしまいました。さすがに不愉快になって『服もないし、生活必需品もない。どうすればいいんだ?』と語調を強めて言ったら、じゃあ当面はこれでなんとかしなさいと20ディナール(約6000円)ほど手渡してくれましたが。
 ホントに出てくるのでしょうか?でも出てこないと困ります。