赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。
 



J1第28節 浦和2×1大分@駒場

ここの数年の駒場チケットの争奪戦激化に伴い、最近では駒場でのリーグ戦についてはすっかりハナからチケットを諦めていた。しかし今回は試練の7連戦の最後の試合ということで、許されるのならば少しでも選手を後押ししたいと思いダメモトで11時くらいから浦和駅東口で「チケット譲ってください」の紙を持って立ってみた。するとわずか20分ほどで自由席のチケットを定価で譲って頂いた。仲間も自分に先んじてこの作戦で無事ゲットでき、いや本当に有難いことです。

試合まで少し時間があるので早めの昼飯にとうなぎのむさし乃@前地へ。若旦那といろいろレッズの話をしながら出来上がりを待っているうちにタレの香りが立ち込めてきて、あっという間に腹が減っていった。うな重(竹、1700円)は相変らずほわほわでなかなか美味しかった。そしてなぜかこのお店でヤマと坪井のスタメン落ちを知ることに。



試合開始30分前にぼちぼちスタに到着、クルヴァは立錐の余地もないという感じで、雛壇の階段に立つ。トップチームの試合で駒場を訪れるのはここ数年専らカップ戦のみで、リーグ戦は03年5月以来ということになるか。すっかり埼スタに慣れてしまった身にとっては、もはや懐かしささえ覚えさせられるくらいだが、やっぱり駒場は駒場でいいなあと。

ヤマの代わりに右WBに永井が入り、坪井のところにはネネが入った。個人的に永井の右WBは優雅に感じられて好きだ。ドリブルも勿論だが、クロスの精度も申し分ない。数年前のアレ左、永井右という布陣は観ていて気持ちがよかった。先制点はその永井のクロスにシトンが駆け込み久々のゴールを飾ったもの。

そんなわけで幸先の良いスタートとなったのだが、その後試合はほぼ大分ペース。浦和の選手たちは、この試合に始まったことではないが、体が重そうで、事前の報道どおり荒れたピッチにも苦労しているように見受けられた。いつものキックのターゲットであるヤマがいないためか、都築も何となくやりにくそうだった。



後半15分、浦和右サイドを崩されて失点。高めの位置をとっていた永井の裏を取られての失点との解釈になるのだろうか。それでもすぐさま(ってほどでもなかったかな?)、スローインからロビーとシトンの個人技であっと言う間に勝ち越し。その後終盤は押し込まれっぱなしでかなりヒヤヒヤさせられ、POUとも相まって大分での悪夢が脳裏を翳めたが、何とか守りきって勝ち点3確保、そして2位G大阪との勝ち点差6をキープ。来週はリーグもお休みなので、過密日程が続いていた選手たちにとっては(サポにも、か)やっとのことでの束の間の休息ということになる。適度な緊張感は維持しつつ、ゆっくりと体を休めて欲しい。心の底からそう思う。



駒場の何が良いって、浦和駅からとぼとぼ歩いてスタジアムに向かっているそのあいだから、試合を見終わってまた浦和駅に歩いて帰り、そして試合のことなどをダベりながら飲む。その一連のすべての過程が懐かしくていとおしいのだ。今日は仲間と立ち飲みモルガン@ナカギンザセブンにて「立ち飲み」ながらもゆっくりと、そして安く美味しく飲み食いできた。ほんのちょっとの無理をしてスタジアムに行って、本当に良かったなと思う。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )